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テクノブラッド,CPL2005夏季大会の日本予選開催を発表
FPSやRTSのゲーマーにお馴染みのCPLは,「PLAY HARD. GO PRO.」(真剣にプレイしろ,そしてプロになれ)をキャッチフレーズに,競技性の高いコンピューターゲーム対戦の地位向上を目的として設立されたスポーツ大会(e-Sports)だ。2004年までは米国のダラスで年2回開催されていたが,今年からは「CPLワールドツアー」として,F1のように世界を転戦する形となった。いずれにせよ賞金総額が年間100万ドル(約1億円)にのぼる,国際的なビッグイベントである。
テクノブラッドは2005年,夏と冬の2回日本予選を開催し,7,12月に行われるCPLワールドツアーのアメリカ本選に,国内予選での優勝チームを送り込む。
CPL2005夏季大会日本予選で例年と異なるのは,会場となるのが大阪のオンラインゲームカフェ「NEXTAGE TEN-ICHI BB」となる点だ。これまでの予選はすべて東京都内で行われていたため,地方でも大会を開いてほしいというプレイヤーからのリクエストがかなり多かったらしい。そこで今年は少し趣向を変えて,"日本最大のオンラインゲームカフェ"という看板を掲げた同カフェに決定したわけだ。
またそれに伴い同社は,東京発2泊3日の「CPL2005日本予選大阪ツアー」も企画しているとのこと。サポーターやギャラリー抜きでは事実上成り立たない(="プロを育てる"というCPLのコンセプトに沿わない)イベントだけに,そのあたりはキチンと配慮してあるようだ。
■大会概要
大会名称:CPL2005夏季大会日本予選
開催日程:2005年5月28日(土)〜29日(日)
開催地:大阪 上本町「NEXTAGE TEN-ICHI BB」
競技種目:Counter-Strike:Source
スポンサー:有限会社ジーデックス
株式会社トッププレイヤー
株式会社ビレッジセンター
会場サプライヤー:NEXTAGE TEN-ICHI BB
※大会の詳細は,4月8日にオープン予定のCPL2005夏季大会日本予選公式サイトで告知されるとのこと。
CPLは,2005年から競技種目が「Counter-Strike」から「Counter-Strike:Source」に移行したことで,プレイヤー/ギャラリー層は大きく変化するはず("Source"は,「Half-Life2」を購入すればもれなく遊べるようになるタイトル)。間口がグンと広がるこのタイミングで多くのプレイヤー層を取り込めるよう,プレイヤーのパフォーマンスはもちろんのこと,テクノブラッドにはスムースかつ大会を魅力をキチンと伝える運営が求められる。
さて余談だが,e-Sportsに注目しているプレイヤーならご存じのとおり,2005年からアスクにスポンサードされて"日本初"のプロフェッショナルゲーマーとなったSIGUMA氏は,現在「CPL WORLD TOUR in Turkey」に参戦中だ。氏のサイト「SIGUMA.net」の報告を見ると,トルコワールドツアーでは残念ながら予選ラウンドで敗退してしまったようだが,次のスペイン大会へ向けて課題の整理や練習時間の確保など,すでに前向きに動き出している。氏が同サイトに掲載しているレポートは,大会の実情やプロフェッショナルゲーマーのプライベートなど貴重な情報が満載なので,ぜひ一度チェックしてみてほしい。(Gueed)
「Counter-Strike:Source」
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