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「Pokémon UNITE」を遊ぶなら1周年の今! 本作の魅力やこれまでの変化,現在の人気ポケモンを紹介
1年間プレイしていた人はもちろん,休止していた人やまだ触れたことがない人でも,遊ぶにはもってこいのタイミングだ(各種キャンペーンは本日16:00のメンテナンス明けからスタート)。
そこで本稿では,改めて本作の魅力をお伝えしつつ,しばらく遊んでいなかった人に向けて,サービス開始から1年が経って,どういったゲームになっているのかを紹介していこう。
「Pokémon UNITE」は7月21日で1周年。グレイシア,マッシブーン,バンギラスなど新ポケモンが続々登場
ポケモンは,チーム戦略バトルゲーム「Pokémon UNITE」にて「1stアニバーサリーイベント」を2022年7月21日から開催する。合わせて新ポケモン「グレイシア」が実装され,さらに「マッシブーン」「バンギラス」の参戦も決定している。新機能や新モードも登場する盛りだくさんの1周年を,一足先に体験してきた。
「Pokémon UNITE」,配信開始1周年を記念する盛りだくさんのイベントを発表
ポケモンは,チーム戦略バトルゲーム「Pokémon UNITE」(ポケモンユナイト)の配信開始1周年を祝うイベント開催を発表した。新たに6匹のポケモンが参戦するほか,ユナイトライセンスとホロウェアのセットが手に入るイベントや特別なクイックバトルなど,盛りだくさんの内容になっている。
ルールは簡単だが奥が深いチーム戦略ゲーム
本作は,5人vs5人で戦うチーム対戦ゲームだ。ジャンルとしてはMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)であり,これを日本語的に表現するなら,味方と協力し,相手と競いながら勝利条件の達成を目指す,チーム戦略が重要なオンラインゲームといったところ。
同ジャンルのタイトルとしては,「リーグ・オブ・レジェンド」や「Dota 2」などが挙げられる。Pokémon UNITEはそれらのタイトルと比べ,シンプルかつ試合時間が短く,手軽に遊べるのが特徴だ。
本作のルールを簡単に説明すると,ポケモンを倒したときに獲得できる「エオスエナジー」をゴールに入れてスコアを稼ぎ,10分後にスコアが高かったチームが勝利となる。ゴールは両側に5か所ずつあるので,マップにたくさんいる野生のポケモンを倒してエオスエナジーを集め,相手側のゴールに入れていく。ただし,相手チームもゴールを決めさせないように動いてくるので,相手のポケモンをK.O.してからゴールを決めたり,味方と戦っているスキにゴールを決めたりと,柔軟な選択が必要になる。
ポケモンを倒すとエオスエナジーだけでなく経験値も手に入るので,ゴールを決めることだけに夢中になっていると,レベルがあまり上がらず終盤で活躍できなくなってしまう。最後の2分は「ラストスパート」と呼ばれ,ゴールに決めたときのスコアが2倍になるので,終盤に備えてレベルを上げておくのも大切だ。
マップは上,中央,下の3ルートに分かれており,チーム対戦ゲームらしく,誰がどういった役割でどこに行くかも重要になってくる。
ルールはシンプルだが,とても奥が深いので,何度やっても違う展開を楽しめるのが本作の魅力だろう。
リリース当初はSwitchのみでプレイ可能だったが,現在はスマートフォンでもプレイできるようになっており,ダウンロード総数はなんと全世界で8000万を超えているという
プレイ人口の増加により,数多くの公式大会も開催されている。6月に地区予選が開催された高校生限定の大会「ポケモンユナイト甲子園」では,約230チームものエントリーを集めた。さらに大型の大会としては,8月にロンドンで開催されるポケモンの世界大会「ポケモンWCS2022」がある。本大会では,Pokémon UNITE初の世界一が決まる予定だ。日本では,熾烈な地域代表決定戦を勝ち抜いた「Secret Ship」と「たきしまグロウパンチ ver2.0」が出場権を獲得した。
参戦ポケモンは20匹から倍近くに!
リリース当初,プレイ可能なポケモンは20匹だったが,毎月1匹以上のペースで新しいポケモンが参戦しており,本日実装のグレイシアを含めて37匹ものポケモンがプレイ可能になった。1周年イベント期間中の8月には,マッシブーンとバンギラスの実装が決定しており,もちろん9月以降にも新たなポケモンが登場予定なので,すぐに40匹は超えることになるだろう。
また,ポケモンの着せ替え機能である「ホロウェア」も,現在は140種類以上が実装されている。
個性的なわざを持つポケモンも多く実装されており,分かりやすい例として今年2月に実装された「フーパ」がいる。フーパはサポート型のポケモンで,「いじげんホール」のわざによって,スタート地点に飛ぶワープホールを作って味方を緊急離脱させたり,マップの反対側に移動するゲートを作ったりできる。また,ユナイトわざ「ときはなたれし光輪」では,ときはなたれしフーパに変身して味方を自分のもとにワープさせるなど,味方の長距離移動に特化したポケモンだ。
ほかにも,遠くまで一瞬で飛んでいくユナイトわざ「りゅうせいラッシュ」を持つ「カイリュー」や,非常に射程が長い羽根を高速で繰り出し攻撃する「矢継早連撃」を持つ「ジュナイパー」など,リリース当初にはあまりいなかった,尖った個性を持つポケモンが続々と登場している。
1周年直前の人気ポケモンは?
エオス島を駆ける高機動力のアタッカーたち
ポケモンが増えたのは喜ばしいことだが,久しぶりにプレイするトレーナーや,新しいトレーナーにとってはどれを使えばいいのかという悩みのタネにもなる。そこで,前回のアップデートである6月20日以降で人気があったポケモンや,扱いやすく強力なポケモンを紹介していく。
アブソル
アブソルは6月20日のアップデートで大幅に強化され,現在大暴れしているポケモンだ。スピード型のポケモンであり,高い機動力と瞬間火力で相手をKOしていく。アップデートで回復力とダメージが強化され,戦闘後に体力を回復できるようになったこと,序盤から高いダメージを出せることで人気になっている。
耐久力が低いが,操作は慣れればそこまで難しくないので,スピード型のポケモンが好きならオススメだ。わざは「つじぎり」と「サイコカッター」を選び,中央ルートでの採用が多い。
アマージョ
アマージョはシールドと回復,そして高いダメージを持ち,継続戦闘が得意なバランス型のポケモンだ。長い間最強と言われていたが,現在の環境ではアブソル相手が厳しいところもあり,少し落ち着いている。
アマージョは,とくせいによって強化されたわざを使えるのだが,わざによって回復をするかシールドを張るかの選択ができる。その判断を一瞬で決めないといけないので,操作難度は高い。難しいポケモンに挑戦したいという復帰トレーナーや,MOBA経験者にオススメだ。わざはどれも強力なのでお好みで,ルートは上下での採用が多めだ。
マフォクシー
マフォクシーは操作難度が低いポケモンの中では使用率が高く,人気がある。「ほのおのうず」で簡単に相手を拘束でき,高いダメージも与えられる特攻アタック型のポケモンだ。
ユナイトわざ「マジカルフェスティバル」の待ち時間が全ポケモン中トップクラスに短く,アブソルやアマージョのような機動力の高いポケモンに狙われたときの対抗手段として気軽に使っていけるのも魅力。耐久力が低いため,相手に近づきすぎないよう気をつけなければいけないが,新規トレーナーにもオススメできる。ルートは上か下を選ぶといいだろう。
ピカチュウ
いろいろなところでおなじみのピカチュウは,現在,本作でもかなり人気が高い。お手軽な行動妨害わざ「ボルテッカー」があることで,アブソルをはじめとしたスピード型に対して強力なのが理由だ。
また,ピカチュウもユナイトわざの「フルボルトストーム」の待ち時間が短く,気軽に使っていける。操作も難しくないので,誰にでもオススメできるポケモンだ。わざはボルテッカーが人気で,上下ルートでの採用が多い。
ハピナス
サポート型で人気なのがハピナスだ。ハピナスは回復系のオーソドックスなサポートで,味方が受けた行動妨害を解除したり,HPを回復したりできる。上位トレーナーの間では「しんぴのまもり」によって味方への妨害効果を無効にする使い方が一般的だが,慣れないうちはもう1つの派生わざである「タマゴうみ」での回復を選択するのがオススメ。
ユナイトわざ「ハピハピアシスト」は1人の味方を一定時間最強にできるので,戦闘時は味方と一緒に行動したい。わざの選択はお好みで,上下ルートで味方のサポートをしてあげよう。
フーパ
上位トレーナーの間で高い人気を誇るのがフーパで,ゲームへの理解がとても重要なサポート型のポケモンだ。いじげんホールで味方をスタート地点へと緊急離脱させたり,ユナイトわざのときはなたれし光輪で味方を自分の近くに呼び出せたりと,チーム全体のダイナミックな移動を可能とする。
相手ポケモンの位置,味方ポケモンの位置,味方のHPを把握し,重要な野生のポケモンが出現するタイミングに備えて行動するなど,操作以上に知識が求められるポケモンであり,新規トレーナーにはあまりオススメできない。使いこなせば非常に強力なので,マップ全体を見てチームをサポートしよう。
……と紹介したものの,本作では,月に1回ほどバランス調整のアップデートがあり,環境や人気が大きく変わることがある。実際,今回紹介している人気ポケモンも,本日のバランス調整で手が入っているので,1周年イベント中はほかのポケモンの人気が高まっているかもしれない。そのため,新規トレーナーは人気を気にせず,見た目やわざが好きなポケモンから試していくのが良いと思う。
上2:中央1:下2の戦い方が主流
中央はスピード型や攻撃アタック型が人気
リリースからの1年で戦略もかなり研究されているが,ルートの振り分けは上に2人,中央に1人,下に2人の2:1:2構成が最も一般的だ。過去の大会では1:1:3の構成などもあったが,現在はあまり見られなくなった。
中央にはスピード型や,レベルが重要な通常攻撃でダメージを出していく攻撃アタック型のポケモンが行くことが多い。上下はバランス型やわざでダメージを出す特攻アタック型のポケモン1匹と,サポート型かディフェンス型のポケモン1匹がセットで配置されるのが基本となる。
試合中は,重要な野生のポケモンであるカジリガメやロトム,サンダーをどのように取るかを考えながらプレイするのが重要だ。最初のカジリガメとロトムは,試合時間が残り7分の時点で下ルートと上ルートの真ん中にそれぞれ出現し,サンダーは残り時間2分でマップの中央に出現する。常に出現時間を意識しながら戦おう。
バトルはすぐにマッチング!
クロスプレイも可能で友達と一緒に始めやすい
対戦ゲームといえば,気になるのがマッチング時間だ。バトルが始まるまでが長いと,いかにゲームが楽しくとも退屈な待ち時間で飽きてしまうこともある。
その点,本作はマッチングの待ち時間がほとんどなく,平日朝などの人が少ない時間帯にプレイしても10秒程度だった。筆者が知る限り,MOBAジャンルのタイトルの中で比較しても,本作は圧倒的にマッチングが早い。
また,Switchとスマートフォンのクロスプレイにも対応しており,友達と一緒にプレイしやすいのも嬉しい。筆者は大画面派なのでSwitchでプレイしているが,スマートフォンはいつでもプレイできるのが強みだ。
もちろん,データの連携も可能なので,自宅ではSwitch,友達と集まってプレイするときはスマートフォンを使うなど,使い分けるのもいいだろう。
また,新規トレーナーにとっては「今から始めても,相手が強すぎてバトルにならないのでは?」といった心配もあるだろう。たしかに,よく分からないうちはそういった可能性もあるが,ある程度プレイするとマッチングシステムが機能して,適正な相手と対戦できるようになってくる。慣れるまでは,WCSモードやCPU戦,ネット環境がなくともプレイできるオフラインモードなどで,CPUを相手に練習するのもおすすめだ。
豪華報酬がもらえる1周年キャンペーンも開催!
Pokémon UNITEを始めるなら今が一番オススメ
Pokémon UNITEでは,1周年イベントが本日から開催される。これまでにないほど豪華な報酬がもらえるスペシャルログインボーナスが実施され,ログインするだけで「ピカチュウ」「ルカリオ」「ニンフィア」「カビゴン」「カメックス」のユナイトライセンスとホロウェアがもらえる。
友達を誘って報酬がもらえる「ともだち招待キャンペーン」や,復帰した友達と一緒に遊ぶと報酬がもらえる「復帰トレーナー協力イベント」も開催され,非常にお得だ。過去にプレイしていた人も,これから始める人も,ぜひ1周年の機会に遊んでみてほしい。
「Pokémon UNITE」公式サイト
「Pokémon UNITE」ダウンロードページ
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