プレイレポート
[プレイレポ]非対称型バトルアクション「グーニャモンスター」を先行体験。グニャグニャキャラを操り勝利を目指せ
本作は,1匹の「モンスター」側と,3人の「バスター」側に分かれて戦う,非対称型バトルアクションゲーム。タイトルに“グーニャ”とあるように,「グーニャファイター」と同様の,グニャグニャしたキャラクターを操って,それぞれの勝利条件達成を目指していく。
キャラクターデザインは,AdoさんやナナヲアカリさんのMVイラストを手がけたことでも知られる,寺田てらさんが担当。衣装や武器は数多く用意されており,見た目のカスタマイズも楽しめる。
発売に先駆け,メディア合同の先行体験会が実施されたので,そのプレイ感をお届けしよう。
先行体験会用に,各メディアのロゴが描かれたTシャツを用意してもらった。正式サービス開始後には,さまざまな企業やアーティストなどとコラボしたアイテムも登場するようだ |
「グーニャモンスター」公式サイト
最大に4人で楽しめる非対称型バトル
非対称型バトルアクションである本作は,モンスター側とバスター側で勝利条件が異なる。モンスター側は,さまざまな攻撃を駆使して,バスターを全員行動不能にすれば勝利。バスター側は,エリアにいる小型のモンスター(アンデッド)を倒し,出現した“ソウル”を指定された数だけ浄化すれば勝ちとなる。なお,1回のプレイには制限時間があり,時間内にバスター側が条件を達成できなかった場合も,モンスター側の勝利となる。
ソウルは,エリア中央にある“ソウルポット”に入れることで浄化できる |
モンスターは,通常攻撃のほか,バスターにガブガブと噛みついて戦闘不能にする“捕食”と,乱発はできないものの,高い攻撃性能を持つ“スキル”が使用可能だ。また,モンスターは数種類が用意されており,それぞれ使用できるスキルが異なっている。
スキルは,捕食などの行動で専用のゲージが溜まると発動可能に |
バスターは,手にした“ウェポン”(ソウルシューター)でモンスターを攻撃できる。しかし,敵となるプレイヤーが操作するモンスターを倒すことはできないので,エリアを徘徊するアンデッドを攻撃し,落とした“ソウル”を拾って浄化するのが基本的な行動になる。
なおバスターは,モンスターに倒されると“幽霊のような状態”になる。一見,移動しかできないように思えるが,モンスターを怯ませられる体当たりと,落ちている“ソウル”を拾って浄化させることは可能だ。
豪華声優陣が演じる4人のバスター
プレイヤーがバスターで遊ぶ際には,オクト(CV:野上 翔),スネイル(CV:逢田梨香子),ピラルク(CV:ファイルーズあい),トード(CV:杉田智和)の4人から選ぶことになる。
キャラクターによる性能差はないので,好みで選んでしまって大丈夫だろう。またバスターは,衣装などのスキンや使用するウェポンなどのカスタマイズも可能。使用キャラクターが被ることも多いので,自分ならではのコーディネイトでいきたい。
主人公たちに,武器のソウルシューターを授けてくれるグーニャン。猫のようだが触手のある半人前モンスター |
「プライベートマッチ」を体験
先に1億円稼いだプレイヤーが勝者に
本作のプレイモードは,物語を進めながらオンラインで遊ぶ「エピソードマッチ」と,オンラインで集まったプレイヤーと楽しむ「プライベートマッチ」,その場に集って画面分割で共闘や対戦を行う「パーティープレイ」がある。
試遊会はオンラインで開催されたこともあり,「プライベートマッチ」を使用。ここでは,フレンドを招待できるロビーのほか,IDを入力することでフレンドではないプレイヤーとも合流できるロビーも作成できる。
プライベートマッチは,ステージでの戦いを繰り返しながら,一番先に懸賞金を1億円を稼いだプレイヤーが勝者となる。ステージの勝敗や活躍度によって得られる懸賞金の額が変わり,あまりに結果が悪いとマイナスになることも。結果は得られる報酬にも影響するので,手を抜いた戦いは厳禁である。
モンスターの場合はとにかく勝ちを,バスターは勝利だけでなく,ソウルの浄化も積極的に狙っていくことが重要になりそうだ。
●モンスター側でのプレイ
モンスターで参加した際には,バスターの殲滅とソウル浄化の阻止が重要になる。攻撃は“捕食”を中心に,ゲージが溜まったら,残りのバスターを一気に倒すことを目指すと勝ちにつながりやすい感じだ。
なお,倒したバスターと生き残っているバスターの位置をつねに意識していないと,すぐに復活させられてしまうことが多い。また,1人のバスターに執着していると,ほかのバスターに浄化を進められてしまうことあるので注意が必要だろう。
ソウルの浄化は,マップ中央に配置されているソウルポットでしか行えないので,ここを守る気持ちでいたほうがよさそうでもある。
スキルは,火炎を吐いて直線的に高ダメージを与えるものや,範囲内のバスターを一定時間後に確実に仕留めるものなど非常に強力。ただし,操作に慣れていないと当てにくいので,ほかのモードで練習をしておいたほがいい。
●バスター側でのプレイ
バスターは,モンスターの攻撃を避けながら,ひたすらにソウルの浄化を進めていく。ソウルを持っているアンデッドは,スケルトンやマミーのような姿をしたもの。布を被ったゴーストのような小型モンスターは所持していないので,無理に倒す必要はない。
ソウルを入手したら,浄化できるソウルポットを目指す。ただ,障害物などに当たって転んでしまうとソウルを落としてしまう。再度拾うこともできるが,時間のロスになるので地形には注意すること。
ソウルの浄化以外で重要なのは,仲間の援護だ。“捕食”されている仲間は,モンスターを攻撃することで開放できるので,食べられてしまう前に必ず助けたい。もし仲間が戦闘不能になっても,一定時間後には復活させられるので,相手の頭上に出ている時間が0になったら,近づいて復活させてあげよう。
自分が倒された場合も,幽霊状態での援護を忘れずに行いたい。タックルでモンスターを怯ませたり,仲間が落としてしまったソウルを代わりに運んだりと,やれることは多い。
頭上の数字が0になったら,積極的に仲間に近づき,復活させてもらうといい。
1ステージの制限時間は3分で,それほど拮抗した戦いでなければ,20分から30分程度で優勝者が決まる感じだ。対戦ゲームとしては,長すぎず短すぎずといった丁度い塩梅であろう。
プレイ後には,武器や衣装などの購入に使えるゲーム内の通貨が入手できる。また同じく報酬で得られる“ソウルジェム”を消費すれば,キャラクターの移動速度やジャンプ力を強化できる。
プレイを進めていけば,使用できるモンスターの開放や,そのモンスターの強化なども行えるので,プレイを続けるうえでの目標にも困らなそうだ。
今回着用した“4Gamer”ロゴのスキンは,メニューの「ギフトコード」からコード(L89U-JGQB-MED2)を入力すると手に入れられる |
可愛いキャラクターを操作し,気軽に遊べる「グーニャモンスター」は,明日12月4日にリリース。各プラットホームでのクロスプレイにも対応しているので,プレイ環境があるのであれば,ぜひ遊んでみてほしい。
「グーニャモンスター」公式サイト
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