「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」など新作に対応する「GeForce 566.36 Driver」がリリース

　米国時間2024年12月5日，NVIDIAは，公式最新版グラフィックスドライバ「GeForce 566.36.Driver」をリリースした。WHQL（Windows Hardware Quality Labs，ウィクル）通過版となる本バージョンは，多数の新作タイトルやアップデート版に対応したドライバだ。
　GeForce 566.36.Driverにおいて対応を謳っている新作は次のとおり。

　「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」は，レイトレーシングを多用した美しいグラフィックスを特徴とするタイトルだが，NVIDIA独自の超解像技術「DLSS 3」の採用により，GeForce RTX 40シリーズユーザーなら，高いフレームレートでプレイできるという。
　一例として，4K解像度ではDLSS 3の利用によって最大2倍のフレームレート向上が得られ，「GeForce RTX 4070」以上なら，100fpsを超えるフレームレートで楽しめるそうだ。また2560×1440ドットでは，フレームレートが1.6倍向上するほか，「GeForce RTX 4060 Ti」以上でも，100fpsを超えるフレームレートが得られるとのことである。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」など新作に対応する「GeForce 566.36 Driver」がリリース

インディ・ジョーンズ/大いなる円環でDLSS 3のオン，オフによりフレームレートがどれくらい変化するかを示したグラフ

　一方の「Marvel Rivals」は，DLSS 3に加えて遅延低減技術「Reflex」に対応。GeForce RTX 4070以上のユーザーなら，4K解像度で90fpsを超えるフレームレートと低遅延でマルチプレイが楽しめるとのことである。
　また「Delta Force」は，スタート時にDLSSとReflexに対応しているが，2025年1月には，DLSS 3のフレーム生成に対応することが予告されている。さらに，1月のイベントにおいてレイトレーシングが組み込まれ，よりリアルなグラフィックスで対戦が楽しめるようになるそうだ。

　これらの新作タイトルだけでなく，GeForce 566.36 Driverでは，12月6日に早期アクセスサービスがスタートするアクションRPG「Path of Exile 2」に対応する。本作は，DLSSおよびReflexに対応しており，内部遅延を最大57％減らせるという。
　そのほかには，12月9日に予定されている「Forza Motorsport」向けのレイトレーシングを用いたグローバルイルミネーション搭載アップデートへの対応も盛り込まれた。

　GeForce Driverをすぐにでも入手したい人は，以下に示したリンクか，「NVIDIA App」（あるいはGeForce Experience）のアップデート機能を利用してほしい。

→Windows 11，64bit版Windows 10用GeForce 566.36 Driver（732.91 MB）
https://www.nvidia.com/ja-jp/drivers/details/237722/
→ノートPC向けのWindows 11，64bit版Windows 10用GeForce 566.36 Driver（732.91 MB）
https://www.nvidia.com/ja-jp/drivers/details/237754/

＃＃以下，NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノート（リンク先はPDF）まとめ＃＃

●GeForce 566.36 Driverの対応製品