無料のオープンβ版を公開した「Predecessor」が3週間で100万アカウントを獲得。「Paragon」のアセットを利用したMOBA

　Omega Studiosは，2024年3月28日に無料のオープンβ版をリリースしたMOBA「Predecessor」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）が，約3週間で累計100万アカウントの獲得に成功したことを発表した。

「Predecessor」公式サイト

　「Predecessor」は，壁を撃ち抜いたり，透明人間になったり，上空からロケットの雨を降らせたりと，それぞれがユニークな破壊的能力を持つ30人以上のヒーローから1人を選び，最大5人のチームを組んで戦うゲームだ。マップにある3つのレーンの支配をしつつ，相手の拠点目指して進んでいくという戦略性の高いプレイが楽しめる。
　ゴールドと経験値を稼いでアイテムを購入し，キャラクターをカスタマイズすることも可能だ。


　本作は，2018年にサービスが終了したEpic GamesのMOBA「Paragon」のアセットを利用したゲームだ。2016年にサービスが始まった「Paragon」はプレイヤー数が伸び悩み，ついにはシャットダウンが決まったが，ゲームアセットが無料で開放されたことにより，いくつかのタイトルが新たに生まれてきた。
　「Predecessor」は「Paragon」の世界観も踏襲しており，公開されているトレイラーでは，どこかで見た覚えのあるキャラクターたちが登場していることが分かるはずだ。


　2022年12月にアーリーアクセス版が公開された「Predecessor」を開発するOmega Studiosは，ロビン・シン（Robin Singh）氏が2020年にイギリスのワトフォードで立ち上げたインディーデベロッパだ。「Unreal Engine 5」を使用した美しいグラフィックスも特徴の1つとなる本作は，PlayStation 5版およびXbox Series X|S版とのクロスプラットフォームプレイも可能だという。