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第8回 ヴァナ・ディール国勢調査,「FFXI」公式サイトで公開
ちなみに5月16日という日付は,FFXIのサービス開始日であり,近年では毎年この日に国勢調査が公開されている。
FFXIの大きな動きをこの1年で振り返ると,4番目の拡張データディスク「アルタナの神兵」のリリースや,キャラクターのワールド間移転サービスの導入,そしてスペシャルタスクチームの監視/取締が強化された点などが挙げられる。これらによって,ゲーム内世界はどのような変化を見せたのか。とりあえずは下記リンク先をご覧頂きたい。
第8回 ヴァナ・ディール国勢調査
国勢調査では,お馴染みのピークタイムや平均ログイン時間,種族ごとの人気フェイスタイプなどに加え,合成,アルタナ用ジョブの取得率,カンパニエの勲章などといった項目も追加されている。過去最大規模のボリュームであり,FFXIプレイヤーにとっては,どの項目もかなり興味深く見れるだろう。
個人的にこれらの中でとくに驚かされたのは,“マートキャップ”の所持数である。現在は全サーバーを合わせて,なんと6575個もあるというのだ。この数字をワールド数で単純に割ると,1ワールドあたり平均200以上という計算になる。
プレイヤーならご存じのとおり,マートキャップを取得するには,最低でも15種類のジョブ(アトルガン以降を除く)をレベル66以上まで上げなければならない。これは一般プレイヤーにとって想像を絶する領域であり,一般的なRPGだと“やりこみ賞”的なものに相当すると思うのだが,それがここまで伸びているのは驚きである。
ちなみに,同じくハイエンド向けコンテンツとしてマートキャップと双璧をなす“レリック武器”についても,現在はトータルで1869個が存在するという。第6回の国勢調査からの推移は“218→778→1869”となっており,FFXIを極めた一種の証として,着実に浸透していってきているのがよく分かる。
それ以外の面では,昨年の公開内容からは極端に大きな変化はあまりないようだ。サービス開始から7年目を迎え,有効会員数50万人という規模を維持しているFFXIだが,今回の国勢調査ひとつを見てみても,サービスが円熟期に入っていることが理解できるだろう。
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