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[TGS 2021]ASUSブースで激レアなガンダムコラボ自作ゲームPCや個性的なゲーマー向け周辺機器に触れてみた
ゲーマーが実際に製品を体験できるユーザーイベントを開催するのが難しい時勢柄,なかなか実機を見る機会のない製品も並んでいたので,簡単に紹介しよう。
あの超有名声優のサイン入り「GUNDAM EDITION」自作PC
ASUSブースで一際目立つのが,IKEA製の白いゲーマー向けPCデスクに置かれた白色や銀色のアイテムだ。
デスク上で高くそびえるタワー型PC筐体は,「ROG Strix Helios GUNDAM EDITION」という製品で,前面に「RX-78-2 ガンダム」が描かれた個性的なPCケースだ。
側面が強化ガラス製のパネルになっているのは,今どきのPCケースではよくあるが,左側面にはペンでサインが描かれているのが目に留まる。声優に詳しい人なら見ただけで分かるかもしれないが,これはガンダムシリーズでお馴染み「アムロ・レイ」役の声優である古谷 徹氏のサインだ。
このPCは,古谷氏が出演したASUSのオンラインイベント内で,氏が実際に組み立てた自作PCであるという。間違いなく,世界に1台のPCだ。
タワー型PCの横にあるディスプレイは,こちらもガンダムコラボモデルの「ROG Strix XG279Q-G GUNDAM EDITION」である。27インチサイズで解像度2560×1440ドット,垂直最大リフレッシュレートは170Hzで,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC」にも対応するという製品だ。見た目だけでなく,スペックも充実しているのがASUSらしいというか,ガンダムらしいといったところか。
白いフレームやスタンドは,ゲーマー向けディスプレイでは珍しいので,白い製品を好む人なら,ガンダムファンでなくても選択する価値はあるのではないだろうか。
ガンダムコラボの製品ではないが,銀色のケースに入った外付けビデオキャプチャユニット「TUF GAMING CAPTURE BOX-CU4K30」も目を引く。USB 3.2 Gen 1接続のキャプチャデバイスで,フルHD解像度なら最大120fps,4K解像度では最大30fpsでの録画が可能だ。
録画にはPCとの接続が必須であるが,サイズが105×80×21mmと,持ち運びにも適するので,外に持ち出してゲームプレイを録画する用途にも使える製品である。
白と銀で固められたコーナーの反対には,対称的にいかにもゲーマー向けといった黒系のPCや周辺機器が並んでいる。とくに目を引くのは,コンパクトな縦長筐体の自作PCだ。
PCケースは,「ROG Z11」というMini-ITXサイズの製品で,マザーボードを斜め11度の角度で取り付けることで,冷却効果を高めているのが特徴という。一般的なPCケースでは,グラフィックスカードのファン部分が目立たない配置になりがちだが,写真を見てのとおり,ROG Z11はあえて目立たせる場所に設置することも可能だ。
昨今のグラフィックスカードは,LEDイルミネーションで派手に彩れる製品も多いので,ROG Z11と組み合わせて映えるゲームPCを作るのも面白そうだ。
ゲーマー向け2-in-1ノートPC「ROG Flow X13」と,ROG Flow X13専用外付けGPUボックス「ROG XG Mobile」(関連記事)も展示されていた。
ROG Flow X13は,単体でも「GeForce GTX 1650」を搭載する13インチ級2-in-1ノートPCであるが,「GeForce RTX 3080」または「GeForce RTX 3070」を内蔵するROG XG Mobileと接続することで,高スペックなゲーマー向けノートPC並みのスペックになるというものだ。
モバイルノートPCの快適さと,高いゲーム性能を兼ね備えた構成が可能となるセットだが,合わせて32〜37万円程度という価格は,高いハードルとなるだろう。
ASUSの「Republic of Gamers」製品情報ページ
4Gamerの東京ゲームショウ 2021特設ページ
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