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インディーゲーム11本を収録したカートリッジが発売。プラットフォーマーやアドベンチャー,パズルなど,さまざまなジャンルを手軽に楽しめる
同社はレトロゲームやインディーゲームをカートリッジ化する「Evercade」ブランドを展開するメーカーだ。今回アナウンスされたIndie Heroes Collection 4は,据置機「EVERCADE VS-R」や,携帯機「EVERCADE EXP-R」といったEvercade規格のゲーム機で楽しめる。
Indie Heroes Collection 4には,同社がゲーム機の購入者向けに展開するインディーゲーム紹介企画「Game of the Month」で取り上げられた作品が収録される。同企画は,Blaze Entertainmentがピックアップしたインディーゲームを毎月無料で配信するというもの。Indie Heroes Collection 4には2024年にピックアップされたタイトルがラインナップされている。
収録タイトル11本は,いずれもドット絵のグラフィックスが8〜16ビット時代を思わせる作品ばかり。横スクロールアクションの「The Curse of Illmoore Bay」「Nyghtmare: The Ninth King」「Jane Austen’s 8-bit Adventure」「Flea!2」,アドベンチャーの「Batty Zabella」,タワーディフェンスの「Collie Defense」,パズルゲーム「Block’Em Sock’Em」「Soko Banana」「Block Droppin'」,アクションの「Murtop」,シューティング「Starseed」とジャンルも多彩だ。
●収録ソフト一覧(掲載順とジャンル区分は公式サイトに準拠)
「Block’Em Sock’Em」:パズル |
「Nyghtmare: The Ninth King」:プラットフォーム(アクション) |
「Jane Austen’s 8-bit Adventure」:プラットフォーム(アクション) |
「Collie Defense」:ストラテジー |
「Flea!2」:プラットフォーム(アクション) |
「Batty Zabella」:アドベンチャー |
「Murtop」:アクション |
「Soko Banana」:パズル |
「Starseed」:シューティング |
「Block Droppin'」:パズル |
中にはSteamで配信されているものもあるが,Indie Heroes Collection 4ならば物理的なカートリッジが手に入るのに加えて,価格的にも安く済み,携帯機のEVERCADE EXP-Rを使って手軽に楽しめる点がポイントになりそうだ。
インディーゲームの作品数が増え,配信プラットフォームもさまざまとなった現在,「どうやって自分好みのゲームに巡り合うか」はプレイヤーにとって重要なテーマといえる。そうした中,Blaze Entertainmentというプロが目利きしたタイトルを無料で楽しめ,さらにはカートリッジとして販売する「Game of the Month」と「Indie Heroes Collection」という取り組みは,インディーゲーム好きにはうれしいものである。また,PCで多くのゲーム体験が賄える中,わざわざゲーム機を買うことへの動機づけとしても興味深いといえるだろう。
「Indie Heroes Collection 4」公式サイト
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