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藤本美貴さんも登場! 明日発売の「ブルードラゴン 異界の巨獣」完成披露発表会で,鵜之澤社長はひたすら冷や汗
馬場氏によると,自分の好きなキャラを作れるメイキングシステムや,ワイヤレス通信およびWi-Fiコネクションでのマルチプレイが,本作の大きな見どころであるとのこと。
馬場氏は「もちろん過去作同様,シングルプレイでも十分楽しめる作りになっています。ですが多人数で遊ぶことによって,その楽しさが何倍にもなりますよ」とも語るなど,とくにマルチプレイの楽しさを重視した作品であることを強くアピールしていた。
鳥嶋氏の過激発言に,鵜之澤氏はきりきり舞い
続いて,本作の総指揮を務めるミストウォーカーコーポレーションの坂口博信氏と,集英社の常務取締役 鳥嶋和彦氏が登壇。鵜之澤氏を加えた3人によるトークセッションへ。
すると鳥嶋氏も,「初めてブルードラゴンの話を聞いたとき,坂口さんと組んだら新しいゲームが生まれるんじゃないかと考えました。ちょうどその頃,いろんなゲーム会社が合従連衡してましたよね。でも,スクウェアとエニックスが合併したからといって,新しいゲームができたかというとそうでもなくて,あいかわらずドラクエとFFだけみたいな感じでした」と,いきなりの剛速球。
続けて「だったら,新しいゲームを仕掛けて選択肢を多くしたほうがいいんじゃないかなと考えたんです。それで鳥山 明さんにキャラクターデザインをお願いして,ブルードラゴンのプロジェクトが始まったという感じですね」と語った。
これを聞いていた鵜之澤氏は,「相変わらず辛らつですね……。ドクターマシリトの頃から何も変わっていませんね(笑)」と,苦笑を浮かべるばかり……。
これを受けた鳥嶋氏は,「ゲームってCGが導入されて,ずいぶん表現方法が変わりましたよね。でも逆にいうと,CGで描いたキャラクターって全部同じに見えちゃうんですよ。マンガ家さんがデザインした温かみのようなものがなくなっちゃう。そういう意味でブルードラゴンは自然ですよ」と語ったかと思うと,鳥山氏に聞いたというブルードラゴンの感想を披露し始めた。
なんでも,「『ドラクエ』と重なっていたのでつらい時期ではあった。でも,ドラクエは一部のボスキャラや一部の仕事しかしていないので,ずっと関わっているものの,全体像が掴みづらい。そういう意味で,ブルードラゴンはキャラクターとモンスターの全部に関われたので,イメージを掴みやすかったし楽しかった」のだそうだ。
もちろんここでも,鵜之澤氏は「僕の口からはちょっと……」と苦笑いを浮かべるしかなかった。
ここでもやっぱり鵜之澤氏は,「金ですか(笑)。」と苦笑を禁じ得なかった。
トークセッションの終盤には,坂口氏に対して,本作の制作チームと組んだ印象についての質問が投げられた。
坂口氏は,「時間はかかりましたが,その分,ゲームの調整やマルチプレイに関しては凄く良くなったと思います。実はニンテンドーDSのWi-Fi通信で,リアルタイムに処理をするのは,メインメモリの都合で難しいものなんです。それを実現させた技術陣は本当に凄いと思いますよ」と評価。
本作は当初,「BDO(ブルードラゴンオンライン)」という仮称がつけられていたほど,開発初期からマルチプレイを重視した作品だったとのことだけに,これをきっちり実現できたことに安堵している様子だった。
藤本美貴さんが,マルチプレイ初体験に大興奮
藤本さんは一足先に本作をプレイしたらしく「ブルードラゴンのようなタイプのゲームは初めてやったんですけど,凄い楽しかったです! とてもやり甲斐があるゲームでしたね」と本作を絶賛。
続いて,馬場氏と坂口氏を交えて,本作のサブタイトルにもある“巨獣”を倒す,マルチプレイのデモンストレーションが行われた。
序盤「キャ,怖い!(笑)」と逃げ回っていた藤本さんだが,馬場さんがチャットで的確なアドバイスをした甲斐もあり,なんとか巨獣の撃破に成功。
ちなみに坂口氏は,馬場氏や藤本さんとは対照的に,プレイ中は終始無言。なんでも,デバックをしてるような感覚に陥ったらしく,「止まらないと(フリーズしないと)いいなと」と思っていたそうである。この姿からも,本作のマルチプレイへの力の入れ具合がうかがえた。
藤本さんは発表会の最後にも,「こういうタイプのゲームが苦手な人でも,上級者とプレイすれば,一緒に上達していけるタイトルだと思います。発売したら,みんなでワイワイ盛り上がってください!」と語るなど,本作をかなり気に入っている様子だった。
「ブルードラゴン 異界の巨獣」公式サイト
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ブルードラゴン 異界の巨獣
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