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2D&3Dにいろいろ盛り込んだ新感覚アドベンチャー。多摩美術大学有志のチームが手掛ける「つめたい夏」のSteamページが公開に
「つめたい夏」は,2Dと3Dその両方のアクションを取り入れた新感覚のアドベンチャーゲームだ。ゲームを手がけるTA gamecreatorsは多摩美術大学有志によるゲーム開発チームで,本作は5名のメンバーで制作されている。
現時点でゲーム自体の情報は少ないが,Steamページやトレイラーからいろいろ読み取ってみると……まず本作の主人公はゲームプレイヤー(つまり自分自身?)。主人公はプログラマによって作られたゲーム世界から抜け出すため,2Dや3Dで作られたさまざまなステージを攻略していくことになるようだ。
2Dステージでは見下ろしのシューティング,3Dステージでは一人称の探索ADVなど,ステージによって操作方法やアクションは変化する。またステージ自体も神社や廃屋,高速道路,それにカラオケ屋と,なんともつかみどころのないシチュエーションが用意されている様子。
そして,「仕事とかでこの風景,よく眺めていたなあ」という人にはすでに懐かしい(?)であろう“あの海岸”も登場。クラシックな2Dゲームがあれば,近年流行しているスタイルのホラーゲームのテイストも感じられる場面に加えてあの海岸と,それらのオマージュや匂わせは,開発者のゲーム好きな部分を感じられるとともに“プレイヤー対プログラマ”というメタ的な要素のある設定にも関係あるのかも? なんていうふうにも想像させられる。
プレスリリースによると2024年12月27日リリースに向けて制作中で,価格は470円の予定とのこと。トレイラーやスクリーンショットを見て「なんだか気になったぞ」という人は,ウィッシュリストに入れたり,公式X(@TaGameCreators)をフォローしたりして情報を追ってみよう。
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つめたい夏
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