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[プレイレポ]「真・三國無双 ORIGINS」はドラマとバトルの両面により,無双シリーズに新風を吹き込む
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印刷2024/11/22 10:00

プレイレポート

[プレイレポ]「真・三國無双 ORIGINS」はドラマとバトルの両面により,無双シリーズに新風を吹き込む

 コーエーテクモゲームスから2025年1月17日の発売が予定されている「真・三國無双 ORIGINS」PC / PS5 / Xbox Series X|S)の序盤,第三章までプレイする機会を得たのでプレイフィールをお伝えしよう。乱世の中で紡がれる重厚なドラマ,武将たちとの絆,そして激しいバトルや成長要素を体験できた。

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「真・三國無双 ORIGINS」公式サイト



三国志演義の世界を舞台に,新たなドラマが描かれる


 「真・三國無双 ORIGINS」は,三国志の武将たちが一騎当千の活躍を見せる「真・三國無双」シリーズの最新作だ。記憶喪失の青年を主人公に,三国志演義の発端となる「黄巾の乱」の前年から,前半のクライマックス「赤壁の戦い」まで描いている。

主人公は記憶を失っているが,優れた武芸の腕前を持つ
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 アクションゲームとしては,無数の敵がひしめき合う戦場で,味方軍勢を勝たせるために立ち回る「タクティカルアクションとしての原点回帰」を目指している(関連記事:インタビュー)。同時に三国志演義としてのドラマやキャラクターもこれまで以上のボリュームで描かれており,従来のシリーズ作品ではあまりクローズアップされなかったエピソードや武将についても楽しめる印象だ。

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 まずはドラマにスポットを当ててみよう。今回プレイした範囲では,従来作と印象が変わっているのが「黄巾の乱」と「董卓」である。

 本作のスタートは,黄巾の乱の前年となる183年。黄巾の乱とは,虐げられた民が不思議な力を持つ張角のもとに団結し,腐敗した政府に反旗を翻した戦いだ。多くの三国志演義から派生した作品,そして「真・三國無双」シリーズでは黄巾の乱が発生したあとを発端にしているが,本作では主人公と関羽がその始まりを見届けることになる。

 とある村で兵士の横暴を見かねた主人公と関羽は,人々のために戦いを挑む。2人は兵士をなぎ倒していくが,兵士たちの数と砦に手を焼くことに。危機に陥った主人公と関羽を,頭に黄色い布を巻いた「黄巾党」が助ける。
 黄巾党はカリスマを持つ首領・張角に率いられ,無辜の民衆を救うために戦いを続けていく……。

関羽は主人公と共に横暴な兵士から民を救うために戦う
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主人公と関羽を助けるべく,張角率いる黄巾党が加勢する
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 三国志演義ものの作品において,黄巾党やその戦いは「民を苦しめる略奪者」「妖術師張角が起こした反乱」として描かれることが多い。
 しかし,本作では「苦しめられた民衆が,生きるために起こした蜂起」という側面もクローズアップされる。例えば張角にしても,妖術師然としたキャラクターではなく,民を救うために立ち上がったひとかどの人物になっているのだ。
 「三國志13」のプロデューサーでもある鈴木亮浩氏が中国の人と話した際,「日本では張角らの蜂起を“黄巾の乱”と呼ぶが,あれは“乱”ではない」と怒られたことがあるという(関連記事)。民衆の蜂起という側面は,黄巾党を語る際に重要であることが分かるだろう。

張角は黄巾党を率いるが,それは民を救うためだ
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 民を救うために立ち上がったはずの黄巾党だが,勢力を増していくうちにその志を失う。弱き民から略奪をはじめ,やがては自分たちを苦しめていた兵士と同じ存在になってしまった。主人公と共に当初の黄巾党を見ていた関羽はその変貌を悲しみ,劉備はこれを自らの戒めとして心に刻んだ。

 そして黄巾党の残党についても,悪政に押しつぶされ,生きるために戦い続けなければならない哀れさが描かれている。黄巾党は暴走の末に疲弊していき,そこに手を差しのべた曹操に降伏する。そして黄巾党改め青州兵として,彼が目指す未来のために戦うことになる。
 曹操は黄巾党残党を引き受ける理由として,「張角を滅ぼした責任」を挙げる。黄巾党をテーマにして重厚なドラマが描かれているというわけで,「真・三國無双 ORIGINS」の方向性が示されていると言える。

生きるために奪い続けなければならない黄巾党の残党を,曹操は自分が張角を滅ぼした責任があるとして自軍に受け入れる。曹操の覇業において重要な出来事に,本作ならではの解釈を加えている
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 そして,董卓にまつわるドラマも描き方が大きく異なる。
 帝を擁して暴虐の限りを尽くす董卓を暗殺すべく,王允と貂蝉が策を仕掛けるのだが,董卓像や貂蝉像も変わっていれば,これまでのシリーズ作品ではクローズアップされなかった王允にもしっかりと出番があるのだから驚かされる。

 董卓は暴虐の限りを尽くす人物ではあるが,ただ欲望のままに振る舞うのではない。
 「弱肉強食の乱世に例外はなく,自分も弱ければ食らわれるだけ」「強きものが弱きものを食らうのは世の理だが,宮廷に潜む力のないものが他者を苦しめる現在の世はよどんでいる」と独自の哲学を語る,理知的な側面も強調されている。

董卓は自分なりの哲学があり,弱肉強食の世を生き抜かんとする理知的な側面も持つ
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 董卓の暗殺を企む王允は三国志演義においては重要な人物だが,「真・三國無双」シリーズでは存在感が薄かった。しかし,本作では主人公が護衛として雇われることになり,董卓のエピソードに絡んでいく。
 王允の娘である貂蝉にも,新たなキャラクター像を提示している。「間者となるべく育てられたところを王允に拾われた」というバックボーンが用意され,あくまで自らの意思で董卓と呂布を共倒れさせる策に身を捧げる人物になった。任務のためならば己の身を捨てることも厭わない冷徹さと,ある種の儚さを持つ,現代的な貂蝉像となっているのだ。

 このように従来と同じく三国志演義を題材としているが,本作の語り口はだいぶ異なる。加えて,キャラクターの人となりがしっかり説明されるため,原作を知らない人でも楽しめる印象だ。

打倒董卓に重要な役割を果たす貂蝉と王允
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董卓と呂布を争わせるため,自らの身を“餌”とする決意を固めた貂蝉。本作で与えられた間者としてのバックボーンにより,現代的な貂蝉像を描き出している
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 曹操,孫堅,劉備といった主要人物はもちろん,彼らを慕う武将たちもしっかりとキャラクターが立っている。三国志に初めて触れる人も,すぐに感情移入できるだろう。
 中には韓当のように,影が薄いことを気にしている人物も。彼が合戦で苦境に陥った際には,思わず助けに行ってあげたくなる。

魏・呉・蜀の武将たち。三国志の初期だけあり,皆若々しい
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 主人公は記憶を失っているが,戦場でも動じない度胸と流麗な武芸を披露し,周囲の人々に認められていく。三国志の武将が「お前みたいな人材がウチの陣営にいると助かるのにな」「殿がお前をえらく気に入ってたみたいだぜ」といった感じで,ちょいちょい粉をかけてくれるのだから嬉しくならないはずがない。

義勇軍の立ち上げ直後だけに,張飛は関羽や劉備に認められるために焦る。これまでのシリーズ作品では見られなかった姿だ
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韓当は自分の影が薄いことを気にしているが,主人公の選択肢もけっこう容赦がない……
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主人公はいろいろな武将から目をかけられる。これはうれしい!
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 やがて主人公は,曹操,孫堅,劉備の中から仕える君主を選ばなければならなくなる。それぞれの勢力に起こる合戦に勝つことで「貢献度」が上昇し,一定に達するとその勢力が仕官先としての選択肢に入る。もちろん,仕官先以外は敵として戦うことになる。
 三勢力にはいずれも魅力があるが,選べる君主は1人だけだ。

第三章では,自分が仕えるべき君主を見定めていくことになる。「貢献度」を上げていない君主は選択できないようだ
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武将同士のタイマンから,味方の軍を勝たせるマクロの立ち回りまで。戦場の臨場感あふれるバトル


 本作ではバトルも一新し,一騎当千の爽快さと戦場の臨場感を合わせ持つシステムになっている。敵武将との戦いと,味方を勝たせるための立ち回りがクローズアップされており,通常の難度でもなかなかに手強い。

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 敵武将には「外功」と呼ばれるアーマー(または防御バフ)のようなものがあり,普通に攻撃しても効果的にダメージを与えられないため,まずは外功を減らすことが重要だ。「敵武将が攻撃したあとの隙を狙う」「敵の攻撃をギリギリで防ぐ“弾き返し”を決める」「敵がガード不能技を繰り出す直前,こちらが発勁属性の“武芸”を当てる」といった条件を満たすと,しばらくは外功を削れる状態になる。
 そして外功をすべて削れば,敵はしばらくのあいだ動けなくなるため,大ダメージの連打攻撃「収撃」を叩き込める。収撃中の主人公は無敵なうえ,連打攻撃は周囲の敵も巻き込み,圧倒的な優位に立てるのだ。

 つまり,敵武将の動きをしっかりと把握して,外功狙いの立ち回りから収撃につなげれば,強い相手や集団とも渡り合える。セオリーを理解すれば,バトルをスピーディに展開できるところが面白い。

敵武将がガード不能技を繰り出す直前の場面。危険極まりないが,先に発勁属性の武芸を決めれば,動きを封じることができそうだ
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 そして,本作の戦場にはとにかく多数の兵士が登場する。山ほどの兵士たちが動き回るため,カメラ視点を引いてみると歴史シミュレーションの合戦モードのような雄大さだ。
 広大な戦場を味方と共に駆け抜け,群がる敵兵士を蹴散らす。これぞまさに「真・三國無双」のプレイフィールであり,武将戦と好対照をなしている。

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 しかしながら,敵兵士を侮ってはいけない。主人公が近づこうものなら無数の矢を降らせ,武将戦でもちょっかいを出してくる。とくに強い敵武将に率いられた兵士たちは危険な存在だ。ガード不能攻撃「戦法」を繰り出したり,櫓から火矢を放ったりしてくる。
 さっきまで元気だった主人公があっという間にハチの巣にされて,青息吐息で「肉まん」を探す……なんてことは当たり前のように起こる。

 それを避けるには仲間と歩調を合わせて,無理なく進軍していけばいいのだが,戦場はそう甘くない。「落ちたら終わりの味方本陣に敵が急襲してきた」「敵同士が合流しようとしている」「目の前で味方武将がやられそうになっている」「敵が“大戦法”を仕掛けようとしている」といった戦況の変化により,どこかで無理をしなければならない状況が出てくる。
 こうなると,ハチの巣にされるのを覚悟で敵陣に突っ込むしかない。無数の敵兵士と手強い敵武将をわっせわっせとかき分けながら進む,これも本作ならではのプレイフィールだ。

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 無理をすればダメージは増えていくが,敵武将を倒せば肉まんが出るので首の皮がつながる。前述の「外功を削ってから収撃」をうまく使えば,敵集団の中で大暴れすることもできる。
 敵をバリバリ倒して肉まんで回復,さらに敵陣に深く食い込んでいく戦いぶりは,董卓の言う弱肉強食。敵が多ければ多いほど,こっちの闘志が燃えてくる。

 そして,集団戦では味方を勝たせるため,タクティカルアクションとしての立ち回りを強く意識しなければならない。気ままに目の前の敵を倒すだけでなく,味方の「士気」を上げ,敵の「戦意」を下げるためにどうすればいいのか。
 味方の敗走やイベントにより敵の士気や戦意が上がると,戦況はどんどん苦しくなっていく。士気と戦意の影響はなかなか大きく,押し切られないためには味方の士気を上げる必要がある。
 味方の士気は敵武将を倒したり,用意された策を成功させたりすると上昇する。突撃や奇襲を準備している味方に合流して策を発動させる,窮地になっている武将を助ける,敵の策を止めるための条件を満たすといった対応が求められ,戦場に身を置く臨場感を強く意識させてくれるのだ。

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 そのクライマックスが大戦法である。大戦法は敵味方の武将が発動できるものだが,武将個人の大技というより,その配下である軍団が仕掛ける計略といったところだ。歴史シミュレーションの合戦で繰り出される戦法などをイメージすると分かりやすい。

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 例えば,董卓の大戦法「業炎蹂躙」は投石車と弓兵から放たれた火炎弾と火矢が広域に降り注ぐもので,見た目もすさまじい。歴史シミュレーションのプレイ中,「この戦いを一兵士の視点で見られたら迫力満点だろうな」と思うことも少なくないが,その夢が叶ったと言える。
 業炎蹂躙は投石車2台を破壊すれば止められる。もちろん投石車は敵陣の奥に守られているため,覚悟を決めて突っ込まなければならないわけだ。

 味方が大戦法を使うこともある。途中で止められないためには大戦法の中心になる武将を守るべきだが,ここでも前述した味方を勝たせるための立ち回りが求められる。その際,主人公の配下である護衛兵が使う「戦法」が有効だ。
 弓矢の「斉射」,槍を構える「突撃」といった戦法は集団相手に有効だが,使いどころを考える必要がある。一部の戦法には特定条件を満たすと敵の戦意を下げる「特効」があり,弓矢の場合は高所から撃ち下ろせばいい。
 敵が大戦法を使いそうなとき,斉射に適した丘を急いで探すなんてこともあり,その臨場感にゾクゾクさせられた。

董卓の大戦法・業炎蹂躙は投石車が火炎弾を降らせる。投石車の前方を大盾兵が固めているため,なんとかして側面に回り込まなければならない
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こちらは大戦法「総突撃」。赤く光る敵兵はガード不能の突進を仕掛けてくる
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味方が火矢を一斉に放つ計略が成功し,士気が上がることも
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味方の大戦法により,突撃を繰り返していく
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主人公の護衛兵が使う「戦法」は,集団戦に効果的だがクールタイムが長い。また,配下の数が減ってしまうと,戦法そのものを仕掛けられなくなる。護衛兵は味方の拠点で補充できる
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 無数の敵集団をなぎ倒すときには意識することはないが,武将戦では相手のモーションを見て対応しなければならない。そして,味方を勝たせるためには視点を少し高いところに持っていく必要がある。
 敵味方の士気や戦意,策,大戦法といったところをチェックしながら,ときには重要な策や大戦法を発動させるため,目の前の敵武将をあえて無視するような状況にもなる。本作のバトルにはミクロからマクロまで,さまざまな要素があり,その多様さが面白さを奥深いものにしている。

タクティカルアクションとしての立ち回りの1つが,砦の開門だ。正面から破城槌を用いて突破できるが,周囲にある程度の味方がいないと使えない。一方,中に潜入できれば閂を外せるが,人数こそ必要ないものの潜入できるかどうかは砦の構造次第となる
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敵の櫓といった兵器を破壊するにも,味方の人数が必要になる
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 主人公の武器と成長も触れておこう。剣や槍,朴刀,手甲,棍,双戟,飛圏など,9種類の武器にはそれぞれに個性がある。
 剣は弱攻撃の回数で強攻撃が変化し,槍は長押しにより通常と異なる強攻撃が繰り出せる。朴刀はタメてから強力な一撃が可能。手甲は構え中,攻撃中,ガード中で異なる「構え」に移行でき,それぞれの構えから2つの特殊技を発動できる。
 棍は強攻撃の長押し中,特殊技を継続して繰り出し,双戟は強攻撃を連打可能だ。そして飛圏は強攻撃で投げつけ,戻ってきたところをタイミングよくボタンを押して受け取ると技が強化される。いずれも特殊なシステムが用意されている。

(上から)手甲,棍,飛圏の戦闘シーン。従来のシリーズ作品とは異なるシステムが用意されており,それぞれの個性が際立っている。飛圏の敵がモノクロになっているのは,武器の使い心地を試せる練習モードだからだ
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 武器を使っていくと各武器の「習熟度」が上がり,一定レベルに達すると新技が開放される。そして,習熟度の合計が主人公のレベル「境地」となり,境地が上がれば「スキルパネル」(スキルツリー)自体の数が増えていく。
 つまり,さまざまな武器を使うほどに主人公は強くなっていくというわけだ。

武器の習熟度を上げると,スキルパネルが開放される。中にはパラメータの上昇に加え,瀕死時に発動する「体力自動回復」のようなものも
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 ドラマとバトルの両面が従来のシリーズ作品とは大きく異なり,本作をナンバリングではなく「ORIGINS」としたことに納得感がある。今回は序盤の第三章までプレイしたわけだが,現時点では新生・無双シリーズとして,しっかり差別化したものになっていると感じられた。

 なお,本日は各プラットフォーム(PS Store / MS Store / Steam)のストアにてダウンロード版の予約受付と,「汜水関の戦い」をプレイできる体験版の配信が始まった。混乱に乗じて政権を握った董卓軍と,その横暴を正そうと立ち上がった袁紹率いる反董卓連合がぶつかり合う序盤の山場だ。
 武器は剣,偃月刀,朴刀,飛圏から選択でき,武芸や宝玉,装飾品のカスタマイズ,難度や各種設定も可能。なお,製品版にデータを引き継ぐことはできない。
 最も新しい無双アクションを体験したい人は,さっそくストアをチェックしてみよう。

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 コーエーテクモゲームスは本日(2024年11月19日),PlayStation.Blogのエントリーにて「真・三國無双 ORIGINS」の体験版を11月22日に配信すると発表した。体験版では,最強の武将“呂布”が登場する「汜水関の戦い」をプレイできる。

[2024/11/19 02:25]

やっぱり呂布はとんでもなく強い。彼がひと暴れするだけで,味方がポンポンと吹き飛ばされる
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現世代機のために作られた無双だけあり,グラフィックスは美しい
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敗北した場合,合戦中に設けられたいくつかのチェックポイントからやり直せる。また,合戦で拾った武器をすぐ装備できるなど,改良点も多い
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