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スペインの写真家が制作する「日本のゲームセンターの写真集」のKickstarterキャンペーンが展開中。全国のゲーセンを写した文化の記録
本書を手がけるVíctor Alonso氏は,日本を愛する写真家だ。東京の“片隅”と片田舎の“渋い”光景をフィーチャーした「KATASUMI v. SHIBUI」(リンク),秋葉原や渋谷,新宿,中野,吉祥寺といった街の生活感ある雑踏をテーマ曲とともに楽しめる「TOKYO NIGHTS」(リンク),東京で見つけた印象的な光景を記録した「TOKIO!TOKIO!TOKIO!」(リンク)などの作品を発表している。公式サイト(リンク)にある,7作品中4作品が日本に関したものだ。
そんなAlonso氏が作品リストのトップに位置付けているのが,「The Last Game Centers 最後のゲーセン」(リンク)だ。
東京の「Hey」「高田馬場ゲーセンミカド」や大阪の「ロイヤル」「ザリガニ」など,日本各地にある25のゲームセンターを撮影し,200枚以上の写真を280ページに配している。アーケード筐体がズラリと並ぶさまや大会の光景,店舗の外観などが活写されており,ゲームセンターを愛する人にはたまらない写真となっている。
これをパワーアップしたのが,「The Last Game Centers 最後のゲーセン BLACK LABEL」となる。
新たに2つのゲームセンターを加え,テキストは日本語と英語を併記,写真のコントラストを改善し,さらに東京近辺の風情あるドライブインを収録したZINE(個人による自主出版物)がセットになっている。
Alonso氏は本書を通して,「ゲームセンターとレトロカルチャーを愛するファンのグローバルコミュニティを築きたい」としている。
タイトルからもアーケードゲームへの思いが伝わる「The Last Game Centers 最後のゲーセン BLACK LABEL」,2025年2月16日6:00の締め切りを忘れないようプレッジしておこう。
Kickstarter「The Last Game Centers 最後のゲーセン BLACK LABEL」キャンペーン
Víctor Alonso氏の公式サイト
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