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格闘ゲームの読み合いをカードバトルに落とし込んだ「Yomi 2」のアーリーアクセスがスタート。シングルプレイ向けの新要素も登場
Yomiは,対戦格闘ゲームの読み合いをモチーフにしたカードゲームだ。2015年5月には同名のデジタル版がSteamで発売され,非常に好評(レビュー数,136件)の評価を獲得している。アーリーアクセスが始まったYomi 2は,そんなYomiに新要素を追加し,各種演出を一新した新バージョンにあたる作品だ。
基本システムはベースになったYomiのシステムを踏襲しており,各キャラクターが持つ固有のデッキを用いて戦う形式が採用されている。各カードは「打撃」「ガード」「投げ」「回避」といった属性を持ち,性能や相性の勝負に勝てば効果を発揮できる。
打撃カードには発生速度が記載されており,打撃同士がぶつかり合った場合は,より発生速度が早い側が相手にダメージを与えられる。対して,ガードはほとんどの打撃を防ぐことが可能で,ガードに成功することで手札を補充できる。
素早い打撃を使い続ければある程度安全だが,それを繰り返しているとどんどん手札が減っていくので,どこかでガードを成功させる必要がある。しかし,ガードは投げに負けるので,タイミングを読まれると手札補充の機会を失ってしまう。といった具合に,カードの属性や数値の相性を駆使した読み合いを楽しめる。
Yomi 2では新要素として,手札カードを捨て札と交換できるアクションや,ガードをゆさぶる特殊な攻撃,キャラクターに独自の強化要素を与える「ジェム」,ゲージを溜めて必殺技を放てる「スーパームーブ」などが登場するほか,シングルプレイモードも用意されている。
Steamストアページによると,アーリーアクセスの期間は1〜2年程度を予定していて,フルバージョンまでにはプレイアブルキャラクターを20人まで増やす予定とのこと。無料で遊べる体験版も公開中なので,興味を持った人は遊んでみよう。
「Yomi 2」公式サイト
(c) 2013 Sirlin Games