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PLAVEがAGF2025を彩る! スケールアップしたブースと,ライブ会場のような熱気に包まれた噴水広場ステージをレポート
2025年11月8日と9日の2日間,池袋で開催された「アニメイトガールズフェスティバル2025」(以下,「AGF2025」)にて,K-POPバーチャルアイドル「PLAVE(プレイブ)」がブース出展と噴水広場ステージを行った。PLAVEのAGF出展は昨年に続き2回目となるが,今年は大きくスケールアップした存在感を見せ,話題をさらった。本稿では,PLLI(PLAVEファンの愛称)でもある筆者によるブース&ステージレポートをお届けしていこう。
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国内外のPLLIが大集結!
さまざまな楽しみが満載のブースをレポート
ホワイトエリア奥に位置したPLAVEのブースは,昨年の倍ほどのスペースで展開されていた。訪れてまず目を引いたのが,今年開催された初のアジアツアー「PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap]」でお馴染みの,無重力下で浮遊する5人のビジュアルを使った立体パネルだ。
ブースでは今回のために録り下ろされたメンバーたちのMCも流れ,訪れたPLLIを喜ばせていた。
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本ブースの参加型コンテンツは「オリジナルPhotomaticフレーム」,「Music Experience Zone」,「カプセルガチャチャレンジ!」の3つだ。ひとつずつ紹介していこう。
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「オリジナルPhotomaticフレーム」は,Xで指定ハッシュタグを投稿すれば無料で撮影できる,いわゆるプリクラのようなコンテンツだ。4回の撮影のうち,好きな2カットを選ぶと,ムメミム(PLAVEの世界観であるアステルムに存在する謎の生き物)を頭に乗せたメンバー5人の2カットと一緒にプリントされた写真がもらえる。両日ともピーク時には待ち時間が発生するほどの人気ぶりだった。
![]() 機械の側面にもかわいいメンバーたちの姿が |
![]() 筆者も挑戦しました……! |
「Music Experience Zone」は,PLAVEの楽曲やパフォーマンスを体験できるコーナー。デビュー曲「Wait for you」から最新曲「かくれんぼ (Hide and Seek) - Korean Ver.」まで,全7曲の中から好きな楽曲を選び,ヘッドホンでMVとともに試聴できた。
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「カプセルガチャチャレンジ!」は,スタッフが出すクイズに正解すると限定グッズがもらえるコーナーだ。グッズは「フォトクリアカード」(メンバー別5種・ランダム)または「うちわ型キーホルダー」のいずれかで,1人1回まで参加可能。クイズは「PLAVEのデビュー日は?」「グループ名の由来は?」などに◯×で答える形式で,多くのPLLIたちやPLAVEについて興味を持つ人が挑戦し盛り上がっていた。
![]() どちらのグッズにも「AGF2025」の文字が入っており,良い記念に! |
![]() 1回挑戦するとスタッフから手の甲にスタンプが押される。転売や不正を防ぐための工夫だという |
さらに今回のブースでは,ソウルにある常設のPLAVE公式カフェ「ASTERUM 433-10」で流れているホログラム映像メッセージも上映されていた。こちらはムービー撮影もOKとのことで,特別に紹介しておこう。
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また,今回のAGFではイエローエリア出入り口のジャックも見どころのひとつ。広い壁面いっぱいにPLAVEのビジュアルが掲出され,こちらも大きな注目を集めていた。
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通行人も思わず足を止める盛り上がり!
噴水広場ステージをレポート
AGF2025の2日目には,PLAVEが噴水広場ステージに初登場した。ここでは,先ほども紹介したツアー「2025 PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap] 」のソウル公演と,日本デビューの際に行われたショーケースのハイライトステージが上映された。
まずは宇宙空間につながるポータルから,黒いスーツに身を包んだ5人が登場。PLAVEは,彼らが暮らす惑星「アステルム」と,我々の世界=「テラ」を行き来して活動する宇宙人アイドルだ。
そして宇宙人であると同時に,自ら作詞作曲や振り付けを手がけるセルフプロデュースアイドルでもあることを,日本語と韓国語を交えながら自己紹介してくれた。
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彼らによると,「2025 PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap]」のテーマは「Gravity(重力)」で,ファンの愛が重力のように5人を引き寄せたことを表しているという。ツアーは韓国をはじめ,日本やタイなど6都市で実施され,先日行われた幕張メッセ 幕張イベントホールでの公演も大盛況のうちに終了したと感謝を述べた。
ここでは,そのソウル公演からPLAVEの多彩な音楽性とパフォーマンスが光る楽曲を次々に披露。ライブ映像とともに,メンバー自身による見どころやエピソード紹介などのトークも交えながら進行した。
最初に紹介された「Virtual Idol」と「RIZZ」は,どちらもヒップホップベースの楽曲。ヒップホップ好きのEUNHOは練習から楽しみながら取り組んだそうで,「RIZZ」では「BAMBYとHAMINのダンスラインの振り付けで,より完成度の高いステージになった」と話した。
するとHAMINが「EUNHOの揺れる髪が似合っていた」とコメントし,EUNHOが後ろからアピールする姿やBAMBYのドヤ顔に会場から歓声が上がった。
K-POPアイドルのコンサートといえば,Bluetoothで制御されたペンライトの美しい光景や,観客が一斉にコールを合わせる場面が定番だ。この噴水広場ステージでも,集まったPLLIたちが歓声やコールを揃え,盛り上がっていく。
続く「The 6th Summer」では,YEJUNが「ライブでは編曲でリズムや歌い方に変化をつけてみてはどうか」と提案したことを明かし,観客の反応が良くうれしかったと語る。
次の「Dear. PLLI」では,砂浜に寝転ぶ5人のハーモニーや,EUNHOの見事な口笛が印象的だ。映像を見たYEJUNとBAMBYは「ステージから1人1人の顔が見えて,その表情が心に残っている」と当時を振り返った。
次に紹介されたのは,デビュー曲「WAY 4 LUV」と,本ツアーのオープニングを飾った「Watch Me Woo!」。NOAHはオープニング演出に多くのアイデア会議を重ね,リハーサルを念入りに行ったと明かす。
「Dash」では,HAMINが「ラストのダンスブレイクでBAMBYのソロを新たに加えた」と紹介。噴水広場のPLLIたちはライブさながらのコールを響かせ,カラフルなペンライトを振って応援した。近くを通りかかる人たちも,思わず足を止めて見入ってしまう様子も見られた。
続いて披露された「Pump Up The Volume!」は,BAMBYが「(ライブでは)既存の振り付けではなく,セットに合わせて演技するように演出した」と説明。軽快なサウンドとパフォーマンスで,会場のボルテージはいっそう高まっていった。
最後に流れたのは,日本デビュー曲「かくれんぼ」。ここでは,リリースを記念して2025年6月に行われたショーケースでのパフォーマンス映像が紹介された。
「かくれんぼ」はPLAVE初の日本語オリジナル曲で,PLLIにとっても初めての日本語コール,そして日本の作品を参考にしたという振り付けなど,PLAVEが日本のファンを想って制作してくれたことがうれしい。曲が終わり,5人は「これからの活動にもぜひ期待を」と挨拶,再びアステルムに帰還した。
レポートは以上となるが,最後に一言。これまで筆者はAGFには何度も足を運び,さまざまな出展やステージを観てきた。そのなかで今年のPLAVEは,贔屓目なしに群を抜いて注目を集めていたように思う。
また,筆者の知る限り,K-POPアイドルがAGFの噴水広場ステージに登場したのは今回が初めてだ。最初はどんな様子になるのか未知数だったが,蓋を開けてみれば,集まったPLLIたちの応援もあり,PLAVEの優れたパフォーマンスやメンバー個々の魅力が伝わって,最高のプロモーションになったのではないかと感じている。これからのPLAVEの活躍がますます楽しみになる2日間だった。
4Gamer 女子部(仮)































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