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融合召喚を繰り返して最強の盤面を作れ! 独自の“無限融合”システムが特徴のデッキ構築ローグライク「Primateria」がSteamで発売
Primateriaは,TCG「遊戯王オフィシャルカードゲーム」(遊戯王OCG)をリスペクトしたというローグライクデッキ構築カードゲームだ。遊戯王OCGにおける特殊な召喚方法をモチーフとしたと思われる独自システム「無限融合」が特徴となっている。
本作には,いわゆるマナなどの概念は存在せず,カードを使用する際にはカードごとに設定された「レベル」を参照する。レベル1のカードはタダで場に出せるが,レベル2以降のカードは場にあるカードを融合させなければプレイできない。
融合の際には,融合素材となるカードのレベルの合計値が,融合で出すカードのレベルとちょうど同じである必要がある。そのため,感覚としては遊戯王OCGにおけるシンクロ召喚に近いかもしれない。ただし,本作にはエクストラデッキの概念が存在しないので,融合先のカードも手札に用意する必要がある点には注意が必要だ。
相手の場にカードがなければ直接攻撃ができるほか,場に出ているカードをバトルで撃破することでもライフを減らすことができる。攻撃力はカードのレベルと等しいが,撃破した相手カードのレベルに関わらず,減るライフは常に1ずつだ。
なかなか面白いのは,融合によって場に出たカードは融合素材を記憶しており,撃破された際には融合素材が場に残るということ。つまり,3つの素材で融合をしたカードは,3回までなら攻撃を受けても場に残り続けられるというわけだ。
ただし,バトルで撃破されたことには変わりないので,しっかりとライフは減ってしまう。低レベルの融合素材を大量に用いて強力なカードを出していた場合,場に残るカードを攻撃されて一気にライフを削りきられてしまう危険もあるので注意が必要だ。
Steamストアページで公開されている体験版の範囲だけでも「こんな展開が可能なのか!」と驚かされるシーンが多くあった。カードを撃破された際や,融合を成功させた際など,手札を補充するタイミングが多く用意されているため,盤面を更地にされても反撃の手が残るのも面白いところだ。
残念ながら対応言語に日本語は含まれていないが,Steamストアページの説明文は日本語化されており,同パブリッシャの作品には日本語化されたタイトルが複数存在する。ウィッシュリスト登録者が増えれば対応される可能性もあるので,興味を持った人は登録をしておこう。
Yfrit Games
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