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Apple,第7世代「iPad mini」を10月23日発売。2023年のiPhone 15 Proと同世代のSoC搭載で大幅性能に向上した小型タブレット
価格は,最も安価な内蔵ストレージ容量128GBのWi-Fiモデルが7万8800円,最も高価な内蔵ストレージ容量512GBのWi-Fi+セルラーモデルが15万6800円(いずれも税込)である。
●iPad mini Gen 7:Wi-Fiモデル
- ストレージ容量128GBモデル:7万8800円
- ストレージ容量256GBモデル:9万4800円
- ストレージ容量512GBモデル:13万800円
●iPad mini Gen 7:Wi-Fi+セルラーモデル
- ストレージ容量128GBモデル:10万4800円
- ストレージ容量256GBモデル:12万800円
- ストレージ容量512GBモデル:15万6800円
iPad mini Gen 7は,2021年に登場した第6世代モデルの路線を踏襲した製品で,本体サイズや画面サイズ,重量はまったく変わっていない。
最大の特徴は,2023年の「iPhone 15 Pro」シリーズが採用していたのと同じSoC「A17 Pro」を採用した点にある。これにより,たとえば「ゼンレスゾーンゼロ」のように高いグラフィックス性能を要求するAAAゲームを,外出先でプレイできると,Appleはアピールしている
A17 Proは,AI処理ユニット「Neural Engine」を内蔵するため,Apple独自のAI機能「Apple Intelligence」を利用できるのも,iPad mini Gen 7の大きな見どころだ。テキストの作成やAI校正,画像や動画のAI生成といった機能がiPad mini Gen 7上で利用できるようになる。ただし,Apple Intelligence機能のすべてが発売直後から使えるわけではなく,今後,OSの「iPadOS 18」のアップデートによって,順次機能が追加されていく予定だ。
第6世代モデルは,持ち歩きに適したサイズの高性能タブレットとして,ゲーマーにも歓迎された。現在では,Androidタブレットでもライバルになり得る製品がいくつかあるものの,iPad mini Gen 7は,それらをも上回る性能を発揮できそうだ。「持ち歩けて最新ゲームも快適にプレイできるタブレットが欲しい」というゲーマーにとっては,見逃せない製品となりそうである。
メーカー | Apple |
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OS | iPadOS 18 |
ディスプレイパネル | 8.3インチIPS液晶(Liquid Retina Display), |
プロセッサ | Apple A17 Pro |
メインメモリ容量 | 非公開 |
ストレージ | 128GB,256GB,512GB |
アウトカメラ | 約1200万画素,F値1.8 |
インカメラ | 約1200万画素,F値2.4 |
対応5Gバンド | Band 1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/29/30/38/40/41 |
対応LTEバンド | Band 1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14/17/18/19/20/21/25 |
対応3Gバンド | Band 850 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax) |
Bluetooth対応 | 5.3 |
バッテリー容量 | 19.3Wh |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間(Wi-Fi利用,動画再生時) |
インタフェース | USB 3 Type-C(※詳細未公開,最大10Gbps) |
公称本体サイズ | 134.8(W) |
公称本体重量 | 約293g(Wi-Fiモデル),約297g(Wi-Fi+セルラーモデル) |
本体カラー | スペースグレイ,ブルー,パープル,スターライト |
AppleのiPad mini製品情報ページ
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