ゴールデン・レトリーバーが宇宙を救うダイス構築ゲーム「ゴールデンレコードレトリバー」のデモ版がSteamで配信中

　韓国のインディーデベロッパHoochoo Game Studiosは，2023年6月19日から26日まで開催されている「Steam NEXTフェス」に合わせて，「ゴールデンレコードレトリバー」のデモ版をSteamで公開した。


　本作は，エイリアンに誘拐されたゴールデン・レトリーバーの「リバー」が，宇宙のヒーローに成長するまでの軌跡を描く“ローグライクダイス構築ゲーム”だ。
　そもそもなぜリバーが誘拐されたのかというと，原因は飼い主のポールにある。ポールは発明家であり，全財産をつぎ込んで開発した宇宙船に，自身のメッセージを収録した「ゴールデンレコード」（元ネタはボイジャーのゴールデンレコード）を載せて，宇宙へと飛び立たせた。ポールはその後すぐに他界したが，彼の音声を発するゴールデンレコードが宇宙に混乱を招き，エイリアン達の大きな悩みの種となったわけだ。


　そのつけを払うことになったのが主人公のリバーであり，とある惑星に落ちたレコードを回収するのがゲームとしての大きな目的となる。どの惑星にレコードが落ちたのかは，ゲームをプレイするたびにエイリアンが提示するミッションとセットで，ランダムに決まるようだ。どんなミッションであれ，目的地に行くには少なくとも20の惑星を通過する必要があるという。


　“ローグライクダイス構築ゲーム”とあるように，行く先々で発生するイベントはダイスを振って解決していくことになる。イベントを通じて仲間を増やすことも可能で，仲間はそれぞれ固有のスキルとダイスを持っているそうだ。要するに，仲間が増えればそのぶんダイスを一度に多く振ることができる。もちろん，ダイス同士でシナジーが発生することもあり，ダイス構築――つまり誰を仲間にするかが重要なゲームになりそうだ。


　本作は2023年第3四半期にリリースされる予定で，日本語のローカライズも進行中とのことだ。興味のある人はデモ版をダウンロードして遊んでみよう。