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「Frostpunk 2」,デラックス版予約者限定のβテストが本日開始。新たなゲームシステムを開発者が紹介するディープダイブ映像も公開
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Steamの「Frostpunk 2」ストアページ
2018年にリリースされた前作「Frostpunk」は,極寒の氷河期が襲い文明崩壊した19世紀末の地球を舞台に,プレイヤーは蒸気機関を利用することで生きながらえた一団を率いていく,“ソーシャルサバイバル”と銘打ったシミュレーションゲームだ。
その続編となるFrostpunk 2では,極寒期を切り抜けた人類が石炭や石油資源を発見したことで社会は豊かになったが,巨大化していく町の中に将来利益について意見が異なる派閥(コミュニティ)ができ,新たな火種が煙を上げることになる。
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Machinists(機械家),Foragers(探索者),Workers(労働者),Technoclats(技術革新派),そしてIcebloodsという派閥が,それぞれに対抗しているという設定になっており,ゲーム開始時点では2つの派閥の組み合わせでプレイしていく。Icebloodsの詳細は現時点では不明だが,上半身裸のキャラクターアートも見られることから,氷河期の環境を積極的に受け入れようと試みる人々で構成されていると思われる。
なお,今回のβテストでアンロックされているのは,Machinists対Foragers,Workers対Technoclatsという組み合わせのシナリオのみとなっている。
Frostpunk 2では,建設周りが大きく変化している。前作では建物の1つひとつを建設する必要があったが,ディストリクト(地区)の建設に必要な分だけのスペースをハイライトすることで,自動的にディストリクトが完成していくという。ジェネレータを中心にした放射状の町並みが作られていくのは同じだが,よりオーガニックな都市が作られていく。どの地区をどれだけ作るか,どの地区が隣同士になるかでパラメータが細かく変化し,それによってコミュニティが形成されていく。
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また,前作ではプレイヤーが決定権を持つリーダーとしてゲームを進めていったが,本作では「執事」や「執政官」などの意味を持つ“スチュワード”としてプレイすることになる。
法律の制定などの意見を出し合うのは各コミュニティから選出されたカウンシルのメンバーで,プレイヤーは異なる派閥の取りまとめ役に過ぎない。自分たちのコミュニティの意見が通らないと市政に反発して暴動を起こしたり,ほかのコミュニティといがみ合ったりといった複雑な情勢に発展していく。
それぞれが私利私欲のために行動するという,一筋縄ではいかない社会と向き合うことになる。
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新たに公開されたディープダイブ映像では,ゲームディレクターのヤクブ・ストカルスキ(Yakub Stkalski)氏と,デザインディレクターのルカス・ユスジェック(Łukasz Juszczyk)氏が,前述の新しいゲームシステムについて紹介している。映像の中で「本当に怖いのはネイチャー(自然)ではなく,ヒューマンネイチャー(人間性/人の常)である」と語っているのは,本作における重要な方向性であろう。プレイヤーは,そんな異なる意見のぶつかり合いの中で,都市を存続させていくために奔走するのだ。
なお,Steamストアページでは,7月26日までデラックスエディションが10%オフとなっている。また,PC版はEpic Games Store(リンク)やGoG.com(リンク)でも販売されるほか,Xbox/PC Game Passにも発売日にライブラリ入りすることになっている。
「Frostpunk 2」公式サイト
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- ライター:奥谷海人
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