ニュース
任天堂が2023年3月期第2四半期決算・経営方針説明会のプレゼン資料を公開。6年目に入ったSwitchの現状,今期の各種施策などについて説明
なお任天堂の今期の連結決算については,昨日お伝えしている(関連記事)。
[任天堂HP]「2023年3月期 第2四半期 決算説明会/経営方針説明会 プレゼンテーション資料」を掲載しました。https://t.co/xWnaCDkMzk
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) November 9, 2022
※以下,画像はプレゼンテーション資料より
プレゼンテーション資料は,2017年3月の発売から今年で6年目に入ったNintendo Switchの現状や,基本戦略「任天堂IPに触れる人口の拡大」に沿って行った具体的な施策などを説明したものとなっている。
Switchの現状としては,販売台数は6年目も伸長しており,シリーズ累計セルスルーが1億台以上にのぼることや(関連記事),今期に2台目移行として新規購入された本体は全体の3割程度となったことなどが説明されている。そのほかにも,直近の1年間で1億以上のプレイヤー(アカウント)がSwitchのソフトを起動したこと,Nintendo Switch Onlineの有料会員数が2022年9月末時点で3600万以上となったこと,2022年3月期に販売した全ソフトウェアの38.5%がダウンロード版であったことなどのさまざまなデータが示されている。
任天堂IPに触れる人口の拡大については,ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで展開している「スーパー・ニンテンドー・ワールド」や,これまでに配信したアプリごとのユニークなダウンロード数の合計が2022年10月末時点で8億を超えたというモバイルビジネス,全世界合計での累計出荷数が7700万体以上にのぼるというamiibo,そのほかマーチャンダイズや体験型施設・店舗,アニメ映画やイベントなどについての説明が行われている。今期の施策をどのようなコンセプトで行い,どのような成果を上げたのかなどが分かる資料となっている。
なお資料終盤のニンテンドーアカウントの説明項目によれば,同アカウントの数は全世界で2億9000万を超えたとのこと。性別や特定の年代に偏らない幅広い人に保有されており,将来に向けた重要なビジネス基盤になりつつあるとされている。
また任天堂が行っている環境への配慮の項目では,2022年末からは現行モデルのSwitchのパッケージについても,有機ELモデルと同様のサイズ(従来のモデルと比べて容量を約18%縮小)に小型化し,順次切り替えを行っていくことなどが記載されている。
任天堂公式サイトIRコーナーの「2023年3月期 第2四半期 決算説明会/経営方針説明会 プレゼンテーション資料」(※PDFファイル)
- 関連タイトル:
Nintendo Switch本体
- この記事のURL: