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ファンタジーと本当の歴史が融合した新作MMORPG「NIGHT CROWS」,世界観や大規模戦闘など,ゲームの詳細が明らかに
中世ヨーロッパ風の世界を舞台に,最新の「Unreal Engine 5」を使用した実写レベルのグラフィックスやリアルなアクション,プレイヤーの選択によって成長する4種のクラス,地上と空中を自由に行き来できるグライダーアクション,そして,1000人単位の大規模な戦闘などを特徴とする本作。Wemadeによれば,韓国で3月16日から事前予約受付を開始し,4月中に正式サービスをスタートするという。
「NIGHT CROWS」公式サイト
■ファンタジーと本当の歴史との出会い。没入感の高い世界観
これまで何度かお伝えしてきたように,「NIGHT CROWS」の世界観は,ファンタジーと本当の歴史を組み合わせて構築された独自のものだ。魔法が存在する13世紀のヨーロッパで,フランスと神聖ローマ帝国の間に位置する架空の国「新トリエステ公国」が物語の舞台になる。
第4回十字軍が終わったあと,教皇庁と各国の王家は争い,騎士たちは欲望のために王を裏切り,多くの異民族が流入するなど,ヨーロッパは大きな混乱に陥っている。新トリエステ公国は,王宮騎士団の反逆によって作られた新しい国だ。
プレイヤーは,ギルド「NIGHT CROWS」のメンバーとなり,そんな世界を変えるための戦いを始める。ゲームでは,新トリエステ公国だけでなく,ジェノヴァやサラゴサ,パリなど,実存するさまざまな都市を訪れることができるという。
■最新のUnreal Engineによる,色鮮やかな中世ヨーロッパ世界を実現
ゲームエンジンとしては,上記のように最新の「Unreal Engine 5」が使用されており,PCとスマートフォンのクロスプラットフォームに対応している。最新のグラフィックス技術により,権力闘争と反乱,混沌に沈むリアルな中世世界を,実在しているようなレベルで再現したという。
とくに,「Unreal Engine 5」の動的グローバルイルミネーションおよび反射システムである「Lumen」の活用がアピールされており,オブジェクトの質感やディテールを浮き上がらせる影など,従来は表現しにくかった光の演出を実現した。テクスチャは4K解像度にも対応しており,ゲームフィールドだけでなく,キャラクターや鎧,剣などについて高い完成度を追求したという。
■プレイヤーの活躍によって成長する4種類のクラス
ゲーム開始時に選択できるクラスは「ウォリアー」と「ソードマン」「ハンター」「ウィッチ」の4種類で,各クラスには,両手剣と盾など,2つの「職業」が用意されており,そのうちの1つを選べる。各職業は3次まで昇級可能で,かなり強力な姿にまで成長可能とのことだ。
「ウォリアー」の職業には,両手剣と槍の2つがある。生命力とパワーの強大さが持ち味で,巨大な武器を使って敵を圧迫するといった,重量感あふれる戦闘スタイルが特徴だ。
「ソードマン」は,攻撃と防御のバランスがとれたクラスで,片手剣か双剣を選択できる。片手剣では盾を使って自分と味方を保護し,双剣では敵に致命的な一撃を加える役割を担うことになる。
「ハンター」は遠距離攻撃クラスで,弓または短剣を選択して成長させる。弓はゲームの中で最も長い射程を持ち,また短剣は速い攻撃と無力化技術を使った,スピード感の高い戦闘が楽しめる。
「ウィッチ」は,派手な元素魔法で攻撃を加えるクラスだ。杖と魔法棒のいずれかを選択できる。広域攻撃魔法で多数の敵にダメージを与えたり,広域治癒魔法で戦場を支援したりなど,戦場の重要な要素として活躍する。
■現実的なアクションによるリアルなバトル
「NIGHT CROWS」では,非現実的な戦闘速度や必要以上に強力なスキルなどをできる限り排除したという。プレイを続けて活躍することでキャラクターの戦闘能力(能力値やステータスなど)を向上させ,ようやく強敵に勝利するといった「現実的なバトル」を狙っているからだ。
また,各クラス,各職業とも,武器ごとに異なるアクションが用意されており,ビジュアルでもサウンドでも刺激の高い,「本物のアクション」を目指したという。
■地上と空中を自由に行き来する「グライダー」
「グライダー」を活用した多彩なアクションも,「NIGHT CROWS」の大きな特徴の1つだ。地上のみで行われる平面的な戦闘を抜け出し,空間を活用した立体的でより戦略的なバトルになったとのこと。戦いだけでなく,長い距離を高速で移動するのにもグライダーは有効になる。
単に下降するだけでなく,空中で停止できる「ホバリング」(Hovering)や,水平状態で前方に飛行する「突進飛行」,地上の敵を空中から攻撃する「効果攻撃」といった機能も用意されている。
■1000人単位の大規模PVP「激戦地戦闘」
ゲームの中心となる大規模戦争「激戦地戦闘」は,1000人以上が参戦できるインターサーバーベースのコンテンツだ。高低差のあるフィールドを戦場に,グライダーを活用した立体的な戦いが満喫できる。プレイヤーは平面的な局地戦ばかりだった戦争を抜け出し,より多彩な戦術を駆使した戦いが楽しめるという。
プレイヤーが協力してクエストに挑み,ダンジョンボスを攻略する,ギルド単位の「ギルドダンジョン」をはじめ,キャラクター成長材料と装備を獲得できる,いろいろな「ダンジョン」コンテンツが用意されている。
■ゲーム経済を中心としたコミュニティの構築
本作のプレイヤーは,「取引所」と「1対1個人取引」という経済的なつながりによって,交流したり協力したりすることになる。3つのサーバーが利用する取引所では,「NIGHT CROWS」のすべてのアイテムが流通しており,必要なアイテムを購入したり,保有中のアイテムを販売したりできる。
取引所に希望のアイテムが登録されていない場合,「依頼所」を利用して入手することが可能だ。代価を支払い,クエストやアイテム制作を代わってくれる人を探したり,反対に,他人の依頼を請け負って財貨を稼ぐといったことが行える。
さらに,保有したスキルを活用してアイテムを作り,手数料を受ける「制作依頼」,地域クエストとダンジョンクエストを代わりに行う「地域依頼」と「クエスト依頼」などが用意されている。
「NIGHT CROWS」公式サイト
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