「Year of the Ladybug: Season 1」，Steam版を本日リリース。狂気に満ちたコンセプトアートで話題となったホラー作品がビジュアルノベルで登場

　Fiction Roastは本日（2024年12月6日），Dave Kang氏，Aditya Nair氏, Melch Valimento氏が手掛けるビジュアルノベル「Year of the Ladybug: Season 1」をSteamにてリリースした。価格は1550円（税込）で，12月20日まで20％オフのセールを実施している。


　本作は，2016年にトレイラーが公開され，その狂気に満ちた世界観やキャラクターの印象的な造形が話題を呼んだ作品だ。当初はアクション要素を含むサバイバルホラーゲームとして構想されていたが，開発会社を見つけることができず，翌年2017年に開発中止を発表。その後，アートブックの制作などは行われたものの，大きな動きは見られなかった。
　そんな中，今年の5月にモバイル向けにビジュアルノベルを開発中であることが明かされ，11月14日に無事リリースとなった。今回発売されたSteam版は，その移植版だ。


　Dave Kang氏は「『Year of the Ladybug』がビジュアルノベルになったことに，多くの方が失望していることを理解しています」と語るとともに，「新しいホラーゲームの準備を進めています」とも述べている。いつか別の形でリリースされることを期待しつつ，Year of the Ladybugの今後に注目したい。