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小型ゲームPC「ONEXPLAYER」に7インチディスプレイ搭載のコンパクトモデルが登場。既存製品から大幅な軽量化を実現
内蔵ストレージ容量が異なる3モデルをラインナップしており,ONE-NETBOOK公式ストアにおける税込の直販価格は,以下のとおり。なお,数量限定の先行予約特典として10%割引価格で買えるキャンペーンも実施している。
- 512GBモデル:通常価格 15万5100円,先行予約価格 13万9590円
- 1TBモデル:通常価格 16万6100円,先行予約価格 14万9490円
- 2TBモデル:通常価格 18万8100円,先行予約価格 16万9290円
既存のONEXPLAYERは,約8.4インチサイズで解像度2560×1600ドットという,小型ゲームPCのなかでもとりわけ大きなディスプレイを搭載するのが特徴だ。ユーザーからは,大画面による高い没入感が評価された一方で,より小型で軽いモデルを求める声も寄せられていたという。そこで新たに開発されたのがONEXPLAYER miniというわけだ。
ONEXPLAYER miniは,ディスプレイを1.4インチ小型化したことで,とくに横幅が小さくなった。また,筐体の外装に用いる素材を変えたり,厚みを減らしたりすることで公称本体重量が,ONEXPLAYERの約820gから,約589gと大幅な軽量化に成功した。実際に手に取って見ると,ONEXPLAYER miniはかなり軽く,長時間持っていても疲れにくくなっていることがはっきりと分かるほどだ。
ONEXPLAYER miniは背面のデザインも変わっており,左右端が厚みのあるグリップ形状になっている。これも持ちやすさの向上に一役買っているようだ。なお,ONEXPLAYERの背面に搭載していた指紋センサーやキックスタンドは,ONEXPLAYER miniでは省略された。
ディスプレイの左右に備えるゲームパッド機能は,ONEXPLAYERとそれほど変わらない。よく見ると,ボタンが少し小さくなってはいるものの,競合製品に比べて大きく,ストロークも深めだ。
なお,ONE-NETBOOKによると,ONEXPLAYERシリーズ専用の設定ソフトウェアを開発中だという。ゲームのランチャー機能だけでなく,アナログスティックのキャリブレーション機能や,個別のゲームに対してプレイするときの解像度などを設定できるようになるとのこと。いまのところ2022年1月〜2月の提供を予定するそうだ。
インタフェース類は,本体奥側にUSB4×1とUSB 3.0 Type-A×1,4極3.5mmミニピン端子×1を,本体手前側にUSB4×1を備える。ONE-NETBOOKによると,本体手前側のUSB4端子と接続して使うドッキングステーションも用意するという。
ONEXPLAYER miniの搭載CPUは,2021年9月に国内発売した「ONEXPLAYER 1S」と同じ,ノートPC向け第11世代Coreプロセッサの上位モデル「Core i7-1195G7」を採用するのが特徴だ。メインメモリ容量は16GBだ。
ONEXPLAYER miniの国内発表に合わせて,テックワンが開催した記者説明会では,ゲーマーのジンジャーさんによるPC版「原神」のデモプレイも披露された。ジンジャーさんによると,ONEXPLAYERとONEXPLAYER miniの違いはほとんどなく,どちらも快適にゲームがプレイできたという。また,ONEXPLAYER miniは,外出するときにも持ち運びやすいのが魅力とのことだ。
このほかにも,テックワンは,ONEXPLAYERのRyzen搭載モデルを国内発売することも発表した。Ryzen 7 5700U搭載モデルとRyzen 7 4800U搭載モデルをラインナップし,税込の直販価格と発売日は以下のとおり。こちらも数量限定で10%の割引販売を行うという。
- Ryzen 7 5700U搭載モデル:通常価格 16万6100円,先行予約価格 14万9490円
- Ryzen 7 4800U搭載モデル:通常価格 15万5100円,先行予約価格 12万9980円
8.4型ディスプレイを搭載した小型ゲーマー向けPC「ONEXPLAYER」の国内予約が始まる。価格は税込13万円台前半から
2021年6月29日,テックワンは,ONE-NETBOOK製ゲーマー向け小型PC「ONEXPLAYER」の予約受付を開始した。約8.4インチサイズのディスプレイ左右にゲームパッド機能を組み込んだ筐体と,ノートPC向け第11世代Coreプロセッサを搭載するのが特徴だ。税込の直販価格は13万1670円からとなっている。
ONE-NETBOOKのONEXPLAYER mini製品情報ページ
ONE-NETBOOKのONEXPLAYER(Ryzen搭載モデル)製品情報ページ
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