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「Battlelfield 4」の超絶グラフィックスが堪能できる「Frostbite 3 Engine」のムービーが公開
ゲームエンジンの「Frostbite」は,「Battlefield: Bad Company」(PlayStation 3 / Xbox 360)用に2006年から開発されていたものが,ほかのEA DICE製タイトルでの使用を目的に改良されて生まれた。2011年には,アップグレード版となる「Frostbite 2 Engine」で開発された「Battlefield 3」(PC / PlayStation 3 / Xbox 360)が発売され,現世代ゲーム市場ではトップクラスのグラフィックスを維持している。
最新型エンジンとなるFrostbite 3は,そんな経緯もあってか,次世代グラフィックスを意識して開発が進められてきたが,iPhoneから次世代コンシューマ機までのゲーム開発をサポートするなど,汎用性が高いのも大きな特徴の1つとなっている。
実際に「Need for Speed: Rivals」のようなレーシングゲーム,RTSの「Command & Conquer」,そしてRPGの「Dragon Age III: Inquisition」と,Electronic Artsの傘下企業で開発されているさまざまなジャンルのタイトルで使用されており,Electronic Artsの開発パイプラインにおける中核的存在になっているのだ。
今回公開された映像は,このFrostbite 3が誇る性能の一端を紹介したものだ。例えば,爆風などで起こる樹木の揺れは,これまでプログラマーがシーンに応じて細かく調整してきたが,Frostbite 3の場合はゲームエンジンが半自動的にマップ全体を管理することにより,気象や爆発で風速が変化する様子を,よりダイナミックに表現できるようになった。この風速の概念は雲や海面でも同じように扱われるため,大自然の猛威もよりリアルに表現されるというわけだ。
Frostbite 3の凄さは,波の揺れが単なるギミックに終わらず,すべてのプレイヤーに共有されているところにもある。つまり,ある地点の水面のうねりは,どの方向からどのプレイヤーが見ても再現されており,高波を利用して,相手の駆逐艦に見えないように小型ボートで接近するというような,これまでのゲームにはなかった海戦も楽しめるようになるのである。
キャラクターの表情アニメーションなど,細かい部分でも表現力が大幅にアップしていることがうかがえるFrostbite 3。このグラフィックスが本当にリアルタイムで動いているのか半信半疑なゲーマーもいるかもしれないが,Battlefield 4のPC/PlayStation 3/Xbox 360版の国内発売は10月31日に決定。さらに,Frostbite 3の性能が遺憾なく発揮されそうな次世代機版も年内には発売されるはずで,あと数か月もすればじっくりとやり込めることになりそうだ。
「バトルフィールド 4」公式サイト
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(C) 2013 Electronic Arts Inc. Trademarks belong to their respective owner. All rights reserved
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