ニュース
「Microsoft Flight Simulator」,Sim Update 12配信開始。来週公開のワールドアップデートはオセアニアに決定
Sim Update 12では,気温変化やAIトラフィックの改善,ヘリコプターの操作感の調整,そのほかバグフィックス,安定性の向上などが行われている。
アップデートの配信に合わせて,2023年度ロードマップ(暫定版)が公開された。米国時間4月25日にリリースされる予定の「World Update XIII」では,“オセアニア”にスポットライトを当てることが,,恒例の開発者ライブストリーミングセッションにて明らかにされている。
World Update XIIIでは,グアムやサイパン,フィジー,マーシャル諸島など広大な南太平洋地域の島々に加えて,ハワイ,ガラパゴス,南極までをカバーし,2月に公開された「World Update XII: New Zealand」(関連記事)を補完するものになるという。大きな空港やモニュメントに期待できないかもしれないが,圧巻の大自然や小さな空港を飛び回るのは面白そうだ。
また,5月にはワールドアップデート第14弾が公開されるほか,6〜8月には連続したシティ・アップデートを予定している。これは,2022年8月に一度だけアップデートされている「City Updates I: Germany」に続くものであり,以前エクゼクティブ・プロデューサーのヨーグ・ニューマン(Jorg Newmann)氏が本誌のインタビュー(関連記事)で話してくれたような,日本がテーマになるアップデートにも期待しておきたいところである。
今回のライブストリーミングでは,“サプライズ”として,これまでコミュニティ独自の運営されてきた「FlightSimExpo 2023」(リンク)に,Xbox Game Studiosが公式参加することが表明されている。このイベントは,今年は6月23日から25日までの日程で,テキサス州ヒューストンにあるLone Star Flight Museumおいて開催される予定で,同社の参加によりさらに注目されるコミュニティイベントへと成長していく可能性は十分期待できる。今年8月でローンチから4年を迎える「Microsoft Flight Simulator」だが,今後も急速なアップデートとコミュニティを巻き込んでの進化は続きそうだ。
「Microsoft Flight Simulator」公式サイト
- 関連タイトル:
Microsoft Flight Simulator
- 関連タイトル:
Microsoft Flight Simulator
- この記事のURL:
キーワード
Microsoft Studios(C)2020 Microsoft Corporation