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[Gamescom]一難去ってまた一難。それが去ったらまた一難。「Dead Space 2」でも,主人公アイザックの苦労はまだまだ続く
ビジネスエリアに設けられたElectronic Artsのスペースの奧で「ビハインド・ザ・クローズドドア」形式でメディアに見せられたのは,現地時間8月17日に開催されたEAのプレスイベントでも一部上映されたプレイシーンだ。
アイザックはまず,足のジェットを使って無重力の宇宙空間に飛び出していく。どうやらSprawlの電源施設がダウンしたので,それを修理するというのが彼に課せられた任務だ。広大な宇宙空間を,足のジェットパック(ジェットブーツ)で飛行することになるのだが,360度,どの方向にも移動が可能で,狭い空間が多かった前作「Dead Space」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)では見られなかったようなシーンだ。
基本的に広い空間の好きな場所に行けるわけだが,酸素がなくなると困るので,移動時間は酸素の残量に制限される。前作と同じく,酸素はO2と書かれたボンベにアクセスして補給することになる。
壁から飛び出してきたネクロモーフを,いろいろな角度から攻撃して倒しつつ,修理を終わらせると,発電装置は自動的に再稼働して,光り輝くプラズマビームがSprawlに向けて発射されていく。
さあ,これで一安心……なわけはなくて,アイザックの不幸はまだ続く。
地上から連絡が入り,急いでSprawlに戻らなければ,何に間に合わないのかはよく分からないが,ともかく間に合わないらしい。
ここでの最大の注目点は,アイザックが「すぐに行く,大丈夫だ」と答えているところで,前作ではゴードン・フリーマン博士なみに無口で,攻撃を受けたときの「ああっ」という言葉しか聞かれなかった彼が,今回はよくしゃべり,感情を表に出すという。つまり,アイザックがどういうキャラクターなのか,ようやく分かるわけだ。もしかしたら,意外にお調子者なのかもしれないが,たぶんそんなことはないだろう。
地上に激突寸前,足のジェットを噴かして減速し,天井を突き破って落ちたところは,「トランスポートハブ」と呼ばれる場所で,ここからさまざまな場所に移動できるようだ。それにしても,この宇宙ステーションSprawlの巨大さは半端ではない。建物が建ち並んでいる様子は,まるで惑星だ。
トランスポートハブで,例の赤ん坊のようなネクロモーフを倒していくと,やがて巨大なモンスターが出現。どうやって倒すのこんなの,という気分になったところでデモは終了となった。
突如現れて,我々を恐怖のどん底に突き落とした前作Dead Spaceは,部位切断や過剰なゴアシーンが話題になったものの,高い評価を得た理由はやはり,ビギナーからベテランまで楽しめる練り込まれたゲームバランスや,意表を突いたストーリー展開にあったのは間違いない。続編でそうした部分が,どのように引き継がれるのか注目したいところだ。発売は北米が2011年1月25日,ヨーロッパが1月28日の予定となっている。
「Dead Space 2」公式サイト
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