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3歳からマリオグッズを集めるコレクターが,クラブニンテンドーグッズのアンオフィシャル書籍を制作。Kickstarterキャンペーンを8月1日に開始
クラブニンテンドーは,日本では2003年〜2015年に展開していたサービス。任天堂のゲーム機やソフトのシリアルナンバーを登録することで手に入れたポイントを,オリジナルグッズと交換できる。卓上カレンダーやポストカードブック,サントラのほか,Wiiで使えるゴールデンヌンチャクや「任天童子」のようなオリジナルソフトもあり,ファンから好評を博した。
今回の「AN UNENDORSED ANTHOLOGY OF CLUB NINTENDO(クラブニンテンドーの非公式アンソロジー)」は,任天堂グッズコレクターのOscar Bown氏が自身のコレクションを使ったグラフィカルな本になると思われる。クラブニンテンドーは世界各地で展開されたが,各地域の特典が掲載されるようだ。
Oscar Bown氏は,任天堂を愛する父の影響で3歳からマリオグッズのコレクションをしている。11歳の時に1000点を超えるコレクションをストップモーションアニメ風に紹介する動画「Amazing 1000+ Super Mario Collection」を公開して話題となった。
その後,Oscar Bown氏は両親とともに日本や台湾,タイ,アメリカなどさまざまな国でグッズのコレクションを進めて,マリオグッズだけでも9000点を突破。グラフィックデザインの学位を取得したことから,約3000点のマリオグッズを収めた書籍「SUPER MARIO COLLECTION Book by Oscar Bown」を制作し,Kickstarterキャンペーン(リンク)を2024年2月に終えたばかりだ。
現時点で「AN UNENDORSED ANTHOLOGY OF CLUB NINTENDO」の詳細は明かされていないが,公式動画によると「SUPER MARIO COLLECTION Book by Oscar Bown」と同様に写真をメインとした図鑑形式になる模様。リワードとして,「任天堂タイトルの周年記念日が書かれた卓上カレンダー」「歴代携帯機をフィーチャーしたポストカード」「コイン型のピンズ(?)」もアナウンスされている。
「SUPER MARIO COLLECTION Book by Oscar Bown」では,書籍の「Red Edition」と,書籍とPDFがセットになった「Blue Edition」の2バージョンが用意されたが,「AN UNENDORSED ANTHOLOGY OF CLUB NINTENDO」は赤,緑,青の3バージョンとなるようだ。
任天堂愛溢れるコレクターによる非公式アンソロジー。すでに終了したサービスの特典がまとめられるということで,資料的な価値が高いものになるかもしれない。気になる人は8月1日のキャンペーン開始を楽しみに待とう。
「AN UNENDORSED ANTHOLOGY OF CLUB NINTENDO」Kickstarterページ
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