攻略
連載:今日から始める「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」。第4回はバージル/ネメシス T-型/アイアンフィスト/ドクター・ストレンジを大攻略
今回も先週に引き続き,UMvC3から新たに登場したキャラクター達を攻略していこう。今週紹介するキャラクターは,カプコンサイドからバージルとネメシス,マーベルサイドからアイアンフィスト,ドクター・ストレンジの4名。いずれ劣らぬ個性的な面々だ。
まずは新キャラクター達による対戦ムービーから掲載するので,各キャラクターの雰囲気と,実戦での立ち回りから掴んでいこう。その中で使用されているテクニックの数々は,もちろん後の各キャラ攻略で詳しく解説している。詳細な戦術と合わせ,ぜひ日々の対戦に役立ててほしい。
「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」公式サイト
連載Index
- 新キャラクター攻略
├ レッドアリーマー
├ ストライダー飛竜
├ ゴーストライダー
├ ホークアイ
├ バージル
├ ネメシス T-型
├ アイアンフィスト
├ ドクター・ストレンジ
├ 成歩堂龍一
├ フランクウェスト
├ ノヴァ
└ ロケットラクーン
バージル/「デビル メイ クライ」シリーズより
■プレイスタイル:スタンダードタイプ
■オススメオーダー:先鋒,中堅,大将
■オススメアシスト:γ
基本戦術
リーチに優れた通常技である攻撃,攻撃を軸に,近づきすぎず離れすぎずの中間距離を維持し,相手の様子をうかがっていくのが基本。ただし通常技が高性能である半面,ほかのキャラクターのように空振った通常技を必殺技でキャンセルできない。そのため空振りだけはしないよう,必ず相手に当たる間合いで出す必要がある。攻撃を当てた場合は次元斬やラウンドトリップに派生し,通常技の隙をフォローしていくのがセオリーだ。
通常技の中でもとくに強力なのがしゃがみ。空振りの隙が小さく,ヒットさせれば確認してから,+へつなげられる。ある程度間合いが近い場合は,この攻撃を主軸に立ち回ろう。
相手が近くにいる場合は,低空からジャンプ+を出すのも効果的な戦術のひとつ。ヒット時は相手がハードダウンするので,+→エアトリック→絶刀へとつなげれば,大ダメージを与えられる。
またしゃがみ,立ちが届かない遠距離では,ラウンドトリップや+でのけん制,また各種ワープ技での接近でプレッシャーをかけていきたい。
空中へ逃げようとする相手には空中投げを狙うか,もしくはジャンプで追いかける。ジャンプヒット時は,そのままジャンプ→ジャンプとつなげば,相手を地面バウンドさせられる。その後は着地から,さらに追撃していこう。相手のジャンプを地上で待ち受ける場合は,立ち,立ちで迎撃,ヒット時はへつなぐと良い。
通常技・必殺技解説
※凡例:技の種類/攻撃属性/ダメージ/特性(あれば)
立ち/上/40000 |
立ち/上/60000 |
立ち/上/85000/飛び道具相殺 |
しゃがみ/下/45000 |
しゃがみ/下/63000 |
しゃがみ/下/80000/浮かせ,飛び道具相殺 |
ジャンプ/中/43000 |
ジャンプ/中/65000/飛び道具相殺 |
ジャンプ/中/88000/飛び道具相殺 |
地上/上/90000/エリアルレイヴ始動,飛び道具相殺 |
後/上/75000/地面バウンド,飛び道具相殺 |
ジャンプ/上/90000/地面バウンド,エリアルレイヴ時叩き付け |
+/下/100000/浮かせ |
+/上/80000/空中ヒット壁バウンド |
ジャンプ+/上/90000/ハードダウン |
+はリーチが長く,隙は大きいものの飛び道具感覚で使える。
+はダウン追い討ち属性がある攻撃で,ここからはで地面にワープするエアトリックへ移行できる。
ジャンプ+は垂直に落下しながら刀を振り下ろす攻撃。ヒット時は相手をハードダウン(受身を取られないダウンの通称)させる効果があり,でエアトリック,でトリックダウン,でトリックアップへ派生できる。
■必殺技
次元斬/+
閻魔刀をなぎ払うと同時に球体状の剣閃を空間に出現させる。攻撃ボタンによって攻撃が発生する位置が異なる。L版がもっとも近くに,H版がもっとも遠くに出現し,M版はその中間だ。基本的に相手の位置に合わせたけん制手段として使っていくが,長い受身不能時間を利用してコンボに組み込むのも効果的。ガードされてもバージル側が有利な状況になるので,気軽に振っていけるのが魅力だ。
L次元斬 |
M次元斬 |
H次元斬 |
日輪脚/+
ジャンプして回転しながら蹴りをくり出す必殺技。攻撃発生が早く,当てると相手を浮かせられるため,コンボの中継に使うのがメインとなる。攻撃後はでエアトリックに派生し,着地できる。これを活用して日輪脚→エアトリック→スーパージャンプ〜という流れで追撃しよう。月輪脚/+
空中で回転しながら何度も攻撃を繰り出す必殺技で,ヒット時は相手に地面バウンドを誘発させる。スキが少なく反撃を受けにくいので奇襲にも使えるが,メインは地面バウンド効果を活用したコンボへの利用だ。ハードダウン効果もあるので,月輪脚ヒット後はダウン追い討ちを利用した追撃も狙える。主に立ち空中ヒットからのコンボに組み込んでいこう。疾走居合/+
かがみ込みつつ前方へ疾走すると同時に,無数の剣閃をくり出して攻撃する。攻撃発生が極端に遅く,コンボに組み込みにくいのが難点だが,間合いによっては相手の背後に回った瞬間に攻撃するため,ガード方向が逆になることも多い。このためガードが難しい技ではあるが,いざガードされた場合の隙は大きく,反撃で手痛い目に合ってしまう。この技を出すときは,隙をフォローできるデビルトリガーや円陣幻影剣との併用を考えよう。
ラウンドトリップ(空中可)/ボタンを押し続けてから離す
攻撃発生は遅いが攻撃判定の持続時間が長く,多段ヒットするため相手を拘束する能力が高い。ただしラウンドトリップを発射している間は,刀を使って攻撃する特殊技の+、+、ジャンプ+は使えなくなるので注意が必要だ。
エアトリック/+
瞬時に姿を消して相手の目の前へとワープする。後述のトリックダウンと組み合わせて,ヴァリアブルアシストを利用したガード崩しを狙おう。トリックダウン/+
エアトリックと似た挙動から,瞬時に相手の背後へとワープする。前述のエアトリックと使い分けて,相手を惑わそう。トリックアップ/+
相手の頭上へとワープする移動系必殺技。この技では相手の若干手前に出現するので,ヴァリアブルアシスト→トリックダウンと繋いだ場合にはガード方向が異なり,正ガードとなる。絶刀/+
姿を消しながら画面内を縦横無尽に動き,無数の剣閃を発生させるハイパーコンボ。無敵時間はないものの攻撃発生が早く,コンボに組み込みやすい。そのうえガードされたとしても,まれにガード方向が逆になるため,意図せず相手のガードを揺さぶることも。ヒット後,相手はハードダウン状態となるため,追撃したい場合はX-ファクター発動→+や,ダウン追い討ち属性をもつ技からディレイドハイパーコンボにつなげよう。
円陣幻影剣/+
バージルの周囲に回転する6本の剣を出現させるハイパーコンボ。攻撃発生が早くコンボにも役立ち,さらに隙もほとんどなくディレイドハイパーコンボを利用した隙のフォローにも活用できる優れもの。この剣が出現している間はハイパーコンボゲージが増加しないデメリットはあるものの,攻撃判定を出したまま移動できるため,相手を一方的に攻撃できる。ちなみにこの6本の剣はヒット数分相手に当てる(ガードされる)か,時間経過によって消失する。なおこの円陣幻影剣からは,さらにハイパーコンボゲージを1本消費することによって,後述の急襲幻影剣,烈風幻影剣へと派生できる。
急襲幻影剣(空中可)/円陣幻影剣中に+
ハイパーコンボゲージを追加で1本消費して移行する,円陣幻影剣の派生技。バージルの背後に幻影剣をセットする。その後は時間経過によって自動的に剣が前方に発射されるが,再度+を押すことでも発射が可能。またその際のみ,剣を飛ばす方向を任意に選択でき,+の場合は前方に,+では前方ナナメ上に,+では前方ナナメ下に幻影剣を飛ばせる。この剣を飛ばす動作でも通常技の硬直をキャンセルできるため,技の隙をフォローするような使い方も可能だ。烈風幻影剣/円陣幻影剣中に+
急襲幻影剣と同じく,ハイパーコンボゲージを追加で1本消費して移行する円陣幻影剣の派生技。コマンドを入力すると,相手キャラクターの頭上に幻影剣をセットする。この幻影剣は任意に発射できないものの,セット後はバージルが攻撃を受けても消失することはない。攻撃中だろうと幻影剣が容赦なく降り注ぐため,相手は安易に動けなくなってしまうだろう。幻影剣での攻撃中は,トリックダウンなどを駆使して,ガード方向を揺さぶってやろう。
デビルトリガー/+
ダンテの同名技と効果は同じ効果のハイパーコンボ。発動するとバージルが魔人へと姿を変え,さまざまな能力が付加される。まず攻撃力とスピードが強化され,リカバリアブルダメージも時間によって回復するようになる。次いで空中ダッシュと2段ジャンプが可能になり,さらにはLv.3ハイパーコンボの絶界が使用可能となる。このデビルトリガー自体に発動のスキはほとんどなく,ディレイドハイパーコンボを利用した交代にも使いやすい。絶界/デビルトリガー中に+
デビルトリガー発動中にのみ使用できるLv.3ハイパーコンボ。突きがヒットすると特殊な演出に突入し,相手を連続で斬りつけながら大量の幻影剣で貫く。攻撃発生が早いうえダウン追い討ち属性もあり,コンボにも組み込みやすい。さらにヒット後は相手が膝くずれ状態となるため,追撃を決められる。また攻撃発生後まで無敵時間が持続するため,防御手段としても活用できる。
■ヴァリアブルアシスト
次元斬/アシストタイプα
空間を斬り裂く球体を発生させるヴァリアブルアシストで,攻撃位置はM版のそれと同一。攻撃範囲は狭いがヒット数が多く,ダメージも高いので拘束やコンボにも活用しやすい。日輪脚/アシストタイプβ
ヒット時に相手を打ち上げる2段攻撃。リーチが短く,けん制や攻めの起点に使うのは難しいが,ヒット後の空中受身不能時間が長く,コンボの中継に役立つ。疾走居合/アシストタイプγ
同名の必殺技のように地面を疾走しながら剣閃で攻撃する。攻撃発生はかなり遅いが,攻撃範囲が広くけん制に使いやすい。ガード時は大きく相手との間合いが離れるのも,この技の利点の一つだ。応用戦術
その1/ヴァリアブルアシストとトリックダウンを組み合わせてガードを揺さぶる
バージルは相手の背後に回り込むワープ系必殺技・トリックダウンを持っているため,ヴァリアブルアシストと組み合わせれば相手のガードを容易に崩せる。立ち,立ちと同時にヴァリアブルアシストのボタンを押し,すぐにキャンセルトリックダウンで背後に移動する。すると,ヴァリアブルアシストによる攻撃のガード方向が逆になる。
ガード方向が変化しないエアトリック,トリックアップを使い分けて,ガード方向をより分かりにくくしよう。また,この連係は攻撃範囲が広いジャンプ+から狙うのも効果的。着地と同時にを押すことでトリックダウンへと派生するので,ガードを揺さぶる連係の起点として活用できるのだ。
その2/疾走居合でめくりを狙い,ハイパーコンボで隙をフォローする
なお疾走居合は,全段ヒットさせると相手を浮かせる効果があるが,前半部分でデビルトリガーへ移行すれば,地上やられ状態を維持できる。地上やられにしたほうが追撃がはるかに簡単で,その後のコンボダメージも高くなる。疾走居合が1,2ヒットするタイミングを覚えておいて,素早くデビルトリガーのコマンドを入力しよう。
その3/烈風幻影剣をセットしてトリックダウンでガード方向を惑わす
ハイパーコンボゲージを2本消費するものの,烈風幻影剣を軸としたガード崩しは,安全かつ勝負の決め手となり得る強力な戦術だ。烈風幻影剣は,円陣幻影剣や急襲幻影剣とは違い,バージル自身が攻撃を受けても,幻影剣が消えることはない。そのため相手はかなり手を出しにくく,守勢に回りがちとなる。
そこで幻影剣が降り注ぐタイミングに合わせ,トリックダウンやトリックアップを使い分けてガード方向を惑わせよう。ヒット後は地上で大きくのけぞる,また空中ヒットでも受身不能時間が長いので,容易に追撃できるのだ。
なお烈風幻影剣を付けられた側は,控えのキャラクターと交代すればその効果を無効にできる。幻影剣をいやがってヴァリアブルアタックで安易に逃げようとする相手なら,様子見も交ぜつつ,交代後に出現するキャラクター相手にコンボを狙いたいところだ。
オススメコンボ
※<C>=キャンセル,<SJ>=スーパージャンプ,<JC>=ジャンプキャンセル,【】内はチェーンコンボを示しています。
連続技1 →ムービーで見る
【立ち→立ち→+】<C>日輪脚→エアトリック→ハイジャンプ【ジャンプ→ジャンプ→ジャンプ】→【しゃがみ→+】<C>トリックダウン→【立ち→】<SJ>【ジャンプ→ジャンプ】<C>絶刀
連続技2 →ムービーで見る
ジャンプ+→+→Xファクター発動→スーパージャンプ【ジャンプ→ジャンプ→ジャンプ】→【しゃがみ→+】<C>トリックダウン→【立ち→】<SJ>【ジャンプ・→ジャンプ→ジャンプ+】→+→エアトリック<C>絶刀
連続技3 →ムービーで見る
空中投げ→+<C>トリックダウン→【立ち→立ち】<C>月輪脚→【立ち→】<SJ>【ジャンプ・→ジャンプ→ジャンプ+】→デビルトリガー→絶界→しゃがみ<C>月輪脚→+→トリックダウン<C>絶刀
連続技4 →ムービーで見る
【しゃがみ→立ち→立ち→+→→追加】→【しゃがみ→しゃがみ→しゃがみ→+】<C>トリックダウン→立ち(<C>円陣幻影剣→月輪脚→L次元斬)×2<C>円陣幻影剣→月輪脚→月輪脚→+→トリックダウン<C>絶刀
連続技1は日輪脚→エアトリックで着地した後,すぐにスーパージャンプしてジャンプを当てる部分がカギとなる。
連続技2はジャンプ+から追撃を決める覚えておきたい連続技。しゃがみ→+<C>トリックダウンの流れはバージルの基本構成となる。+→トリックダウン→絶刀部分は,+後にコマンドを入力しながら同時押しを連打しよう。
連続技3は空中投げからの追撃で,相手の落下に合わせて+を当てて壁バウンドさせよう。
連続技4は円陣幻影剣をからめたテクニカルな連続技。円陣幻影剣発動後は最速で月輪脚を当てた後,一瞬待ってからL次元斬につなげることで,再度円陣幻影剣を出せるようになる。
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