Windows 10向けの「GeForce 353.62 Driver」がWindows Updateで配信中

　Windows 10の無償アップグレード配信が始まった。4Gamerは「ひとまずの様子見」を推奨する立場だが（関連記事），メインのゲームPC以外にもPCを持っている人だと，すでに導入してみた人もいることだろう。
　そのWindows 10でWindows Updateをかけると，GeForce搭載環境において，NVIDIA公式Webサイトでも公開されていない「GeForce 353.62 Driver」が導入されたので，簡単に紹介しておきたい。

　さて，4Gamerでは，「GeForce GTX 980 Ti」を搭載するシステムに対してWindows 10をクリーンインストールしたのだが，その後，以下の流れで作業を行ったところ，この最新版ドライバが導入された次第だ。

1. まずWindows Updateを適用。この時点ではグラフィックスドライバが導入されず
2. NVIDIAからダウンロードした，2015年7月29日時点の公式最新版「GeForce 353.30 Driver」を導入
3. 再度Windows Updateを適用
4. GeForce 353.62 Driverがインストールされる

Windows 10にGeForce 353.62 Driverが導入された

　現在のところ，353.62ドライバに関する公式なドキュメントは公開されていないが，「特定の環境で画面表示がおかしくなる問題への対処が入った」という，未確認の情報は得られている。
　NVIDIAは，新しい公式ドライバの公開を，日本時間の深夜に行うことが多いので，ひょっとすると今晩にも公式サイトやGeForce.comで353.62ドライバが公開され，詳細が明らかになるかもしれない。

NVIDIAのドライバダウンロードページ

GeForce.com（英語）