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印刷2022/11/19 12:13

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[G-STAR 2022]HoYoverseブースでは「ゼンレスゾーンゼロ」「崩壊:スターレイル」を出展。「原神」人気も凄まじく,見かけたコスプレイヤーは60人

 2022年11月17日から20日まで,韓国・釜山でゲームショウG-STAR 2022が開催されている。久しぶりの大規模オフライン開催となった今年は,一般来場者向けのブースが,これまでのメインホールに加えて別の建物でも展開されるなど,大勢のゲームファンが来場している状況だ。
 建物間の移動は割と距離があり,混雑もあってなかなか大変なのだが,それでも人が行き来する大きな要因になっていたのは,なんといってもHoYoverseブースだった。

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 今年のHoYoverseブースには,「ゼンレスゾーンゼロ」PC / iOS),
「崩壊:スターレイル」PC / iOS / Android)の新作2本がプレイアブル出展されている。これらと「原神」「崩壊3rd」の計4本は,ブース前にHoYoverseが手配したコスプレイヤーの撮影コーナーが設けられ,カメラを手にした多数の来場者が常に集まっている。さらに,ステージイベントや物販もあって,とにかく盛況だ。
 とくに物販は,主に原神グッズ目当ての来場者が長蛇の列を作っていた。というか,開始30分で定員オーバーになり,列の形成が締め切られるぐらいの勢いだった。

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HoYoverseのコスプレイヤー全力投球っぷりがすごい。各タイトルごとに撮影コーナーが設けられているので,いつ見てもカメラを持った人が押し寄せていた
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ブースで展示されていた,甘雨デザインのコラボスマホ。めちゃくちゃ欲しい
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ゼンレスゾーンゼロ


 日本でも8月にクローズドβテストが行われたゼンレスゾーンゼロは,「ホロウ」と呼ばれる謎の超自然災害により壊滅した世界を舞台にした,新作アクションゲームだ。プレイヤーはホロウ災害からの離脱をガイドする「プロキシ」と呼ばれる存在として,災害に見舞われた時代の最後の都市「新エリー都」の秘密を解き明かしていく。
 出展されていたのはPC版で,戦闘や街の探索が行えた。

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 ざっくり言ってしまえば,本作は原神に似た操作システムで展開するステージクリア型のアクションゲームだ。左クリックで通常攻撃,右クリックでダッシュ,[Q]と[E]はスキル用のキーと,原神プレイヤーなら操作に困ることはまずないだろう。
 それでいて,原神よりもスピーディかつスタイリッシュなバトルになっており,敵の攻撃を被弾直前でダッシュすることで発動するジャスト回避的な要素もあるので,キャラクターを動かしていて気持ちが良い。このあたりは,アクションゲームとして作られているからこその操作感だろう。

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 特徴となるのは,キャラクター同士の連携だ。本作では3人でメンバーを組んで戦うのだが,単純にキャラクターを交代するのではなく,交代と攻撃が一緒になった「連係スキル」が存在する。敵に攻撃を続けてブレイクさせると,一定時間行動不能になるので,ここが連係スキル発動のチャンス。[R]を押すと,QTEのように数秒間「どっちのキャラに連携する?」的な画面が出るので,時間内に入力すれば敵を攻撃したうえでほかのキャラクターに交代できるのだ。

 世界観はポストアポカリプスモノっぽいが,雰囲気は全体的に明るい。「都市ファンタジー」というテーマや,「終末都市後日談」を特徴としていることから,崩壊した世界で生きるキャラクター達のドタバタストーリーといったところだろうか。
 キャラクターモデルやデザインは,HoYoverseらしいアニメチックな表現で,派手なアクションと相まって見応えがある。そして,何がとは言わないが,原神より圧倒的に揺れる。もう,めっちゃ揺れる。立派なものをお持ちで露出の激しいニコ・デマラは,たゆんたゆんだ。何がとは言わないが。

ニコ・デマラ。動いているのを見ると,なんというか,すごい
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崩壊:スターレイル


 一方,崩壊:スターレイルは,分かりやすいコマンド選択式のバトルを採用したRPGだ。こちらは“銀河鉄道の旅”がテーマということで,舞台は宇宙だ。「星穹列車」と呼ばれる銀河鉄道に乗って,銀河のさまざまな駅や惑星に降り立ち,ストーリーが展開する……のだが,試遊版は探索の範囲がかなり限定されていて,主に戦闘を体験する形になっていたため,ゲームの雰囲気はクローズドβテストの紹介記事を見ていただきたい(関連記事)。

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 HoYoverseの新作RPG「崩壊:スターレイル」CBTプレイレポートをお届けする。崩壊シリーズの最新作にして,銀河鉄道の旅がテーマとなる本作は,テストプレイの時点ですでに大ボリュームの超大作を予感させてくれた。

[2022/06/15 12:00]

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 戦闘について触れておくと,上記のとおりコマンド選択型だが,そのうえで,かなりシンプルだ。最大4人でパーティを編成し,ターンが回ってきたキャラクターは,通常攻撃,スキル,ゲージを溜めて使う必殺技の三択で行動を決定する。必殺技は,ターン順に関係なく発動でき,ほかのキャラクターや敵の行動に割り込ませることが可能なため,これをどのタイミングで使うかが戦闘のキモだ。

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 戦闘システムはオーソドックスではあるのだが,HoYoverseならではの気合の入ったキャラクター達が戦う様子をじっくり眺められ,ド派手な必殺技演出なども作り込まれているので,これはこれでキャラクター押しのゲームとして相性が良いように感じられる。ゼンレスゾーンゼロも崩壊:スターレイルも,現在はCBTを終えて次の展開を待っている状態なので,続報に期待したいところだ。

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韓国でも原神人気は凄まじい


 G-STAR 2022では,各メーカーが大きなブースを出展し,さまざまな新作がプレイ可能だ。今年はビジネスデイがなく,初日から一般来場者が大勢いるため,会場は非常に賑わっている。そんな中,会場を回っていて一番存在感のあったタイトルを挙げるとすれば,個人的には原神で,目に見える人気がものすごいのだ。
 物販の混雑や,建物間の人の流れだけでなく,野外には巨大なグゥオパァーが目印となるプレゼント配布ブースがあり,こちらも常に長蛇の列ができている。

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こちらはHoYoverseブース公式のコスプレイヤーさん
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 そしてなにより,一般来場者の原神コスプレ率が異常に高い。会場で見かけるコスプレイヤーはほとんど原神というレベルで,視界に入らないことのほうが珍しい。あまりに多いので,イベント2日目の11月18日は,見かけた原神コスプレイヤーを数えてみた。その結果は,ええと……。

 鍾離×7,雷電将軍×5,ディルック×4(通常版,コスチューム版,コラボのウェイター版),ウェンティ×3,刻晴×2(通常版,コスチューム版),タルタリヤ×2,神里綾華×2,神里綾人×2,ナヒーダ×2,ティナリ,ノエル,夜蘭,雲菫,胡桃,蛍,アルベド,早柚,スクロース,行秋,セノ,魈,楓原万葉,エウルア,アンバー,煙緋,ベネット,アルハイゼン,ニィロウ,ガイア,八重神子。
 さらには散兵×2に博士,ヒルチャール,アビスの魔術師(火×2,雷),立本(なんで!?),でもって原石×2(なんで!?!?)。

 合計60人だった。平日の開催日で,土日よりも来場者自体は少ないだろう。そもそも広い会場で筆者が見かけた人に限定し,公式コスプレイヤーはカウントせずに一般来場者だと思われる人を選び,かつ重複しないように気をつけてメモを取って……,という感じなので,本当は,もっとたくさんいただろう。とりあえず,ものすごい熱量なのはお分かりいただけると思う。
 G-STARには何度も足を運んでいるが,ここまで1タイトルのコスプレイヤーを見かけたのは初めてだ。

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