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2kg未満で16型有機EL&RTX 40搭載のゲームノートPC「Zephyrus G16」と,14型で1.5kgの「Zephyrus G14」が発売に
税込価格は,Zephyrus G16が26万9800円から,Zephyrus G14は32万9800円からとなっている。
有機ELパネルのゲーマー向けノートPCや,初のゲーマー向けNUC「ROG NUC」など,ROGブランドの新型ゲームPCが発表に
米国時間2023年1月9日,ASUSは,ゲーマー向け新型PCを発表した。CPUにIntelの「Core Ultra」などの最新プロセッサを搭載するのが特徴だ。また,薄型モデルの「Zephyrus」シリーズでは,ROG製ノートPCとして初めて有機ELディスプレイを採用したのが見どころとなる。
ROG Zephyrus G16 2024年モデル
16インチ級ディスプレイを備えるZephyrus G16の2024年モデル(型番:GU605)は,2023年までの製品から,筐体,内部ともに完全に一新して公称本体重量約1.85〜1.95kg,最厚部が約16.43〜17.43mm(※構成により異なる)という,持ち歩けなくもないサイズと重量になったのが大きなポイントだ。
搭載CPUに,Intelの「Meteor Lake」ことノートPC向けCPU「Core Ultra 9 185H」もしくは「Core Ultra 7 155H」を採用しているのもポイントである。搭載GPUは,最上位モデルで「GeForce RTX 4080 Laptop GPU」を,下位モデルでも「GeForce RTX 4070 Laptop GPU」または「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」を内蔵している。
メインメモリ容量が標準で32GBという点もポイントであろう。
Zephyrusシリーズと言えば,背面に白色LEDを並べたイルミネーション機能「AniMe Matrix」が特徴の1つであった。しかし,2024年モデルでは,対角線上にLEDのラインを配置した「SLASH LIGHTING」と呼ばれるイルミネーションに置き換わっている。見た目の派手さはだいぶ減ったが,悪目立ちしにくくなったとは言えるかもしれない。
ディスプレイは16インチサイズ,解像度2560×1600ドット,アスペクト比16:10であるが,Core Ultra 9モデルは有機ELパネル,Core Ultra 7モデルは液晶パネルといった違いもある。なお,最大リフレッシュレートはどちらも240Hzだ。
16インチ級でアンダー2kgのゲームPCという,他にはない特徴が見どころの製品と言えようか。
ROG Zephyrus G14 2024年モデル
アンダー2kgで単体GPU搭載のゲーマー向けノートPCであるZephyrus G14(型番:GA403)は,2024年モデルで筐体を一新し,公称本体重量約1.5kgという軽さを実現したのが大きな特徴である。
Zephyrus G14シリーズは,搭載CPUとしてAMDのRyzenシリーズを採用してきた。2024年モデルもその点は変わっておらず,AMDのZen 4+AI処理ユニット搭載CPU「Ryzen 9 8945HS」または「Ryzen 7 8845HS」を採用している。一方,搭載GPUは,GeForce RTX 4070 Laptop GPUまたはGeForce RTX 4060 Laptop GPUだ。また,メインメモリ容量は,こちらも標準で32GBである。
搭載ディスプレイは1種類のみで,14インチサイズ,解像度2880×1800ドットの有機ELパネルを採用する。最大リフレッシュレートは120Hzだ。
有機ELパネルを採用することもあってか,最も安価なRyzen 7 8845HS+GeForce RTX 4060の構成でも約33万円という高価な製品ではある。とはいえ,約1.5kgでこれだけのスペックを有するという希有な製品だけに,持ち歩けるゲームノートPCを求める人なら,選択肢に入れる価値はありそうだ。
ASUSのROG Zephyrus G16 2024年モデル製品情報ページ
ASUSのROG Zephyrus G14 2024年モデル製品情報ページ
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Republic of Gamers
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