リリース
Intel,Sandy Bridgeを「第2世代Core」として2011年初頭に投入
Sandy Bridge(開発コードネーム) | |||
配信元 | Intel | 配信日 | 2010/09/14 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
強力なビジュアル機能を搭載する
第2世代インテル Core プロセッサー・ファミリーを公開
ニュース・ハイライト
・ノートブックPCおよびデスクトップPC向けに投入される第2世代インテル Core プロセッサー・ファミリーに関する新機能の詳細を発表。
内蔵のグラフィックス機能で優れたビジュアル体験を提供
・2010年後半に生産開始。新製品搭載のノートブックPCおよびデスクトップPCが2011年初めに発売予定
・最新製品は、バッテリー駆動時間およびパフォーマンスをさらに向上・インテルの次世代Xeonサーバー・プラットフォームのデュアル/マルチ・プロセシング・サーバーのデモを初公開
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の開発者向け会議「インテル・デベロッパー・フォーラム(IDF)Fall 2010」の基調講演で、2011年に登場する、第2世代インテル Coreプロセッサー・ファミリーについて、いくつかの重要な機能について明らかにしました。
新たに強化された機能によって、インテル・プロセッサーの優れたパフォーマンスと業界最高水準のバッテリー駆動時間が一層向上するとともに、多数のビジュアル関連機能がプロセッサー上に実装されます。
Sandy Bridge(開発コード名)として開発された最新のプロセッサーは、新たなビジュアル体験「Visibly Smart」を実現するインテル初のマイクロアーキテクチャーで、最新鋭の製造設備を導入した工場で第2世代のHigh-k/メタルゲート・トランジスター技術を採用した32nm(ナノメートル)プロセス技術によって生産されます。
インテルの主席副社長 兼 インテル・アーキテクチャー事業本部長のダディ(デイビット)・パルムッターは、「一般ユーザーや企業でのコンピューターの利用法は爆発的なスピードで進化しており、これまで以上にパワフルで、ビジュアル面で魅力あるユーザー体験に対するニーズが高まっています。最新の第2世代インテル Coreプロセッサー・ファミリーは、コンピューティングの性能と機能の点で、これまでのどの世代の製品をもしのぐ大きな進展を遂げています。
新たな機能は、第2世代インテル Coreプロセッサー搭載のノートブックPCだけでなく、データセンター向けサーバーから組込み向け製品まで、幅広いシステムに提供する予定です」と述べています。
第2世代インテル Coreプロセッサー・ファミリーでは、新たに「リング」構造が採用されています。プロセッサー内蔵のグラフィックス・エンジンは、キャッシュやメモリーなどのリソースをプロセッサー・コアと共有することができ、電力効率を維持しながらデバイスの処理能力とグラフィックス性能を向上させています。
第2世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーには、強化されたインテルターボ・ブースト・テクノロジーも搭載されます。
この機能は、プロセッサー・コアとプロセッサー・グラフィックスのリソースを自動的に移行、または再配置してパフォーマンスを向上させ、負荷を調節しながら、ユーザーの必要に応じて処理速度を一気に引き上げるものです。
第2世代インテル Coreプロセッサー・ファミリー搭載のノートブックPCおよびデスクトップPCは来年初めに発売される予定です。
新たなビジュアル体験 - 「Visibly Smart」
インテルの新しいプロセッサー内蔵グラフィックス機能によって、HDビデオ、3D、一般向けゲーム、マルチタスク、オンライン・ソーシャル・ネットワーキング、マルチメディアなど、今日、コンピューターのユーザーが最もコンピューティング・パワーを利用している分野でのビジュアル機能が一層強化されます。
パルムッターは、ビデオの取得・再生速度の向上を示すため、アーキテクチャー独自のメディア処理用半導体を使用し、ハードウェアによるビデオ編集処理を高速化するデモンストレーションを行いました。
また、第2世代インテル Coreプロセッサー・ファミリーは、インテル アドバンスド・ベクター・エクステンション(インテルAVX)命令セット群をサポートします。インテル AVXはパフォーマンスを向上させ、多様な機能とより優れたデータの管理、再編成や並べ替えを可能にします。
256ビットの新命令セットは、浮動小数点演算を多用するアプリケーションの高速化を可能にするため、デジタル画像編集やコンテンツ製作といったアプリケーションにおいて特に効果を発揮します。
また、インテルは次世代インテル Xeonプロセッサー搭載のデュアル・プロセッサー・サーバーのデモに、AES(Advanced Encryption Standard)向けの新しい命令セット インテル AES-NIを利用したシステムで実行可能な32スレッドを使用してVidyo(ヴィディオ)*ビデオ会議ソフトウェアを稼働させました。
2ソケット・サーバーおよびワークステーション向けの次世代Xeonプロセッサーは、1プロセッサー当たり8コアを搭載、16スレッドを同時に処理し、2011年後半の生産開始を予定しています。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。
インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。
インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jpで入手できます。
*Intel、インテル、Intelロゴ、インテルAtom、インテルCore、Xeonは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。
*その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
- 関連タイトル:
Core i7・i5・i3-2000番台(Sandy Bridge)
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