プレイレポート
「Pokémon UNITE」のニンフィアは,序盤から積極的に戦えるアタック型ポケモン
ニンフィアはアタック型で,遠距離からダメージを出すわざで戦うポケモンになっている。ニンフィアは2020年に行われた人気投票企画「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」で,890種類いるポケモンの中で6位にランクインするなど,人気の高いポケモンだ。Pokémon UNITEではどういった能力になっているのか,さっそく使用感を見ていく。
ニンフィアは距離をとった状態でダメージを出すことに特化していて,特にわざのダメージが高くなっている。野生のポケモンを倒すのも早いので,上下中央,ルートを問わず使っていけるだろう。
試合ではイーブイから始まり,レベル4でニンフィアに進化する。進化が早いうえに,主力となるわざがレベル4で手に入るため,序盤から積極的に戦っていけるポケモンだ。
イーブイが最初に覚えるわざは「スピードスター」と「つぶらなひとみ」だ。
スピードスターは指定方向に星を4個飛ばして,当たった相手にダメージを与える。当たり判定は小さいが,すべて当てればダメージは大きいので,野生のポケモンを素早く倒せる。
つぶらなひとみは指定方向に光の球を飛ばし,命中時にダメージを与えて,相手のポケモンの攻撃と移動速度を下げる。それなりにダメージが入るので,野生のポケモンの取り合いになったとき,最後の一撃で使うのがいいだろう。
レベル4になると,イーブイがニンフィアに進化し,スピードスターを「マジカルフレイム」か「ハイパーボイス」に派生できる。
マジカルフレイムは指定方向に移動し,自分の周りに炎を4つ生み出す。炎は範囲内の相手ポケモンに飛んでいき,命中時にダメージを与えて特攻を下げる。また,炎が命中するたびにわざの待ち時間が短くなる。
この炎は野生のポケモンより相手のポケモンを優先して攻撃するため,野生のポケモンが近くにいる状態で戦っても確実にダメージを与えられる。待ち時間の短縮効果を活用できるよう,炎が飛んでいく範囲で相手と戦うことが重要だ。
相手が逃げているときも追撃でき,相手に詰め寄られたときも引きながら攻撃できるため,とても便利なわざとなっている。
もう1つの派生のハイパーボイスは,指定方向に攻撃し続けるわざだ。特徴として,ギリギリの距離で当てたほうがダメージが高く,また当て続けることでダメージが増加していく。
マジカルフレイムが安定したわざだとすれば,こちらは当て続けられるなら強いわざと言える。一番の特徴としては,野生のポケモンへのダメージの高さで,カジリガメやサンダーも素早く倒せる。また,マジカルフレイムと違って範囲の相手全員にダメージを与えられるため,状況によっては非常に強力な印象だ。
弱点としては,機動力の高いポケモンに対して当て続けることが難しいことだろう。そういったポケモンが相手チームに多い場合は,マジカルフレイムを選択するのが無難かもしれない。
レベル6になると,つぶらなひとみを「ドレインキッス」か「めいそう」に派生できる。
ドレインキッスは,使うと範囲内の相手ポケモンに必ず当たるわざで,ニンフィアには回復を,相手にはダメージを与える。この効果は,相手との距離が近い場合は何回か発動し,遠くにいる場合は回数が少なくなる。
距離が近いほど効果が高くなるので,相手チームに距離を詰めるのが得意なポケモンがいるときは特に有効だ。
めいそうは,自身の能力を一定時間上げるわざだ。効果時間はおよそ4秒で,その間は移動速度,特攻,特防が上昇する。
基本的にはダメージを出す前に使って,与えるダメージを強化するのがいいだろう。移動速度も上昇するので,逃げるときも追うときも使える便利なわざだ。
また,レベル12でアップグレードでき,4秒間の間に受けるわざのダメージを1度だけ無効化し,さらにシールドを得る効果が追加される。アップグレード後は相手のユナイトわざに合わせるなど,受けの使い方も意識していこう。
ユナイトわざは「フェアリーハーモニー」で,レベル8と比較的早いタイミングで覚える。ニンフィアが飛び上がってまもり状態になり,着地のタイミングで範囲内の相手ポケモンにダメージを与えて,自分のHPを回復する。また,その後は短時間,ダメージを与えたときにHPを回復する効果がつく。
ユナイトわざの中ではダメージが控えめで,まもり状態と回復がメインの効果になっている。味方のユナイトわざに合わせてダメージを出すよりも,自分がピンチのときに使うのがいいだろう。
とくせいはイーブイのときは「てきおうりょく」で,ニンフィアに進化すると「フェアリースキン」になる。
どちらも似た効果だが,てきおうりょくは,ダメージを受けたり与えたりすると特攻だけ上がるのに対し,フェアリースキンでは特攻と特防の両方が上がる。どんな状況でも発動する便利なとくせいだ。
このとくせいもそうだが,わざのマジカルフレイムやめいそうも特攻型のポケモンに対して強い効果を持っている。どのポケモンが特攻型なのか,事前に覚えておくとうまく戦えるかもしれない。
ニンフィアは,序盤から積極的に戦いを仕掛けて,有利を広げていけるポケモンだ。わざの派生次第で戦闘スタイルは変わってくるが,マジカルフレイムを選択した場合は各ルートでの少人数の戦闘に強く,ハイパーボイスを選択した場合は集団戦やカジリガメ,サンダー戦に強いと感じた。
ニンフィアを使ううえで大切なのは,早めにレベル4になって,それからはガンガン攻めることだ。筆者としては,レベル4においてニンフィアより強いポケモンは現状いないのでは? と思うほど強いので,その時間を活かしていくと活躍しやすいだろう。
集団戦の立ち回りは,攻撃できる距離があまり長くないので,味方を壁にするようにして戦おう。ピンチのときにはフェアリーハーモニーのまもり状態と回復効果で時間を稼ぎ,味方に支援してもらおう。
ニンフィアはもともとのポケモンの人気に加えて,序盤から強く試合の流れを作りやすいため,ランクマッチやスタンダードバトルで長く選ばれ続けるだろうと感じた。また,めいそうでのダメージ無効化やユナイトわざのまもり状態など,相手のわざを避ける手段も多く,うまく使えたときにより楽しくなる奥深さも魅力的なポイントだ。
筆者はニンフィアがもともと好きなので,自分に合わなかったとしても使っていこうと思っていたのだが,使っていてとても楽しいポケモンに仕上がっている。ぜひ皆さんにも,その楽しさを感じてみてほしい。
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(C)2021 Pokémon. (C)1995-2021 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.(C)2021 Tencent.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
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