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「CEDEC 2013」の基調講演/特別セッションの講演者が発表。ガンホー森下氏を始め,元敏腕編集者,AR技術者,ロボット学者と多様な顔ぶれ
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印刷2013/07/18 14:52

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「CEDEC 2013」の基調講演/特別セッションの講演者が発表。ガンホー森下氏を始め,元敏腕編集者,AR技術者,ロボット学者と多様な顔ぶれ

 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は,2013年8月21日から23日までパシフィコ横浜で開催される開発者向けカンファレンス「CEDEC 2013」の最新情報を公開した。今回は,基調講演および特別セッションの講演者と,そのテーマ/内容が明らかにされている。
 基調講演は,コルクの代表取締社長 佐渡島庸平氏と,AR 三兄弟の川田十夢氏,そしてガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下一喜氏,ロボット学者として知られる大阪大学の石黒 浩教授だ。
 なお,CEDEC 2013の「レギュラーパス」の受講料が5000円の割引となる早期割引受付は,7月19日までとなっているので,同パスの利用希望者は早めに登録を行っておこう。

「CEDEC 2013」公式サイト


【CEDEC 2013 基調講演】
http://cedec.cesa.or.jp/2013/program/KN/

CEDEC 2013 は、専門分野やビジネス領域を今以上に強く押し出し、強烈な自己主張をもって、大胆かつ果敢に臨んでいくことを象徴する「BE BOLD ! (ビイ・ボールド) 」をテーマに開催します。基調講演には、まさに「BE BOLD ! 」を実践し、従来にとらわれず新しいチャレンジを続けている方々にご登壇いただき、受講者の皆さんにはそれぞれが示
す未来を感じていただきます。
8 月21 日(水)には、『ドラゴン桜』や『宇宙兄弟』の編集者で現在はクリエイターのエージェント業務に携わる佐渡島庸平氏とAR 技術を使って世界の拡張を目論むAR 三兄弟の長男・川田十夢氏が登壇。奇想天外なアイディアをエンターテインメントとして実現するために、何が必要かを議論します。
8 月22 日(木)には、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 代表取締役社長CEO の森下一喜氏が、失敗を積み重ねて磨かれる「勘」をもとに身に付けたゲームプロデューサー論やゲームデザインについて語ります。
8 月23 日(金)には、学際から、ロボット学者で大阪大学 特別教授の石黒浩氏が、人の存在感はどうすれば表現できるのか、アンドロイド・ロボット開発を通じて学んだ持論を展開します。

● 講演者略歴(登壇順・敬称略)

8 月21 日(水)
 /タイトル:クリエイターと社会のつなぎ方〜アイディアをリアルに

佐渡島 庸平 / 株式会社コルク 代表取締役社長

<略歴>
1979 年7 月24 日生まれ。南アフリカで中学時代を過ごし、灘高校、東京大学を卒業。2002 年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)など、数々のヒット作の編集を担当する。
2012 年9 月に講談社を退社し、同年10 月クリエイターのエージェント会社、コルクを設立。現在は、クリエイターのエージェント業務に加え、国内外での講演活動も精力的に行っている。

川田 十夢 / AR 三兄弟 長男

<略歴>
1976 年熊本県生まれ。2001 年メーカー系列会社に就職しWeb 周辺の全デザインとサーバー設計、全世界で機能する部品発注システム、ミシンとネットをつなぐ特許医術発案、AdobeRecords ダブル受賞後、2010 年独立。以後AR三兄弟長男として活躍。BUMP OF CHICKEN のアプリ開発やコカ・コーラの自動販売機を拡張するキャンペーンを企画・設計している。


8 月22 日(木)
 /タイトル:開発讃歌

森下 一喜 / ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 代表取締役社長CEO兼企画開発部門統括エグゼクティブプロデューサー

<略歴>
1973 年新潟県生まれ。2002 年にガンホー・オンライン・エンターテイメント(株)を創業。同時に「ラグナロクオンライン」を日本国内でプロデュース。現在、CEO 兼企画開発部門統括 エグゼクティブプロデューサーとして、ゲーム開発の制作総指揮をとり、スマートフォンゲームでは2011 年「ケリ姫クエスト」、2012 年「パズル&ドラゴンズ」などを手がけ、家庭用ゲーム機ではプロデューサーとして、「ラグナロクオデッセイ」を手がける。

8 月23 日(金)
 /タイトル:アンドロイド・ロボット開発を通した存在感の研究

石黒 浩 / ロボット学者・大阪大学教授(特別教授)

<略歴>
大阪大学基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。京都大学情報学研究科助教授、大阪大学工学研究科教授を経て、2009 年より大阪大学基礎工学研究科教授。 ATR 石黒浩特別研究室室長(ATR フェロー)。社会で活動するロボットの実現を目指し、知的システムの基礎的な研究を行う。
ロボット研究においては、従来、ナビゲーションやマニピュレーションという産業用ロボットにおける課題が研究の中心であったが、インタラクションという日常活動型ロボットにおける課題を世界に先駆けて提案し、研究に取り組んできた。そして、これまでに人と関わるヒューマノイドやアンドロイド、自身のコピーロボットであるジェミノイドなど多数のロボットや、それらの活動を支援し人間を見守るためのセンサネットワークを開発してきた。そして、2007 年には、Synectics 社(英)の調査「世界の100 人の生きている天才のランキング」で日本人最高位の26 位に選出される。また2011 年には、大阪文化賞を受賞。2013 年大阪大学特別教授。主な著書に「ロボットとは何か」(講談社現代新書)、「どうすれば「人」を創れるか」(新潮社)などがある。


【CEDEC 2013 特別招待セッション】
http://cedec.cesa.or.jp/2013/program/SI/

特別招待セッションでは、株式会社NHK エンタープライズのチーフ・プロデューサー森内大輔氏が、空間や文化に映像を重ねるという新技術「プロジェクションマッピング」が、地域文化やクリエイティブ産業にもたらす影響を考察します。
さらに、アプリダウンロード数が1 億5,000 万を突破したゲームプラットフォーム「LINE GAME」の成長と今後の可能性をテーマに、LINE 株式会社 代表取締役社長の森川亮氏が、「LINE GAME」が提唱する新しい価値について言及します。

● 講演者略歴(登壇順・敬称略)

8 月22 日(木)
 /タイトル:『日常を劇場へ』プロジェクションマッピングによる地域と産業のデザイン

森内 大輔 / 株式会社NHK エンタープライズ 事業本部 企画開発センター 事業開発 チーフ・プロデューサー

8 月23 日(金)
 /タイトル:累計アプリダウンロード数1 億5000 万突破!
ゲームプラットフォーム「LINE GAME」の成長と今後の可能性(仮)

森川 亮 / LINE 株式会社 代表取締役社長

<略歴>
1967 年生。1989 年に筑波大学卒業後、日本テレビ放送網株式会社に入社。システム部門配属後、ネット広告事業や映像配信、モバイル事業ならびに、国際放送事業、BS デジタル放送事業などの新規事業プロジェクトを中心に幅広いメディア事業に関わる傍ら、1999 年には青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程を修了しMBA 取得。その後ソニー株式会社に入社。新規モバイルコンテンツ事業、ブロードバンド事業を担当。事業・サービスの企画、営業などコンテンツビジネスの責任者として事業全般に関わる。
2003 年にハンゲームジャパン株式会社(旧NHN Japan 株式会社)に入社。事業部長としてハンゲーム事業全般の運営を担当。取締役を経て、2006 年10 月、取締役副社長、2007 年10 月NHN Japan 代表取締役社長に就任。同年11 月、ネイバージャパン株式会社設立に伴い、ネイバージャパン代表取締役社長に就任(NHN Japan 代表取締役との兼務)。2012 年1 月、NHN Japan とネイバージャパン、ライブドアの3 社が経営統合、引き続き代表取締役社長を務める。2013 年4 月、NHN Japan の会社分割・商号変更により、「LINE」「NAVER」「livedoor」のウェブサービス関連事業を行う、LINE 株式会社代表取締役社長に就任。
現職。

「CEDEC 2013」公式サイト

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