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こんなところに「弥助」やないかい! 手描きアートによる二撃必殺アクション「Two Strikes」が東京ゲームショウに上陸[TGS2024]
前作は,どこか「モータルコンバット」シリーズのような,アジア全般のテイストを盛り込んだような作品だったが,Two Strikesは,バルボサ氏の母国であるブラジルの日系人アーティストであるGerson Oshiro(ゲルソン・オオシロ)氏の協力を得て,筆圧の強い手描きアートが印象的な,カッコよいアートスタイルが確立された作品となった。
すでにアーリーアクセス版が公開されてから2年以上も経過しており,Steamストアページでは無料体験デモも公開中なので,ひょっとしたらプレイしてみたことがあるというゲーマーもいるかもしれない。Two Strikesというタイトルどおり,本作は,2回のヒットで必ず勝敗が決するという,二撃必殺のゲームだ。
とは言えゲームパッドでは,左ボタン(※Xbox Controllerでは[X]ボタン,以下同)で素早いヒット「Weak Attack」を2回行うが,右ボタン([B]ボタン)では,溜めてからの大技「Strong Attack」になるので,前作同様に一撃で相手を倒せる。
さらに,上ボタン([Y]ボタン)では,構えで相手の攻撃を交わし,下ボタン([A]ボタン)を押すと少しだけ足を踏み込む。相手を威嚇したり,隙を作り出したりするという簡単な操作で,誰でもプレイできるタイミング重視の白熱した決闘を楽しめる格闘ゲームに仕上がっていた。
現在公開されているロースターは,Kenji(ケンジ),Tomoe(トモエ),Goemon(ゴエモン),Hozoin(ホーゾーイン),Ayai(アヤイ),Yasuke(ヤスケ),Miyo(ミヨ)そしてShenyan(シンラン)という8人の面々だ。実在した歴史上の人物から取った名を持つ者も混じっている。これら全員を倒したところで,最後のボスとなるShinigami(シニガミ)が登場し,最後の決闘のために剣を交えることとなる。
ちなみにYasukeのストーリーは,織田信長の天下にシニガミが反応したことで暴力の暴走が止まらなくなり,それを制止するべく,シニガミに迫っていくというものだ。
そんなTwo Strikesは,1年ほど前に同じスペインで成長する新興パブリッシャのEntalto Studiosと販売契約を結んでおり,2024年7月に京都で行われたBitSummit Driftでも一般公開が行われていた。いずれにせよSteamストアページでは,レビュー数が多いとは言えないながらも「非常に好評」を維持し続けている。そんな本作が気になるという人は,デモをダウンロードしてプレイしてみてはいかがだろうか。
Two Strikes 公式Webサイト(英語)
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