連載
週刊Steam広場 第51号:探索型2DアクションRPG「エンダーマグノリア」や,ランダムマップホラー「Shadow Corridor 2」が発売に
週刊Steam広場では,Valveが運営するPCゲームのダウンロード販売サイト「Steam」で今週発売・発表された注目タイトルや,セール情報などをお届けします。
エンダーマグノリア
「エンダーリリーズ」の数十年後を描く探索型2DアクションRPG。今作では魔法と機械文明が大きく発展した世界を舞台に,暴走する人工生命体「ホムンクルス」たちの魂を解放する旅が描かれる。装備やレリックなどの収集・成長要素が大幅にボリュームアップし,ストーリーに集中したいプレイヤーのために難度選択も導入されている。
Shadow Corridor 2 雨ノ四葩
ランダムに生成されたダンジョンで徘徊者から逃げ回り脱出を目指すホラーゲーム「Shadow Corridor」の続編。今作では,死に安らぎを見出し自ら命を絶った少女「時雨」の物語が描かれる。システムの大部分は前作を踏襲しつつも,新たなシステムとして「カルタシステム」が追加。各種ステータスアップやさまざまなパッシブスキル付与されるなど,前作にはない戦略性が生まれている。
Omega Crafter
ゲーム開発者を主人公とするサバイバルクラフトゲーム。ある日,自身が開発しているゲームに謎のプログラムが侵入し,それ以上開発を進められなくなってしまう。そこで主人公はゲームの世界に入り込み,侵入したプログラムをやっつけようと決意。自分で作り上げた世界で悪さをするプログラムを発見・除去しながら,必要なゲーム内アセットを構築して,ゲームを完成に導くわけだ。
Winning Post 10 2024
プレイヤーがオーナーブリーダー(馬主兼生産者)となり,競馬世界に生きる馬や人々とのドラマを体験する本格派競馬シミュレーションゲーム。日本競馬史を追体験できる史実イベント「競馬ヒストリア」が新たに登場するほか,2024年から始まる「国内ダート3冠」や,能力エディットの実装など,さまざまなパワーアップ要素が加わっている。
Millennia
「Age of Empires」シリーズの開発者による4Xストラテジーゲームで,人類のあけぼのから遠い未来に至るまで,1万年の歴史を体験できる。時代は10段階に分けられており,一定の目標を達成するごとに「派生時代」へと移行する仕組みだ。派生時代は有益な効果が得られるものだけでなく,飢餓や病気といった危険なものも存在するという。
Maniac
サイコパスなキャラクターを操作して街を破壊していくヴァンサバ系ローグライトゲーム。2D時代の「グランド・セフト・オート」シリーズに影響を受けており,過激なゴア表現も取り入れられている。ゲーム開始から30分後には核兵器が投下され,それまで生き延びればゲームクリアとなるようだ。
Palia
さまざまな種族が暮らすファンタジー世界を舞台とした,スローライフ系MMOシミュレーション。家の建築や農業,クラフト,釣り,料理といったゲーム世界での生活や冒険を,大勢の仲間とともに楽しめるのが特徴だ。アニメ調のアートワークも見どころの1つで,開発はRiot GamesやBlizzard Entertainmentで経験を積んだ開発者たちで構成されるSingularity 6が行っている。
ペッパーグラインダー
船乗りの「ペッパー」となり,奪われた財宝を取り戻すため,巨大なドリル「グラインダー」を駆使してステージを進む2Dアドベンチャーゲーム。ドリルのアクションが特徴的で,まるでイルカが水の中を泳ぐような動きで地面を掘ったり出てきたりできる。ほかにも,道中で見つけた財宝を換金してキャラクター強化する要素もあるようだ。
CD 2: Trap Master
デッキ構築とタワーディフェンスを融合させたローグライトストラテジーゲーム。罠とスキルの組み合わせで独自のデッキを構築し,地上と空の両方から攻めてくる敵を,炎で燃やしたり,毒で弱らせたり,水に落としたりと,さまざまな方法で撃退していく。罠とスキルは100種類以上あり,ローグライトならではのランダム要素によって,リプレイ性の高い作品に仕上がっている。
Bulwark: Falconeer Chronicles
大きな鳥の背中に乗って世界を探検するアクションRPG「The Falconeer」と世界観を共有する都市建設系のストラテジーゲーム。広大な海に無数の島が浮かぶ神秘的な世界で,プレイヤーは40年前の戦争で荒廃したアーシー(Ursee)王国を再興するため,交易の拠点や征服の足がかりとなる街や尖塔,要塞,そして防塁(Bulwark)を築いていく。シンプルかつ直感的な操作をウリにしており,Steamではデモ版が配信中だ。
マジカル★ポーション工房
魔女「グリセルダ」のポーション工房を受け継いだ冒険者となり,さまざまなポーションを作成しながら,ショップを経営していくシミュレーションゲーム。液比のバランス調合や効能の最大化,正しい材料の選択などを調整しつつ,自分だけのポーションを作り出していく。
サウスパーク:スノーデイ!
アニメ「サウスパーク」を原作とするアクションゲーム。とてつもない規模の吹雪に襲われたサウスパークを舞台に,プレイヤーは街にやってきたばかりの新入りとして,カートマン,スタン,カイル,ケニーたちと一緒に大騒ぎを繰り広げながら,街を救うために戦っていく。最大4人での協力プレイがメインとなり,カードを軸にしたアップグレード要素などが用意されている。
Necrosmith 2
“ネクロマンサー・シミュレーター”を謳うタワーディフェンスゲーム。プレイヤーは,さまざまな種族の部位使ってアンデッドを作りあげ,塔の防衛のために彼らを戦わせる。アンデッドの素材を集めるためにマップを探索する要素もあり,その気になれば巨大なアンデッドを作り出すことも可能だそうだ。
Outpost: Infinity Siege
前哨基地を建設しながら,危険な防衛機械がうごめく立入禁止エリアを探索する,オンラインマルチプレイ対応のFPS。プレイヤーは「XENガン」と呼ばれる特殊な武器で敵と戦い,さらに前哨基地に指示を出して敵の襲撃を撃退していく。いわば,RTSとFPSとTower Defenseを融合させたタイトルで,メカに搭乗してスピーディーに立ち回る迫力のバトルも楽しめるようだ。
テラ メモリア
魔法水晶不足の問題と,突如として目覚めた古代ロボットに対処するため,出会ったばかりの6人のキャラクターが世界中を冒険するアドベンチャーRPG。過去と現在を行き来し,水晶の供給を妨害する黒幕の正体や,古代機械の襲撃の真相を追っていく。3Dとピクセルアートを組み合わせた絵作りが特徴の1つで,探索,バトル,建設,そしてパズルなどの要素が詰まった短編作品になるそうだ。
Brighter Shores
ファンタジー世界を舞台にした新作MMORPG。「Runescape」の生みの親として知られる,Andrew Gower氏率いるFen Research Ltdが開発を手がけており,2024年第3四半期にリリース予定となっている。ポイント&クリック方式を採用し,戦士や魔法使いだけでなく,漁師や料理人,錬金術師に鍛冶屋と,20種類以上にも及ぶ生活職が存在するという。ゲームはエピソード形式で拡張を重ね,各エピソードでは固有のサブクエストや生活職,新たな土地が追加されつつ,中心となるストーリーが進んでいくようだ。
「聖剣伝説 VISIONS of MANA」,ゲームプレイトレイラーを公開。主人公と仲間の戦闘シーンや,カマキリのような巨大モンスターを確認できる
スクウェア・エニックスは2024年3月28日,2024年夏に発売を予定している新作アクションRPG「聖剣伝説 VISIONS of MANA」のゲームプレイトレイラーを公開した。グローバルでの情報公開にあわせて英語ボイスの日本語字幕となっているが,日本語ボイスの詳細は後日アナウンスされるそうだ。
怪異判定ADV「奇天烈相談ダイヤル」のSteam版,4月26日21:00に配信決定。新たに20体の怪異を追加
インディーゲームサークルの法螺会は本日,Steam版「奇天烈相談ダイヤル」を2024年4月26日21:00に配信すると発表し,ストアページを公開した。怪異が実在する1994年の日本を舞台にした本作は,入国審査ゲーム「Papers, Please」から着想を得た怪異判定アドベンチャーゲームだ。
「Balatro」「Inscryption」などがセール価格に。Steamで「デッキ構築フェス」を4月2日3:00まで開催中
Steamは4月2日3:00(日本時間)まで,「デッキ構築フェス」を開催中だ。フェスでは,デッキ構築型のゲームソフトのセールや,体験版の配信が行われる。セールのラインナップタイトルは「Balatro」「Inscryption」「The Cosmic Wheel Sisterhood」「Peglin」などだ。アバターなどの配布も行われている。
母娘2人が過去と向き合うロードトリップADV「Open Roads」,本日リリース
Annapurna Interactiveは本日(2024年3月29日),新作「Open Roads」をリリースし,トレイラーを公開した。本作は,主人公の母娘が,母が隠そうとしてきた過去と向き合うため,真実を探す旅に出るロードトリップアドベンチャーだ。
「Sky 星を紡ぐ子どもたち」PC版アーリーアクセスをSteamで4月10日に開始。「風ノ旅ビトパック」がすべてのプラットフォームで購入可能に
thatgamecompanyは本日(2024年3月26日),PC版「Sky 星を紡ぐ子どもたち」のアーリーアクセスを4月10日にSteamで開始すると発表した。本作は,2013年のゲームオブザイヤーを受賞したアドベンチャーゲーム「風の旅ビト」を手掛けた,同スタジオのソーシャルアドベンチャーゲームだ。
Steamで“圧倒的に好評”のテラフォーミングゲーム「The Planet Crafter」,4月10日に正式リリース
Miju Gamesは本日(2024年3月27日),現在Steamでアーリーアクセス版を提供している「The Planet Crafter」を,4月10日に正式リリースすると発表した。本作は人が住めないような惑星をの環境を整えていくテラフォーミングゲームで,Steamレビューでは“圧倒的に好評”となっている。
自分たちの船を破壊してでもエイリアンを食い止めろ。アクションディフェンスFPS「SENTRY」のアーリーアクセス開始
Fireblade Softwareは本日(2024年3月26日),同社が開発する「SENTRY」のアーリーアクセス版をSteamでリリースした。本作は,宇宙船に侵入してくるエイリアンを撃退するアクションディフェンスFPS。時には船を破壊し,そこから敵を放り出すといった手段も必要になる。
“バイオショック”らしさ満載の新作「Judas」の新情報公開。開発をリードするのは元Irrational Gamesのケン・レヴィン氏
Ghost Story Gamesが開発中の新作「Judas」の最新情報が公開された。宇宙船メイフラワー号からの脱出を図ろうとする女性ジュダスの物語を描く作品で,手のひらに装備したデバイスからパワーを放出したりなど,「バイオショック」の生みの親であるケン・レヴィン氏のワールドが炸裂しているようだ。
裏の顔を持つ総合医療企業を運営し,ヤバくなったら逃げ出す経営シム「Undead Inc.」,5月2日のリリース決定
Team17は,スウェーデンのデベロッパRightsize Gamesのデビュー作となる「Undead Inc.」を2024年5月2日(日本では5月3日)にSteamでリリースすると発表し,トレイラーを公開した。表向きは総合医療企業だが,裏では危険な細菌やウイルス,生物兵器などを開発する大手企業をテーマにした経営シムだ。
ビル・ローパー氏率いるLunacy Games,「HELLGATE」シリーズのライセンスを獲得。新作「HELLGATE: REDEMPTION」を発表
韓国のHanbit Softは2024年3月27日,同社が保有する「HELLGATE」シリーズのIPに関して,Lunacy Gamesとライセンス契約を締結したと明らかにした。今回の契約により,Lunacy Gamesは新作「HELLGATE: REDEMPTION」を開発し,グローバルサービスに乗り出すとしている。
3Dアクションと2Dアクションを同時に攻略! 2つの世界を一度に冒険する異色の新作「Screenbound」,Steamストアページを公開
Crescent Moon GamesとThose Dang Gamesは本日(2024年3月26日),新作PC用ソフト「Screenbound」のSteamストアページを公開した。本作は,一人称視点の3Dアクションゲームと,2Dプラットフォームアクションを同時に行う,異色のアクションアドベンチャーゲームだ。
消した面子で役を組み上げる。麻雀のルールをほぼそのまま適用した異色の落ち物パズル「Drop麻雀牌」がSteamで本日発売へ
ゲームクリエイターのタムタム氏は本日(2024年3月29日),麻雀のルールをベースとする落ち物パズルゲーム「Drop麻雀牌」をSteamで発売した。3つの牌で面子を完成させ,消した面子で役を揃えていこう。サポートキャラクターに役を教えてもらえるので,麻雀初心者もゲームを覚えながら楽しめる。
[GDC 2024]アリ軍団を率いる超リアルなネイチャー系RTS「Empire of the Ants」のライブデモをチェック
GDC 2024会期中,Microidsは新作RTS「Empire of the Ants」のライブデモを一部メディア向けに公開した。パリ南部の森にあるアリの巣を舞台に,プレイヤーは蟻塚を拡大して軍団を強くし,周囲の巣を征服したり,危険な敵と対峙したりするという,ネイチャー系のリアルで美しいストラテジーゲームだ。
使用しているのは日本で収録した音。「Japanese Drift Master」のサウンドを紹介する最新トレイラー公開
ポーランドのデベロッパGaming Factoryが開発を進めるレースゲーム「Japanese Drift Master」の最新トレイラーが公開された。ゲームで使用されるサウンドを紹介するもので,環境音は日本で収録されたという。さらに,走行中にラジオを聞くという機能も実装するとのことだ。
「Holo X Break」オンライン機能の実装を遅らせることを発表。マルチプレイヤー機能の実装難度が,開発陣の想像を上回ったため
「Holo X Break」公式X(旧Twitter)アカウントは本日(2024年3月29日),「Holo X Break」のオンライン機能について,実装を遅らせることを発表した。ゲームは予定通り本日17:00に発売される。オンライン機能の実装までは「Steam Remote Play」の使用が推奨されている。
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