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  • Massive Entertainment
  • 発売日:2024/08/30
  • 価格:スタンダードエディション:9790円(税込)
    ゴールドエディション:1万5400円(税込)
    アルティメットエディション:1万8150円(税込)
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    [インタビュー]「Star Wars Outlaws」は評判や指名手配の要素を盛り込み,プレイヤーがどっぷり浸れるスター・ウォーズの世界を描く
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    印刷2023/06/20 16:21

    インタビュー

    [インタビュー]「Star Wars Outlaws」は評判や指名手配の要素を盛り込み,プレイヤーがどっぷり浸れるスター・ウォーズの世界を描く

     2023年6月13日に開催されたUbisoft Entertainmentのイベント「Ubisoft Forward」にて,同社が2024年のリリースに向けて開発中であることがアナウンスされたオープンワールド型アクションアドベンチャー「Star Wars Outlaws」PC / PS5 / Xbox Series X|S)。

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     Ubisoft Entertainmentは,デジタルイベント「Ubisoft Forward」にて,オープンワールド型アクションADV「Star Wars Outlaws」ライブデモを公開した。帝国の逆襲とジェダイの帰還の間の物語を描いており,主人公のケイがキュートな相棒のニックスと共に,一世一代の大強奪を計画する。

    [2023/06/13 03:15]

     本作は,映画「エピソード5/帝国の逆襲」と「エピソード6/ジェダイの帰還」の間の,まだ帝国軍の支配が完全に及んでいないアウターリム・テリトリーが舞台となる。主人公となるのは,賞金首のスカウンドレル(密輸入者や小悪党の意味)の若い女性ケイで,クリーチャーのニックス(Nix)を相棒に,密輸などに手を染めつつ,無法者たちが集まるアウター・リム・テリトリーで自由に生きている。そんなケイが,やがて銀河史上最大ともいえる,一世一代の大仕事をやってのける物語が描かれるという。

    画像集 No.002のサムネイル画像 / [インタビュー]「Star Wars Outlaws」は評判や指名手配の要素を盛り込み,プレイヤーがどっぷり浸れるスター・ウォーズの世界を描く

     すでに,Massive Entertainmentで開発チームを率いるクリエイティブ・ディレクターのジュリアン・ゲリティ(Julian Gerighty)氏へインタビューを行っているが,今回は同社ナラティブディレクターのナヴィド・カヴァリ(Navid Khavari)氏と,ゲームディレクターのマティアス・カールソン(Matias Karlson)氏に話を聞いた。

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     Ubisoft Entertainmentが制作を発表したアクションADV「Star Wars Outlaws」について,開発を行うMassive Entertainmentのジュリアン・ゲリティ氏に話を聞いた。帝国が銀河を飲み込もうとする時代の,ジェダイではない“普通の人々”を描く本作には,Ubisoftが過去作品で培ったノウハウが活かされているようだ。

    [2023/06/14 15:25]

     カヴァリ氏は10年にわたって「ファークライ」シリーズに,カールソン氏は「ディビジョン」シリーズに関わってきたベテランだ。2人の話から,無法地帯に生きる主人公のケイやアンダーワールド(本作で使われている裏社会のような意味の用語)の世界がどのように描かれているかが語られた。

    画像集 No.003のサムネイル画像 / [インタビュー]「Star Wars Outlaws」は評判や指名手配の要素を盛り込み,プレイヤーがどっぷり浸れるスター・ウォーズの世界を描く

    4Gamer:
     スター・ウォーズという,おそらく世界有数のIPのゲームを作るにあたり,最初に耳にしたときはそれぞれの立場からどのように感じられましたか。

    ナヴッド・カヴァリ(以下,カヴァリ)氏:
     次のプロジェクトがスター・ウォーズ作品になると聞いた時は,正直に言うと頭を抱え込んでしまいました。すごいプレッシャーが押し寄せてきて,大音量で音楽をかけて気を紛らわせようとしました。しかし,冷静になるにつれて,重責はとりあえず置いといて,スカウンドレルの若い女性が銀河最大の賞金首になることや,アンドロイドではないクリーチャーのコンパニオンと共に冒険するというコンセプトがチーム内で仕上がっていくに従って,非常にエキサイティングに仕事を楽しめるようになりました。

     そうした企画の中で,どのようなストーリーをプレイヤーに伝えていけるのか,そしてスター・ウォーズ・サーガの一部になることや,そこにまだまだ詳しく語られていない世界を描き上げられることに興奮しています。

    マティアス・カールソン(以下,カールソン)氏:
     私もまったく同意するところで,このプロジェクトにゲームディレクターとして参加できる,またとない機会に巡り合えたことに本当に嬉しく思います。私としては,ストーリーとキャラクターのハーモニー以外に,ゲームプレイとゲーム世界のハーモニーにもこだわっているところです。

     自分のスペースシップに乗って宇宙を航行しているような体験や,スピーダーで何もない原野から大都市に向かうなど,スター・ウォーズらしさをオープンワールド型ゲームで表現するために,アウター・リム・テリトリーというファンにはよく知られた舞台と,スカウンドレルの主人公というのは,とてもマッチしていると思います。

    4Gamer:
     これまでにも数々のジェダイの物語が描かれてきましたが,本作ではスカウンドレルという光でも闇でもない第三勢力が主人公になりますね。

    カヴァリ氏:
     これは,ちょっとしたアイデアとしてスタートしたものですが,LucasFilm Gamesに企画を持っていたところ,話しをじっくりと聞いてくれて,楽しくプレゼンテーションできました。

     スター・ウォーズ・サーガでは,高いレベルでは帝国軍と反乱軍の間で銀河戦争が起こっていて,その中でジェダイとシスが戦っています。でも,低いレベル,つまり地上レベルで銀河に生きる人々はどうなのか。誰かの戦争に翻弄されて選択肢がなくなっている人や,どんな仕事でもやらなければ生きていけない人,映画で言えばチラっと背景に映っているような人々は,決して白と黒ではない,グレーな生き方をしている人たちもいるのではないかと。

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    4Gamer:
     そんな1人がひょんなことでお尋ね者となって,やがては大きな事件に絡んでしまうのが,主人公のケイとなるわけですね。

    カールソン氏:
     本作では,ケイとコンパニオンのニックスが,アンダードッグ(負け組)であるという部分にフォーカスした体験をしてもらいます。

     ここが個人的に親近感が湧く部分で,フォースや重火器など絶対に勝てないような敵や状況に対して,ステルスだとか,環境をうまく生かしながら何とか対抗していくような,恐怖とスリルを味わえるようなゲームプレイができます。当初,ゲームの開発を始めた時は,そんなことが可能なのかどうかも不安でしたが,今ではそれができていると感じています。

    4Gamer:
     「エピソード5/帝国の逆襲」と「エピソード6/ジェダイの帰還」の1年ほどという短い期間でのストーリーを選んだ理由はなんでしょうか。

    カヴァリ氏:
     先ほど話したように,帝国軍と反乱軍の抗争が激化していくドラマチックな1年だからです。しかし,そのほかの人々はどうだったのか? エピソード6の冒頭では,ジャバ・ザ・ハットの威勢を見ることができますが,アンダーワールドは,戦争の真っ直中の中間勢力として大きく発展していた時期でもあり,こうしたシンジケートのリーダーたちは莫大な富を得ていました。そういう知られざるストーリーを描けることに,脚本家としては大きな喜びを感じます。

    4Gamer:
     今のところ,ハッツ(Hutts)やパイクス(Pykes)などのシンジケートがアナウンスされていますが,評判システムについても教えてください。

    カールソン氏:
     今回のイベントに合わせて公開した映像では,パイクスの施設に侵入して何かを盗み出したという設定になっていますが,ステルスが失敗したことでパイクスからの評判は悪化しています。このように,プレイヤーの1つひとつの選択が評判を大きく左右させ,それによってアクセスできる場所や,ショップでの価格,そしてそれぞれの勢力から受けられる依頼の内容が変わってきます。

     映像では,ケイが脱出したときに画面左に小さなメッセージが表示されて,パイクスからの評判が落ちたことが分かります。評判を回復するためには,彼らの依頼を引き受けるなどし,それによって新しいストーリーの展開が始まるとか,新しいアイテムがアンロックされるといったことが起こります。

    カヴァリ氏:
     つまり,ケイはアンダーワールドで名を轟かせていくことで,より大きな仕事を得る機会に巡り合えます。今回の映像の最後では,ジャウンタズ・ホープ(Jaunta's Hope)で帝国軍の将校との賄賂に応じなかったことで“ウォンテッド(指名手配度)”レベルが上がりますが,帝国軍は“警察”と捉えてもらえると分かりやすいかも知れません。追手を振り切ってしばらく何もしないでいると,その警戒レベルも下がっていきます。

    Star Wars Outlaws: 公式ゲームプレイ解説動画 | Ubisoft Forward

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    4Gamer:
     なるほど。映像ではステルス行動をしているかと思ったら戦いが始まり,それも途中で止めてスピーダーで突破するようなシーンになっていましたね。

    カールソン氏:
     今回の映像に収録されているものは,そのクエストを遂行させるにあたり,プレイヤーが行えるさまざまなアプローチの1つにしか過ぎません。ケイが大きな銃器を手にしているのは,コンパニオンのニックスが奪ってきたもので,それによって脱出する余地ができているわけです。

    4Gamer:
     ニックスはどのようなキャラクターなのでしょうか。

    カヴァリ氏:
     ニックスは,生物の種としてはマーカル(Merqaal)という生き物で,どの惑星から来たのかなど詳しいことが知られていない,我々オリジナルの希少種という設定です。見た目は愛くるしいですが頑固なところもあり,さらにはいろいろなものに興味を持ってしまう性格でもあります。ケイとニックスは小さい頃から一緒にいるので,ペットというよりは家族のような関係で,唯一の家族でもあります。そのため,ニックスはケイに対して忠誠心を持っており,彼女に常に付いて回ったり,命令を聞いてくれたりするのです。

    4Gamer:
     映像の舞台となったトシャラ(Toshara)という星は,「Star Wars Outlaws」のオリジナルとなるようですが,そのデザインの過程について教えてください。

    カヴァリ氏:
     LucasFilm Gamesと,もっとも深くデザインした部分の1つです。その気候や植生,生物,そしてそこに生きる人々の文化まで,彼らは非常にこだわっていることに驚きました。風が強く,岩肌がむき出しになっているような地形が多く,この星の政治家たちは犯罪組織と手を組んで汚職に塗れているという設定です。とある星の月なのですが,まだ詳しく話すことはできません。

    画像集 No.005のサムネイル画像 / [インタビュー]「Star Wars Outlaws」は評判や指名手配の要素を盛り込み,プレイヤーがどっぷり浸れるスター・ウォーズの世界を描く

    4Gamer:
     では最後になりますが,「Star Wars Outlaws」をどのようなゲームに仕上げたいですか。

    カヴァリ氏:
     私にとっては夢のようなプロジェクトであり,それを実現して皆さんとも共有できるよう頑張っております!

    カールソン氏:
     スター・ウォーズの映画で見たことのある,ローラーコースターのようなストーリーをゲームで実際に楽しんでいただけると思います。その中でも,自由に生きているような雰囲気を味わってほしいですね。自分の興味のおもむくままにアウター・リム・テリトリーを冒険し,その名を銀河中に轟かせてみてください。スター・ウォーズのファンであれば,その世界に入り込んでいるような気分になれるでしょうし,スター・ウォーズは詳しくない人でも楽しめるように心がけて作っています。

    4Gamer:
     楽しみにしています。ありがとうございました。

    「Star Wars Outlaws」を開発するMassive Entertainmentのナラティブディレクターのナヴィド・カヴァリ氏(右)と,ゲームディレクターのマティアス・カールソン氏(左)
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