「GeForce Hotfix Driver Version 417.75」公開。G-SYNCが抱えていた既知の不具合へ対策を図る

　北米時間2019年1月22日，NVIDIAが，Release 415世代のHotfix版ドライバ第3弾「GeForce Hotfix Driver Version 417.75」を公開した。
　入手先は下に示したとおりで，前回と同じく，今回もWindows 10専用だ。リンク先にはWindows 10用の「Standard」ドライバと，Windowsの新しいドライバモデルであるUniversal Windows Driver対応の「DCH」ドライバがあるので注意してもらえればと思う。基本的には前者で大丈夫だ。

→GeForce Hotfix Driver Version 417.75
※リンク先はNVIDIA公式Webサイトではありませんが，NVIDIA公式です

　417.75ドライバにおける修正内容は，「GeForce 417.71 Driver」で既知の不具合となっていた，

• グラフィックスカードをG-SYNC対応ディスプレイとG-SYNC非対応でHDMI接続のディスプレイとに接続した状態で，前者のG-SYNCを有効化するとランダムに画面がちらつく問題

へ，取り急ぎの対処を図ったものになる。

　NVIDIAはHotfix版ドライバを「当該アップデートをより早く届けるためのもの」と位置づけており，通常リリースと比べて品質保証工程を省略してあるとしている。そのため，いま挙げた問題で目下大いに悩んでいるというのでなければ，次回の公式版リリースを待つのが得策だ。
　導入は自己責任となるので，その点は十分に注意してほしい。