業界動向
スクエニHDが第1四半期の連結決算を発表。「FF16」の発売によって売上高を伸ばすも,開発費の償却負担や既存タイトルの弱含みにより減益
セグメント別に見ると,デジタルエンタテインメント事業は増収減益であり,同事業のHDゲームはシリーズ最新作「FINAL FANTASY XVI」や,「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター」(関連記事)の発売によって増収となった。
一方で,MMOは減収,スマホ/PCブラウザ向けコンテンツも既存タイトルの弱含みを「ドラゴンクエスト チャンピオンズ」(iOS / Android)で補うには至らず減収に終わった(いずれも前年同期比)。
第1四半期決算の説明会資料(PDFファイル)では,開発費の償却負担が先行したことが,デジタルエンタテインメント事業における減益の理由として挙げられている。
また,前年同期と比べて,アミューズメント事業は既存店の売上高が伸び増収増益,出版事業はデジタルおよび紙媒体の不調により減収減益,ライツ・プロパティ等事業は有力IPに関連するキャラクターグッズの好調により増収増益となったそうだ。
スクウェア・エニックス・ホールディングス
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