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宮野真守さん,畠中 祐さんなど日本語版キャストがマリオの魅力を語る。「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」公開記念舞台挨拶をレポート
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は,世界的なエンターテインメントブランドのイルミネーションと任天堂のタッグで制作されたアニメーション映画だ。
4月5日の北米での封切りから各国での公開が始まり,全世界での累計興行収入が1500億円を超える大ヒット作品に。日本では4月28日に公開され,10日間で65億円以上という興行収入を記録し,2週連続で首位となっている(関連記事)。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の週末興行成績は2週連続で国内トップ。累計興行収入は公開から10日間で65億円を突破
東宝東和は本日,4月28日から公開中の映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の国内における興行成績が,2週目の週末興行となる5月5日〜7日の3日間で,初週の週末を34.2%上回る約24億7000万円を記録し,2週連続トップとなったことを発表した。全世界での累計興行収入は1500億円を突破している。
そんな“世界的大ヒット,日本での劇場公演”を記念して行われたイベントに登壇したのは,日本語吹き替え版の声優を務めた宮野真守さん(マリオ役),畠中 祐さん(ルイージ役),志田有彩さん(ピーチ役),三宅健太さん(クッパ役),関 智一さん(キノピオ役),武田幸史さん(ドンキーコング役),本作のアンバサダーを務める女優・ファッションモデルの西野七瀬さんだ。
日本語吹き替え声優が集結するのは,これが初だという。そんな貴重な場には,チケットの当選確率40倍という,これまた貴重なチケットに当選したファンが駆けつけた。
豪華声優陣&アンバサダーによるコメント
映画大ヒットの報告を受けたキャストとアンバサダーの,アツいコメントを紹介しよう。
宮野真守さん(マリオ役)
「世界でヒットしていることは耳にしていたので,日本の皆様の反応も気になっていましたが,たくさんの方に観ていただいているとのことで,本当に嬉しく思っています。MX4Dも,本当にマリオになった気分で映画を楽しめるのでオススメです! また,日本語版脚本のワードセンスにもご注目ください」
畠中 祐さん(ルイージ役)
「今回のアフレコは,全編を通して全員同時に収録できたんです。ラストシーンは……ネタバレになるから言えないんですが,ものすごくアツい展開が待っているんですよ。お兄ちゃんのことをずっと信じているルイージを,ありったけの気持ちを込めて演じました」
宮野真守さん |
畠中 祐さん |
志田有彩さん(ピーチ役)
「ゲームでは,さらわれて,マリオたちに助けられて……というイメージのピーチですが,本作では,お姫さまらしさも,それとはひと味違ったかっこいいピーチも見られます。シーンによって次々に変わる衣装にも注目して,楽しんでほしいです」
三宅健太さん(クッパ役)
「クッパは誰もが知るラスボスですが,チカラ一辺倒にならないような演技に苦労しました。収録では,ひたすらにピーチを想って演じていたので,若干子どもっぽくなった部分もあるかも。そんな,かわいいクッパと恐いクッパの両方を楽しんでください」
志田有彩さん |
>三宅健太さん |
関 智一さん(キノピオ役)
「制作スタッフの皆さんは温かく,とにかくマリオを愛している方ばかり。キノピオは,そんな方々とじっくり時間をかけて作り上げました。設定年齢は17〜18歳くらいだそうです。なので,あまり可愛くなりすぎないように気を付けました」
武田幸史さん(ドンキーコング役)
「ドンキーコングはパワフルですが,性格はどこか子どもっぽくて,激しい感情を持っています。でも,恐いキャラに見えないよう,愛嬌を出して演じるようにしました。マリオとの関係性にも注目してほしいですね」
関 智一さん |
武田幸史さん |
「すさまじいほどの大ヒットですよね。そんな作品に携わることができて嬉しいです。ゲームをプレイしていたから分かるポイントを観客の皆さんと共有できたと思うと,さらに嬉しいですね」
トークコーナーでは,マリオがキノコでパワーアップすることにからめて,「これがあれば(自分が)パワーアップできる,というものは?」という質問が投げかけられる場面も。畠中さんは「バナナ味のプロテイン」,三宅さんは「武田くん」,武田さんは「健太さん」,関さんは「ウニ」,志田さんは「プリン」と回答。西野さんは「音楽を聴くこと。マリオのサントラもよく聞いて歌う」,宮野さんは「レトロなマリオシリーズをプレイすること」と答え,マリオトークに花が咲いた。
最後は,宮野さんからの挨拶で締めくくられた。
「本作のアフレコには,プレッシャーを感じながら臨みました。日本語用の脚本が別に用意されていましたし,会話や立ち向かっていく部分などの演出は,自分たちの感情を乗せてしっかりアフレコして,それに合わせた音響も制作チームが作ってくださいました。“特別日本語版”として皆さまに楽しんでいただけるように頑張りましたので,こちらのバージョンもぜひ,よろしくお願いいたします」
笑顔の絶えない公開記念舞台挨拶のラストは,大きな拍手に包まれた。
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」公式サイト
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