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AYANEO,300ドル未満の小型ゲームPC「AYANEO AIR Plus」を2022年末以降に発売
AYANEO AIR Plusは,2022年5月に発表となった軽さ重視の小型ゲームPC「AYANEO AIR」のバリエーションモデル的な製品で,Intel製CPU搭載モデルとAMD製CPU搭載モデルを用意する。一方,AYANEO 2 GEEKは,高スペックで高性能路線の「AYANEO 2」から,スペックをやや落とした製品だ。
発表となった製品ラインナップとメーカー想定売価,および発売時期は以下のとおり。
●AYANEO AIR Plus
- Core i3-1215U搭載モデル:299ドル(約4万円),2022年12月28日予定
- Pentium 8505搭載モデル:249ドル(約3万3000円),2022年12月28日予定
- AMD Mendocino搭載モデル:299ドル(約4万円),2023年2月28日予定
●AYANEO 2 GEEK
- Ryzen 7 6800U搭載モデル:799ドル(約10万6000円),2022年11月28日予定
- Ryzen 5 6600U搭載モデル:699ドル(約9万3000円),2022年11月28日予定
AYANEO AIR Plusは,6インチサイズで解像度1920×1080ドットのディスプレイパネル(※有機ELパネルと思われる)を搭載するゲームPCで,Intelの第12世代Coreプロセッサから,「Core i3-1215U」または「Pentium 8505」を採用した2モデルをラインナップする。
スペックからすると性能は期待できないが,300ドルを切る価格に惹かれる人はいるだろう。
それに対して,AYANEO AIR PlusのAMDモデルは,AMDが発表したばかりのエントリーノートPC向けAPU「Mendocino」(メンドシノ,開発コードネーム)を採用する。現行のRadeon RX 6000シリーズと同じRDNA 2世代のGPUを統合しているので,性能面はともかく,リアルタイムレイトレーシングにも対応できるプロセッサだ。
価格は,Core i3-1215U搭載モデルと同じ299ドルであるものの,GPUの仕様からするとゲーム用途にはこちらのほうが適するかもしれない。
AYANEO 2 GEEKは,冒頭で触れたとおりAYANEO 2よりも若干仕様を落とした製品だ。仕様を落としたと言っても,その多くはセンサーやアナログスティックのスイッチ,無線LAN機能(※Wi-Fi 6EがWi-Fi 6に)といった部分ではある。
CPUに,AYANEO 2と同じ8コア16スレッド対応のRyzen 7 6800Uを搭載するモデルと,6コア12スレッド対応のRyzen 5 6600Uを搭載するモデルの2製品がラインナップされている。
AYANEO公式Webサイトの当該ポスト(英語)
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AYA NEO
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