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作家・ゲームデザイナーの山本 弘氏が死去。享年68歳。代表作に「ラプラスの魔」「サーラの冒険」「妖魔夜行」など
氏の功績には,「時の果てのフェブラリー」「神は沈黙せず」「アイの物語」「MM9」「去年はいい年になるだろう」といった長編SF作品がまず挙げられる。またSF作家の立場から疑似科学を揶揄して語る「トンデモ本の世界」といったノンフィクションも多く手がけており,それに付随した「と学会」の活動でも初代会長として長く活躍した。【訃報】
— 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 (@hirorin0015) April 4, 2024
去る3月29日午前10時12分 山本弘は誤嚥性肺炎のため永眠いたしました
葬儀につきましては近親者のみで執り行いました
生前中のご厚誼に深く感謝申し上げると共に 謹んでお知らせいたします pic.twitter.com/ZIY5YLI00T
ゲーム関連では,グループSNEに創設メンバーの1人として参加。「ラプラスの魔」「サイバーナイト」などのノベライズを担当し,またテーブルトークRPG「ソード・ワールドRPG」および「妖魔夜行」シリーズでは,リプレイや小説といった関連作品をいくつも残している。
2018年には脳梗塞を発症,以降は闘病生活を続けていたという。氏の作品に魅せられた読者の一人として,心よりお悔やみを申し上げたい。
山本 弘氏のX(Twitter)
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