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高クロック版Snapdragon 8 Gen 3を搭載したゲーマー向けタブレットをREDMAGICが発表。日本市場での発売も予定
メインメモリ容量や内蔵ストレージ容量が異なる2モデルをラインナップしており,中国国内での価格は以下のとおり。なお,REDMAGICの日本語公式X(関連リンク)によると,日本市場での発売も予定するとのことだ。
- メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量256GB:3999元(約8万700円)
- メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量512GB:4499元(約9万800円)
REDMAGIC Novaは,ディスプレイに10.9インチサイズで,解像度1800×2800ドット,最大リフレッシュレート144Hzの液晶パネルを採用したタブレットだ。タッチパネルのサンプリングレートは最大840Hzで,精密なタッチ入力が可能である。また,独自のタッチペンによるペン入力にも対応するそうだ。
REDMAGIC Novaに搭載するSnapdragon 8 Gen 3は,すでに国内でも販売しているゲーマー向けスマートフォン「REDMAGIC 9S Pro」と同じく,最大動作クロックを標準の3.3GHzから3.4GHzに引き上げたクロックアップモデルとなる。
また,空冷ファンや大型の銅製ヒートシンク,放熱用グラフェンシートなどを組み合わせた冷却機構によって,SoCの性能を引き出すという。
加えて,AIを活用したスケジューラを採用することで,「崩壊:スターレイル」や「ゼンレスゾーンゼロ」「鳴潮」といったゲームを3時間にわたって,平均60fpsでプレイできるとREDMAGICは説明している。
内蔵バッテリー容量は10100mAhで,REDMAGICによると最大18.7時間のバッテリー駆動が可能なほか,ゲーム用途でも最大10時間動作するという。また,最大120W出力の急速充電に対応しており,15分で50%,45分で100%充電できるそうだ。
ソフトウェア面では,AIを活用したゲーム支援機能を搭載するのが見どころだ。自動リロード機能に加えて,ゲーム内で発生した音声の方向を画面上に表示,チャットbotでプレイのアドバイスがもらえるといった機能が利用できるようだ。
ここ1年ほどの間に,日本国内でも高スペックなAndroidタブレットが増えてきたが,ゲーマー向けを歌うものはほとんどない。スマートフォンよりも大きな画面でゲームをプレイしたいという人にとって,REDMAGIC Novaは注目に値する製品になりそうだ。
REDMAGIC Nova製品情報ページ(中国語)
REDMAGIC日本語公式Webサイト
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