ニュース
PC向け商用ベンチマークテスト「UL Procyon」に写真編集&動画編集性能を測る新テストが加わる
なお,いずれのテストもAdobe製のアプリケーションを使ったテストになっている。Photo Editing BenchmarkはAdobe Lightroom Classic 10.0(以下,Lightroom Classic)以降とAdobe Photoshop 22.0(以下,Photoshop)以降を,Video Editing BenchmarkはAdobe Premiere Pro 14.5以降をインストールしたPCが必須となる。
Photo Editing Benchmark
Photo Editing Benchmarkは,Lightroom ClassicとPhotoshopを使って写真編集を行うテストとなる。Lightroom Classicで,DNG形式のRAW画像を読み込み,さまざまなプリセットを適用する「Batch Processing test」と,Photoshopで写真編集を行う「Image Retouching test」という2つのテストシーケンスを用意しており,それぞれの処理に要した時間を計測する。
Video Editing Benchmark
一方のVideo Editing Benchmarkは,Adobe Premiere Proを用いて動画編集を行うテストだ。2つの動画ファイルを読み込み,編集やエフェクトを適用し,解像度1920×1080ドットのH.264形式と,解像度3840×2160ドットのH.265/HEVC形式に変換する時間を計測する。
いずれのテストもゲーマーが自分のPCで実行するようなものではないし,そもそもUL Procyonは,価格が995ドル/年と,個人が気軽に試すようなものではない。このようなテストを行う専門的なベンチマークソフトウェアがあることを,覚えておく程度でいいだろう。
UL Procyon公式Webサイト(英語)
- この記事のURL: