カナダのデベロッパWishes Unlimitedは日本時間2024年11月13日,
「Beastieball」の
アーリーアクセスをSteamにて開始した。価格は2800円で,11月20日までは10%オフとなるリリース記念価格の2520円で購入できる(どちらも税込)。
「チコリー 色とりどりの物語」のディレクターである
グレッグ・レヴァノフ(Greg Labanov)氏の新作「Beastieball」は,個性豊かな生きものを集めてチームを作り,バレーボール(のようなルール)でターン制バトルに挑むRPGだ。
ゲームの世界には,社交的で運動好きな
ビースティ(Beastie)と呼ばれる生きものたちが住んでいる。プレイヤーはそんなビースティを集めてチームを結成し,各地にいるコーチやボスに挑戦してビースティボールリーグの頂点を目指す。倒すことでランクアップできる各地のコーチには独自の物語が用意されており,また任意の順番で挑戦できるボスたちは,倒すごとにほかのボスが強化されるため,どこからチャレンジしてもエキサイティングな対戦が楽しめる。
チーム戦のバトルは,それぞれ長所や短所があるビースティたちのメンバー構成などによっていろいろな戦術が楽しめる。協力し合うときもその方法がさまざまあり,さらにビースティの関係性によって,ペアで発動するコンボ技も変化するという。
Summer Game Fest 2023の取材記事(こちら)より,ディレクターのグレッグ・レヴァノフ氏
![画像集 No.011のサムネイル画像 / かわいい生きものたちとともにバレーボールに挑む,ポケモンリスペクトなRPG。「Beastieball」がアーリーアクセスで大好評のスタート](/games/716/G071652/20241114047/TN/011.jpg) |
……と,本作についてはSummer Game Fest 2023の取材記事(
こちら)で詳しく説明しているとおりであり,そして発表時から注目を集めていた。
また同取材記事でグレッグ・レヴァノフ氏が
「ポケモン世代で,ずっとポケモンみたいなゲームを作りたかった」と語っているように,ポケモンからの大きな影響を感じられるゲームでもある。そんなポケモンへのリスペクトをベースに,バレーボール×ターン制バトルという独特の仕組みやかわいくて個性的なWishes Unlimitedらしいビースティたちによって
オリジナリティあふれた仕上がりとなっている本作は,アーリーアクセスの評判も
「非常に好評」と素晴らしいスタートっぷりを見せている。
現状は日本語に対応していないが,BitSummit Let’s Go!!での出展や日本語でのアーリーアクセスの感想にあふれるSNSなど,日本のゲームファンの注目度も高い。気になった人はウィッシュリストへの追加,またはデモ版の試遊やアーリーアクセスへの参加といった形でゲームを楽しみつつ,日本語化への希望の声を届けてみよう。