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カプコン,2025年3月期 第1四半期の決算短信を発表。「スト6」を発売した前年同期比では減収減益となるも,計画を上回る進捗となる
発表によると,2025年3月期 第1四半期連結業績(2024年4月1日〜2024年6月30日)は,売上高は295億9700万円で前年同期比32.5%減,営業利益は128億8900万円で前年同期比46.4%減,経常利益は134億8700万円で前年同期比47.9%減,四半期純利益は99億7500万円で前年同期比45.1%減を記録した。
・売上高:295億9700万円(前年同期比32.5%減)
・営業利益:128億8900万円(前年同期比46.4%減)
・経常利益:134億8700万円(前年同期比47.9%減)
・四半期純利益:99億7500万円(前年同期比45.1%減)
いずれも前年同期比では減益となったが,計画を上回る進捗になっているという。なお,2025年3月期の連結業績予想については,2024年5月9日の決算発表時の業績予想から変更はないとのことだ。
セグメントごとに見ていくと,デジタルコンテンツ事業では,第1四半期の販売本数は953万本となった。「ストリートファイター6」を発売した前年同期との比較では減少しているが,年間計画達成に向けて計画通りに進捗しているという。
6月に現行機向けに移植した「モンスターハンターストーリーズ2 〜破滅の翼〜」は,累計200万本の販売本数を達成している。加えて,リピートタイトル「モンスターハンターワールド:アイスボーン」および「モンスターハンターライズ」も続伸し,「モンスターハンター」シリーズの全世界での累計販売本数が1億本を突破した。
「ストリートファイター6」についてはeスポーツ展開との連携強化によるブランド認知とユーザー数の拡大を推し進めており,3月発売の「ドラゴンズドグマ 2」は計画通りの推移となったそうだ。
モバイルコンテンツにおいては,前期に配信を開始した「モンスターハンターNow」が累計1500万ダウンロードを突破したほか,6月に「モンスターハンターパズル アイルーアイランド」をグローバルでリリースしている。
これらの結果,売上高は214億1600万円(前年同期比43.5%減),営業利益は128億2100万円(前年同期比48.0%減)となった。
アミューズメント施設事業においては,コロナ禍からの観光需要やインバウンドの回復に加え,ユーザーの消費行動に変化が生じつつある状況下で,引き続き既存店の効率的な店舗運営や,新業態での出店効果などにより収益拡大を図ったという。第1四半期においては,4月に「プラサカプコン 小矢部店」(富山県)をオープンしたことに加え,5月には「プラサカプコン 池袋店」(東京都)に新区画をオープンしている。
この結果,売上高は48億6400万円(前年同期比18.1%増),営業利益は5億1600万円(前年同期比37.4%増)となった。
アミューズメント機器事業においては,スマートパチスロのけん引によりパチスロ市場が堅調に推移している環境下で,6月稼働の新機種「ストリートファイターV 挑戦者の道」を5000台販売した。
3月発売の「ストライク・ザ・ブラッド」も続伸し,売上高は22億2000万円(前年同期比147.2%増),営業利益は10億8300万円(前年同期比59.7%増)となった。
詳細は,カプコン公式サイトの投資家情報(IR)を確認してほしい。
「カプコン」公式サイト 投資家情報(IR)
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