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[COMPUTEX]ゲーマー向けマザーボードのMini-ITXモデルや,液冷+空冷のGPUなど,注目製品が目白押しの「R.O.G.」プレスカンファレンス詳報
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印刷2013/06/05 17:57

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[COMPUTEX]ゲーマー向けマザーボードのMini-ITXモデルや,液冷+空冷のGPUなど,注目製品が目白押しの「R.O.G.」プレスカンファレンス詳報

R.O.G.のプレスカンファレンス会場は,COMPUTEXメイン会場の1つ,TICC(Taipei International Convention Center)で行われた
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 速報記事でお伝えしているとおり,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)は,同社のゲーマー&オーバークロッカー向け製品ブランド「R.O.G.」(Republic of Gamers)のプレスカンファレンスを,COMPUTEX TAIPEI 2013の初日である2013年6月4日に開催した。ここではイベントで披露された新製品についての詳報をお届けしよう。


鎧で覆われたゲーマー向け最上位マザーボード

Maximus VI Formula


 発表会における主役の1つとなったのが,「Intel Z87 Express」(以下,Z87)チップセット搭載のATXマザーボード「Maximus VI Formula」だ。Z87世代のR.O.G.では,すでに「Maximus VI Extreme」(※日本では全部大文字表記)という,最上位のオーバークロッカー向けモデルを発表済みだが(関連記事),今回のMaximus VI Formulaはゲーマー向けの新しい最上位モデルとなる。

Maximus VI Formula。Z87マザーボードなので,当然のことながら「Haswell」こと第4世代Coreプロセッサに対応
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 外観上の大きな特徴となっているのが,「ROG Armor」と名付けられた,マザーボード全体を覆うカバーだ。耐久性の高さを謳うASUSのマザーボードブランド「TUF」(The Ultimate Force)の製品を彷彿とさせるこのカバーと,マザーボード背面部を覆う鋼鉄(SECC)製のバックプレートにより,Maximus VI Formulaの基板部はがっちりと覆われている。
 ASUSはこのROG Armorとバックプレートの組み合わせを「Dual Cover Armor」とも呼んでいる

ROG Armor(左)とバックプレート(右)。金属製のカバーを採用する関係で,マザーボード全体はずっしりと重い
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 ROG Armorとバックプレートは,基板上に実装された各部の保護と,PCケースに取り付けたり拡張カードを着脱したりするときに,マザーボードへかかるテンションから基板を保護することを第一の目的として取り付けられている。さらに,これらはマザーボード上の熱源各所に放熱シート経由で接触する設計となっているので,巨大なヒートシンクとしても機能するとのことだ。
 なお,ROG Armorとバックプレートは“はめ殺し”ではなく,脱着が可能なので,もし隙間に埃(ほこり)が溜まった場合は,掃除できる。

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ROG Armor(左)とバックプレート(右)単体

CrossChillに空いた2つの穴は,液冷システムでは標準規格的に扱われている「G1/4インチ規格」幅になっており,市販の液冷システム用パイプを容易に接続できる
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 電源部用として,空冷と液冷両対応のヒートシンクを搭載するのは,R.O.G.のハイエンドモデルでお馴染みの構成だが,Maximus VI Formulaのそれには「CrossChill」という名称が与えられている。長時間にわたってCPUに負荷をかけ続けるゲーム用途では,マザーボード上の電源供給部に相当な負荷が掛かるので,マザーボードの機能や信頼性を長期間維持し続けるために,空冷だけでなく,液冷にも対応しているというわけだ。
 ASUSによれば,空冷でも必要十分な冷却能力は確保できるが,液冷も組み合わせることで,最大20℃以上の追加冷却効果が期待できるという。

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新しいSupremeFXの概要。世代表記がなくなったのはちょっと分かりにくいが,わざわざ「新しい」と言うだけのことはある
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Maximus VI Formulaのサウンド回路部分
 歴代のMaximusシリーズ同様,サウンド周りでは,高品位なアナログサウンド出力を実現するという「New SupremeFX」を採用している。2012年の「SupremeFX IV」に続く今回の第5世代では,サウンド回路周辺の基板にノイズガードを施す設計に加えて,HD Audio CODECチップにSupremeFXロゴ入りのEMI保護カバーを装着したり,オーディオ品質のエルナー製コンデンサや独WIMA製フィルムコンデンサを採用したりといった要素を特徴として打ち出してきている。

 なかでも,ヘッドフォン出力用とされるCirrus Logic製の2ch D/Aコンバータと,600Ωものハイインピーダンスに対応できるTexas Instruments製ヘッドフォンアンプ「TPA6120」といった,(高級な)単体サウンドカード並みの部品を搭載しているのは目を引くところだ。
 ASUSは120dBものS/N比を喧伝しているが,たしかに言うだけのことはありそうな実装部品である。

 このほかに,PCI Express 2.0の2レーンやSerial ATA 6Gbps,USB 3.0インタフェースを提供できる「M.2」インタフェースを用意し,標準でIEEE 802.11ac対応の無線LAN機能とBluetooth 4.0をサポートした「mPCIe Combo II」カードを搭載してきているのも特徴となる。

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mPCIe Combo II(左)とI/Oインタフェース部(右)

Maximus VI Formulaの新要素をまとめたスライド
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ついに登場 R.O.G.初のMini-ITXモデル

Maximus VI Impact


Impact Power電源回路ドーターカード
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 世界中のゲーマーから寄せられた要望に応えたとして,ついに登場したゲーマー向けMini-ITXマザーボードが,「Maximus VI Impact」だ。170×170mmというサイズでR.O.G.らしさを実現するために,電源部は8+2フェーズのデジタル回路を専用ドーターカード「Impact Power」上に実装。Mini-ITXマザーボードの域を超えたオーバークロック設定を可能にするという。

Maximus VI Impact
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 また,専用インタフェースで接続される“専用のサウンドカード”として「SupremeFX Impact」を採用。Maximus VI Formulaのサウンド回路と同様に,エルナー製のコンデンサやTI製ヘッドフォンアンプを搭載するなど,Mini-ITXマザーボードとしては驚くほど,アナログサウンド回路へのこだわりが見られる。

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SupremeFX Impactというドーターカードにより,サウンド出力を行う

 そのほかにも,Maximus VI Formulaと同様に,mPCIe Combo IIスロットを搭載しており,IEEE 802.11ac対応の無線LANとBluetooth 4.0を備えた付属カードを,ここに装着できる。

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mPCI Combo II(左)とI/Oインタフェース部(右)。I/Oインタフェース部には「MemOK」や「BIOS Flashback」といった,ASUSのマザーボードでお馴染みの機能やボタンも並んでいる

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全長170mmの「GeForce GTX 670」搭載グラフィックスカード「TX670-DCMOC-2GD5」と組み合わせたMaximus VI Impactのデモ機


空冷&液冷のハイブリッド冷却を実現するGPUクーラー

ROG Poseidon


 先ほど紹介したCrossChillのような「液冷+空冷ハイブリッド冷却」の発想を,グラフィックスカード用に応用したGPUクーラー「ROG Poseidon」も発表された。

ROG Poseidon
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ROG Poseidonを真上から。穴の空いたプラグに液冷用のホースを接続する。液冷システムと接続しなくても,空冷での動作が可能だ
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 ROG Poseidonは,ヒートシンクと冷却ファンによる空冷仕様で出荷されるが,ヒートシンクに用意された2つのプラグに,液冷システムのラジエータから伸びるホースを接続することで,グラフィックスカードを液冷対応にできるのが特徴の製品だ。ASUSによれば,液冷システムを接続して使った場合は,空冷のみと比べて,最大で31℃もGPU温度が下がったという。

ROG Poseidonを分解した状態での展示
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 試作機として公開されたROG Poseidon搭載のグラフィックスカードは,型番こそ非公開ながら,GeForce GTX 700シリーズのGPUを搭載することが明らかになっている。カードのデザインを見る限り,基板設計もROG Poseidon専用設計のようだった。なお,ROG Poseidonは1製品ではなく,シリーズ製品として複数のグラフィックスカードが発売される予定とのことだ

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薄型ながら高い冷却能力と静音性を確保したという「Cooltech Fan」を搭載したハイブリッド冷却機構部(左)。カードの設計は独自のようだ(右)

 ASUSは今回,Maximus VI FormulaとROG Poseidonカードを,市販の液冷システムと組み合わせたデモマシンを公開している。

Maximus VI FormulaとROG Poseidonを組み合わせたハイブリッド冷却のデモ機。なお,パイプフレームのオープンケースはあくまでも展示用で,R.O.G.ブランドで販売する予定はないとのこと
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液冷パイプはMaximus VI FormulaのCrossChill経由でCPUクーラーと接続し,さらにROG Poseidonとつながる(左)。その先には外向きに設置されたラジエータが用意されている(右)


今夏発売予定のPCIe 2.0 x2対応カード型SSD

「RAIDR Express」


 R.O.G.ブランドのSSDとして,PCI Express Gen.2(2.0)x2接続対応のSSDカードが,「RAIDR Express」という名称で7月に発売される。

RAIDR Express
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OSブートにも対応。カード後方(写真右端)のスライドスイッチでBIOS ModeとUEFI Modeを切り替えることで,カードからOSを起動できる
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 RAIDR Expressは,19nmプロセス技術を用いて製造される東芝製の第2世代MLC NANDフラッシュメモリを搭載して,容量は240GBとなる。逐次読み出し速度は最大830MB/s,逐次書き込みでは最大810MB/sを実現するという速さが特徴だ。
 また,RAIDRは,データドライブとしてだけではなく,システムドライブとしても利用できる点も特徴となる。レガシーな「BIOS Mode」と,高速起動が可能な「UEFI Mode」の2モードに対応しており,基板上に用意されたスライドスイッチにより動作モードを切り替えることで,マザーボードがレガシーBIOSとUEFIのどちらを使っている場合でも,OSを起動できるようになっている。

 価格については,「競合のカード型SSDに対して競争力のある価格で」(ASUS担当者)登場するという,曖昧な答えしか得られなかった。


GeForce GTX 770M+Haswell搭載のノートPC

G750


G750
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 「G750」は,17インチサイズで解像度1920×1080ドットの液晶パネルを搭載した,R.O.G.ブランドのゲーマー向けノートPC新製品だ。Haswell世代でCPUコアを4基統合したCore i7プロセッサと,グラフィックスメモリ容量3GBの「GeForce GTX 770M」を採用するのが特徴となる。


女性が軽そうに持っているが,重量は4kgと,かなり重い
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内蔵ヘッドフォンアンプとROG AudioWizardが,G750における大きな特徴とされている
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 音質を重視したサウンド機能が充実している点も特徴で,ヘッドフォンアンプを別途搭載することで,音量を上げてもヘッドフォンから出力される音が割れたりしないという。
 また,ソフトウェアベースの音量補正機能として,「ROG AudioWizard」という機能を搭載している。これは,イスラエルのWaves Audioが持つ「MaxxAudio」技術をベースとして開発されたものだ(関連記事)。ノートPCが内蔵するスピーカーはサイズを大きくしにくいため,大きな音を出すのは得意ではないし,無理矢理出そうとすると,音割れが起きたり,高域や低域の小さな音が聞こえにくくなるという問題を抱えている。ROG AudioWizardは,この問題を回避できるという機能だ。
 設定ソフトウェアのプリセットでは,「WAR ROOM」(作戦室),「SOUNDSCAPE」(音場拡張),「BATTLEFIELD」(戦場),「ACTION」(アクションゲーム),「MULTIMEDIA」(マルチメディア)の5つが用意されており,選択したプリセットに合わせて適切な音量補正がかかるという仕組みになっている。

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とくに説明はなかったが,「3D Vision 2」らしい3D立体視機能をサポートしていた。よって,液晶パネルは垂直リフレッシュレート120Hzに対応している可能性が高い(左)。キーボードは10キー付きで,白色のLEDバックライトを内蔵する(右)


液冷+1ボタンOC機能搭載のデスクトップPC

TYTAN G


 デスクトップPCは,従来の「CG〜」という製品名が変更されて,新たに「TYTAN G」シリーズと呼ばれるようになった。その第1弾となるのが,この「TYTAN G30」だ。

TYTAN G30
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外観や機能は基本的にCGシリーズを踏襲しているが,ROG AudioWizardが追加されるとのこと
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 外観は従来のCGシリーズと変わらないように見えるが,TYTAN G30の場合,CPUはHaswell世代の「Core i7-4770K」,GPUは「GeForce GTX 780」と,中身は最新パーツで固められている。メインメモリ容量は16GB,ストレージは容量128GBのSSDを2台,RAID 0構成で搭載するほか,データドライブ用に2TB HDDも内蔵する。
 CPUの冷却に液冷システムを採用する点や,本体上のボタンを押すだけで,CPUをオーバークロック動作させられる点は,CGシリーズの機能を継承している。ちなみにTYTAN G30の場合,CPUの動作クロックは4.1GHzまで引き上げられるという。

 TYTAN GシリーズにはTYTAN G30のほかに,上位モデルとして「TYTAN G50」「TYTAN G70」も用意される。これらについての詳細は未公表となっている。


敵の接近は音で知れ!?

「Sonic Radar」


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 最後にR.O.G.ならではというソフトウェアについて紹介しよう。ゲーマー向けPCやマザーボードでは,オーバークロック動作を簡単にしたり,ゲームのプレイが有利になるような専用ソフトを提供している製品が多い。
 今回発表されたR.O.G.独自のソフトが,今夏リリース予定の「Sonic Radar」だ。Xonar PhoebusシリーズといったASUS製サウンドカードや,新しいSupremeFXを搭載するMaximus VIシリーズ用として提供される。

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Sonic Radar実演の様子(左)。画面右上に見えるのが可視化された音像レーダーマップ(右)。このデモではキャラクターの足音を認識対象としていた。写真に写っている人物は,Sonic Radarの解説を行った,ASUSのKent Chien氏(ASUS General Manager of Multimedia, ASUSTeK Computer)

 さて,このSonic Radarは,かなり物議を醸しそうな機能を備えている。対応ゲームでこれを使うと,「あらかじめ設定した対象の音」が,ゲーム内空間のどこで鳴っているかを,プレイヤーを中心としたレーダー風のグラフでオーバーレイ表示するのだ。
 たとえば「足音」を認識対象とした場合,プレイヤーの右後ろから足音が鳴れば,レーダーマップの中心から右後ろ方向に向かって,その足音の音量分だけバーが伸びるという仕組みだ。銃声と爆音だらけの戦場だろうが,入り組んだ障害物で視界の効かない場面だろうが,的確に足音の相対定位だけを視覚化できるので,戦いを有利に進められる……というわけである。

 認識対象として設定できる音は,「足音」や「電子音」,「銃声」に「爆発音」「人の声」と,5種類が用意されている。

認識対象にできる音は全部で5つ。実用的かはともかく,全部をまとめて認識対象にもできる
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 オンラインゲームで自分だけがこんな機能を使おうものなら,間違いなくチーター扱いされるであろうから,悪い冗談と受け取る人も少なくなさそうだ。しかし,このSonic Radarは,ASUSサウンドチームの自信作だそうで,彼らは「ゲームプレイに革命が起きるかもしれない」と自信を見せていた。機能としての面白さはともかく,ゲーマー目線での検証が必要ではないだろうか。


「ゲーム王者の選択。それがR.O.G.なのだ」と熱弁を振るうJonney Shih氏(Chairman,ASUSTeK Computer)
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 余談だが,R.O.G.のプレスカンファレンス冒頭でも,ASUS会長であるJonney Shih(ジョニー・シー)氏が登場して,同社がゲーマー向けブランドに注力する理由について語った。
 「『ゲームはタブレットやスマートフォンでプレイするものになってしまい,PCを使ったコアゲーミングは死んだ』と言われることがあるが,私はそれをまったく信じていない。少なくとも,我々のR.O.G.ブランドは,世界中の至るところで売れ続けているのだから」と,Shih氏はいつものオーバーアクションとともに熱弁を振るった。
 R.O.G.というブランドを確立し,ここまで成長させてきたASUSには,今後も期待してよさそうだ。

R.O.G. 公式サイト(英語)

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