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本日発売「Switch(有機ELモデル)」の詳細やJoy-Conの継続的な改良内容などに言及。任天堂の“開発者に訊きました”第2回が公開
※以下,画像は“開発者に訊きました”より
Nintendo Switch(有機ELモデル)を先行体験。画面が大きく,綺麗になっただけではない。テーブルモードが遊びやすくなり,より“Switchならでは”のゲーム体験が可能に
任天堂が2021年10月8日に発売を予定している,Nintendo Switch(有機ELモデル)を先行体験した感想を,基本情報のおさらいとともにお届けしよう。画像が綺麗になっただけではない。さまざまなスタイルでゲームが遊べるという,Switchならではの魅力がより強まった新モデルだ。
第2回では,ゲーム専用機の改良についてや,有機ELモデルの見える変化,見えない変化について,そして継続して取り組んでいる改良についてという4章に分けて,有機ELモデルのハードウェア開発をリードした技術開発本部の責任者・塩田 興氏,そして技術開発部の山下 透氏が語っている。
たとえば有機ELモデルの見えない(というか気付きにくい)変化としては,スピーカーが密閉型となったことや,Switch本体裏面にあった規格・規制系の表示が別の場所へ移っていること,Joy-Conグリップのロゴを印刷ではなく“型として彫刻”したこと,Joy-Conストラップに小さなデザイン変更が入ったこと,HDMIケーブルがしなやかになっていることなどが挙げられている。これらは,有機ELモデルの基本的な情報が頭に入っている人でも有益な情報だろう。
なお第4章の「より良いゲーム体験を実現することに取り組み続ける」では,発売済みのSwitchに採用していった,試行錯誤の中で出た改良のアイデアについての言及もある。
例の一つとして挙がっているのはJoy-Conで,専用設計の部品であるアナログスティックの耐摩耗性と耐久性の改良をこれまで何度も重ねてきたこと,こうした一連の改良は効果が確かめられた段階で,その時に製造している本体同梱のJoy-Conや,Nintendo Switch Lite,単品で販売しているJoy-Conに速やかに取り入れていることが語られている。継続的な改良はProコントローラーも同様,そして修理についても,順次新しいバージョンの部品に置き換えているという。
上記を含め,任天堂のハードウェア改良に対する姿勢や取り組みに興味がある人は,ぜひチェックしておこう。
任天堂公式サイトの「開発者に訊きました」第2回ページ
任天堂公式サイトの「Nintendo Switch(有機ELモデル)」ページ
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Nintendo Switch本体
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