企画記事
宇宙人狼「Among Us」お役立ちTIPS24選をお届け。勝利に直結する攻略情報から,意外と知られていない豆知識まで
4Gamerでは先月,基本的なルールを中心にしたプレイガイドをお届けしたが,今回はそこから1歩進んだお役立ちTIPS24選をお届けする。攻略情報はもちろん,実況動画の視聴で役立つ豆知識などもまとめて紹介するので,ぜひ読み進めてほしい。
なお,本記事で紹介する攻略情報は,ほとんどが8人〜10人参加かつインポスター2人ルール時のものとなっている。少人数プレイ時やインポスター3人ルールに対応したものではないことを留意してほしい。
話題の宇宙人狼「Among Us」のプレイガイドをお届け。アクションと議論が融合したカジュアルなゲーム性で国内でも流行の兆し
「Among Us」というタイトルに聞き覚えはあるだろうか。本作は2018年にInnerslothよりリリースされたオンラインの人狼系アクションゲーム。2020年の夏ごろにインフルエンサーが動画配信を始めたことで爆発的な人気を獲得し,国内でも流行の兆しを見せているタイトルだ。本記事ではゲームの解説と基本的なルールをお届けするので,遊んでみたい人はぜひ参考にしてほしい。
宇宙人狼こと「Among Us」,待望の日本語化が発表
昨日オープンした,宇宙人狼こと「Among Us」の公式Twitterアカウントで本日,本作が日本語に対応することが明らかにされた。実装時期については明らかにされていないが,開発元・Innerslothは「working on it!!! hopefully soon」としているので,近いうちにと考えてよさそうだ。
■共通項目(クルー&インポスター)
[01]匿名投票やタスクバー非表示で心理戦がさらに面白く
[02]開幕演出中にこっそりと移動する
[03]インポスターこそコモンタスクの把握が重要
[04]停電時の視野範囲も倍率に応じて変化
[05]窓ガラスやマジックミラーの場所をチェック
[06]監視カメラ使用中は端末が赤く発光
[07]マップごとの監視カメラの観測位置を把握
■クルー陣営
[08]ビジュアルエフェクトでクルー陣営のプレイヤーを確定
[09]意外と知られていない緊急ボタンの活用法
[10]生存者以外もカウントするアドミンを使いこなす
[11]団体行動で殺害されるリスクを低減
[12]同時殺害を防ぐ「レポート仕込み」
[13]死体発見レポートの前にやるべきこと
[14]ローラーでインポスターを確実に追放
[15]クルー陣営は残り人数に応じた追放判断が必須
■インポスター陣営
[16]マップごとのベントの位置とつながりを把握する
[17]緊急ボタンで殺害現場を隠蔽
[18]殺害からのレポートで第一発見者を装う
[19]カメラ監視中のクルーを狙う
[20]停電中は殺害のチャンス。暗闇に乗じて積極的に動く
[21]サボタージュで死体発見を遅らせる
[22]一部サボタージュで緊急ボタンの発動を遅らせる
[23]キルクールタイムが停止する行動を押さえておく
[24]6人状況で2人同時殺害を狙う
共通項目(クルー&インポスター)
匿名投票やタスクバー非表示で心理戦がさらに面白く
11月3日に実施されたアップデートでは,誰が投票したか分からなくする「Anonymous Votes」と,タスクの進行状況を見えなくする「Task Bar Updates」が追加された。Anonymous VotesはOn/Offで切り替えられ,Task Bar UpdatesはAlways(常に表示する),Meeting(追放投票パート時のみ表示),Never(常に表示しない)の3種類から選択できる。
そのほかに,一部のタスクにマークが付いたり,追放投票パートのアイコンにスキンが反映されるといった色覚異常へのサポート対応が施されている。なお,色覚異常へのサポートは今後も継続して行っていく予定とのことだ。
開幕演出中にこっそりと移動する
スタート直後,陣営決定の直前に映し出される演出はクリックや画面タップでスキップできる。さらにこの画面の裏ではすでにコマンド入力の受け付けが開始されており,移動も可能となっている。単独でこっそり動きたい人は活用しよう。
インポスターこそコモンタスクの把握が重要
クルー陣営がこなすべきタスクには,クルー個別に割り当てられるものと,共通のもの(コモンタスク)がある。インポスターでプレイするときは,コモンタスクの把握が重要だ。タスクをこなすフリをするときに,割り振られていないコモンタスクの位置で立ち止まってしまうとインポスターだと疑われてしまうので気を付けたい。例えば,コモンタスクが1つの設定の場合,The Skeldでは「Fix Wiring」か「Swipe Card」のどちらかがコモンタスクになる。
■コモンタスク一覧
Enter Id Code 対応マップ:MIRA HQ |
Swipe Card 対応マップ:The Skeld,Polus |
Insert Keys 対応マップ:Polus |
Scan Boarding Pass 対応マップ:Polus |
停電時の視野範囲も倍率に応じて変化
視野の広さは設定画面倍率を変更できるが,クルー陣営は通常時の視野だけでなく,停電時の視野も倍率に応じて変化する。0.5以下ではかなり視野範囲が狭くなるので,インポスター陣営の勝率が悪い場合,クルー陣営の視野範囲を下げてみよう。
窓ガラスやマジックミラーの場所をチェック
ドアや壁の向こう側は視界が阻まれて確認できないが,一部マップの部屋には窓ガラスが付いており,中を確認できるようになっている。それ以上に覚えておきたいのが,MIRA HQのラボラトリーにあるマジックミラーだ。中から廊下は確認できないが,廊下から中は丸見えなので,殺害するときは細心の注意を払いたい。
監視カメラ使用中は端末が赤く発光
The SkeldとPolusに設置された監視カメラは,誰かが使っていると赤く光る。慣れないうちは,カメラで見られていることに気付かず,うっかり殺害してしまうこともあるので注意しよう。
また,セキュリティで監視しているクルーが1人の場合,インポスターが殺害しに来る可能性も高くなる。仲間のクルーがカメラを見ていることに気付いているのであれば,様子を見に行ってもいいだろう。
マップごとの監視カメラの観測位置を把握
監視カメラは,The SkeldとPolusの2マップに用意されており,The Skeldは4か所同時に,Polusは6か所を切り替えて確認できる。それぞれの監視場所を紹介するので,把握しておこう。
クルー陣営
ビジュアルエフェクトでクルー陣営のプレイヤーを確定
ビジュアルタスクと呼ばれる一部タスクは,他のプレイヤーが演出を確認できるため,クルー陣営のプレイヤーを確定させられる。現在確認されているビジュアルタスクは,「Clear Asteroids」「Empty Garbage」「Prime Shields」「Submit Scan」 の4つ。演出画面も紹介するので確認しておこう。
■ビジュアルタスク一覧
なお,ビジュアルタスクの演出は設定でOffにできるが,Submit Scanは1人ずつしかタスクがこなせず,かつ順番待ちしているプレイヤーには「Waiting for プレイヤー名」と表示される。Submit Scanを所持しているクルーが2人以上いる場合,クルー陣営のプレイヤーを確定できることを覚えておこう。
意外と知られていない緊急ボタンの活用法
おかしな動きをしているプレイヤーを発見した時や,追加で議論をしたいときなどに使用する緊急ボタンだが,それ以外にも有効な使い方がいくつも存在する。地味ながらも役立つ使い方を紹介するので,チェックしておこう。
■スタート直後の緊急ボタン
ゲーム開始時はインポスターのキルクールタイムが設定にかかわらず10カウントとなっているが,緊急ボタンを押すことで設定時間まで引き延ばせる。ただし,緊急ボタンの回数制限が1人につき1回のルールでは,以後使用できなくなってしまうデメリットもあるので注意しよう。■適当なタイミングでの緊急ボタン
クルー陣営でもっとも注意したい負け方は,追放投票パートが起こらずに気が付いたらインポスター陣営と同数になっていることだろう。仲間とはぐれてしまったときや,前回の追放投票パートからある程度時間が経過している場合は,状況確認の意味も込めて緊急ボタンを押す選択をしたい。■待ち時間の長いタスクをスキップ
タスクの中には一定時間待ってから再度操作をしなければいけないものがあるが,待ち時間は追放投票パート中にも進行する。もう少しでタスク勝利できそうだけど待ち時間が長い……という場合は緊急ボタンを使うことでこれをスキップしてしまおう。生存者以外もカウントするアドミンを使いこなす
部屋ごとのプレイヤー数が確認できるアドミンは,生存者だけでなく,死体やベントに潜むインポスターもカウントしている。ベントを使って移動しているインポスターや殺害された死体を発見するのにも活用したい。
また,インポスターによる殺害時はプレイヤー数が一瞬減って,その後死体としてカウントされることも覚えておきたい。アドミンを見ていて,おかしな増減を発見できたら該当する部屋を確認しに行こう。
団体行動で殺害されるリスクを低減
ゲームのルール上,ほかのプレイヤーに目視されている状況での殺害ができない本作では,必然的に団体行動でタスクを消化していくのが有効な戦術となる。とくに残り人数が合計で4人以下(インポスター1人が確定)の場合は,2対2で動いたり,全員が単独行動を取るのに大きな危険を伴うので注意したい。
同時殺害を防ぐ「レポート仕込み」
4人で団体行動をしている状況は安全に思えるが,インポスターが2人混ざっている場合は2人同時に殺害される可能性も少なくない。こんなときはレポートボタンを連打しながら,移動するのが有効だ。インポスターが殺害した時点でレポートが発動するので,2人同時殺害を防げるうえ,その後の追放投票パートでも有益な証言を残せるだろう。
死体発見レポートの前にやるべきこと
死体発見時にレポートするのはクルー陣営にとって当然の動きではあるが,周りの状況を確認してからでも遅くはない。ここでとくに重要なのは死体の数の確認だ。近くで2人が死んでいれば同時殺害が起こったという証拠になり,有益な証言となりやすい。確認も数秒で終わるのでやっておくに越したことはないだろう。
また,停電中の殺害が起きた場合もすぐにレポートを押すのでなく慎重に判断したい。とくに周囲に誰がいるかを確認できていない場合は,周囲を少し歩いて死体の位置とプレイヤーを確認をしてからでも遅くないだろう。
ただ,これはあくまでも一例で,殺害した犯人が見えた場合や,容疑者が絞り込めている場合ならその限りではない。瞬時に判断するのは難しいが,クルー陣営にとって有効だと思えるタイミングでレポートを押そう。
ローラーでインポスターを確実に追放
殺害現場の目撃時など,複数容疑者の中にインポスターが確実にいる,という状況になったときにはローラーを提案したい。ローラーとは,クルーの犠牲を承知のうえで容疑者全員をまとめて追放すること。容疑者が2人の場合,クルー1人の犠牲でインポスター1人を確実に追放できるので,クルー陣営にとって有益に働く作戦となる。
ただし,連続で追放できないルールで遊んでいたり,残り人数が少なかったりするとローラーは実行できない。詳細は,次項のTIPSとなる「残り人数から考えるクルー陣営の追放判断」で記述するため,そちらに目を通してほしい。
クルー陣営は残り人数に応じた追放判断が必須
インポスターを探す追放投票パートでは,クルー陣営が残り人数に応じてあえて追放しない選択を取ることも重要となる。ここでは,インポスター2人ルール時の残り人数ごとの追放判断をまとめるので,参考にしてほしい。なお,ここで記述するものは,緊急ボタンとキルのクールタイムが近い場合に限る。極端にキルクールタイムが長いときは該当しないこともあるので留意してほしい。
■10人から8人
両陣営合計で8人以上が生き残っている状況では,間違えてクルーを追放してしまってもその時点では敗北が確定しないため,リスクは低い。殺害現場の目撃証言などで明確にインポスターが判明している状況であれば,ローラーで対処しておきたい。■7人
1人も追放していない状況で7人生き残っている場合,間違えてクルーを追放してしまうと,その時点で敗北がほぼ確定してしまう。明らかにインポスターが判明している状況でないなら,スキップを選択するのが無難な選択肢だ。なお,それまでにローラーをするなどしてインポスターを追放できている可能性が高い場合,とくに制限はない。■6人or5人
1人も追放していない状況で6人または5人になった場合,インポスターを追放できなかった時点でほぼ敗北となるため,かならず誰かを追放したい。このとき重要となるのは投票先の意見をキチンとまとめること。バラバラに投票してしまうとインポスター陣営が票を合わせてくる可能性が高いため,議論でしっかりと決めたいシーンだ。■4人
インポスターが2人残っている場合はゲームが終了しているので1人は追放できている状況となる。ここでも間違えてクルーを追放するとその時点で敗北が確定してしまうため,残りのタスク状況を考慮に入れて,スキップするか追放するかを慎重に選択したい。■3人
残り3人の状況は直後にタスク勝利できない限り,スキップした時点で敗北が確定してしまう。ここまでの行動や議論を手掛かりにインポスターを探し出し,追放を目指そう。※停電中の死体発見について
停電中に死体発見をすると,追放投票パート後も停電中のままゲームが進行する。この状況では,インポスター陣営がサボタージュを連続で使えないため,キルクールタイムをサボタージュで無理やり稼ぐことができない。緊急ボタンのクールタイムがキルよりも早いルールであれば,7人中2人インポスターが残っている状況でもローラーが可能となるので覚えておこう。
インポスター陣営
マップごとのベントの位置とつながりを把握する
殺害後に身を隠したり,一気に移動できたりと活用すればインポスターの大きな武器となるベント。ここではマップごとのベントの位置とベント同士のつながりを紹介するので把握しておこう。
■The Skeld
■MIRA HQ
■Polus
緊急ボタンで殺害現場を隠蔽
キルクールタイムがリセットされたり,状況を整理されたりと,あまりインポスター陣営に有効に働かない緊急ボタンを死体の隠蔽目的で使うのは悪くない。ただし,前回の追放投票パートからある程度時間が経過していないと不自然に思われる可能性が高いため,タイミングを見計らって実行しよう。
殺害からのレポートで第一発見者を装う
殺害後は現場を離れるのがインポスターの定石ではあるが,即座にレポートを押して死体の第一発見者を装うのも有効な戦術だ。怪しまれる位置になる可能性もあるが,殺害現場から離れるときにクルーとすれ違うといった事故を減らせるので織り交ぜていくといいだろう。
カメラ監視中のクルーを狙う
アクションを起こしたいのに監視カメラが光っていて動けない……そんなときはセキュリティで監視しているクルーを狙うのも面白い。近くにベントが配置されているので,殺害後にうまく活用して,現場から離れよう。
停電中は殺害のチャンス。暗闇に乗じて積極的に動く
クルー陣営の視界を極端に低下させる照明妨害は殺害のチャンスを生み出せる。単独で行動するクルーを殺害したり,単独行動を嫌って,エレクトリカルに集まる集団を狙ったりと,状況を動かすのに最適なので積極的に利用していこう。
サボタージュで死体発見を遅らせる
殺害現場から逃げるために死体発見を遅らせたい……,そんなときは照明妨害や原子炉妨害などを発動させ,クルー陣営の動きを誘導しよう。うまく誘導できれば,時間を稼げるのでアリバイ作りや緊急ボタンで死体隠蔽といった動きも取りやすくなる。簡単で強力なアクションなので活用していこう。
一部サボタージュで緊急ボタンの発動を遅らせる
緊急ボタンは,ドア妨害以外のサボタージュ発動中は実行できなくなる。あと1人殺害すれば勝てる状況で,緊急ボタンを押させたくない場合は,緊急ボタンのクールタイムギリギリでサボタージュを発動し,キルクールタイムを稼ごう。
なお,キルクールタイムは一部アクションを実行すると停止してしまう。次項の「キルクールタイムが停止する行動」にまとめて記述するので,あわせてチェックしておこう。
キルクールタイムが停止する行動を押さえておく
アクションの一部にはキルクールタイムが停止してしまう行動が存在する。該当するものは,「施設の使用中(緊急ボタン,監視カメラ,アドミン,ドアログ,バイタル)」「サボタージュの修理画面」「ベントの使用中」の3種類。1秒でも早く殺害を狙いたいときや,2人同時の殺害をクールタイム明けに狙う場合,これらは失敗につながる原因になるので把握しておこう。
6人状況で2人同時殺害を狙う
6人中2人がインポスターという状況は,2人同時殺害が起きた時点でインポスターの勝利となるため,殺す側にはかなり有利な状況と言える。ただし,意思の疎通ができないインポスターが完璧に同時殺害を実行するのは現実的には不可能であり,クルー陣営がレポートを連打していると,1人殺害の時点で追放投票パートに移行してしまう場合が多い。
しかし,キルクールタイム明けに限れば同時に殺害できるタイミングであり,操作ミスがなければほとんどの場合でインポスターの勝利となる。なお,キルクールタイムが停止する行動をしてしまうと同時殺害は成立しなくなるので注意しておこう。
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(C) Innersloth LLC
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