ニュース
ルイ16世のロボット軍団と戦うアクションRPG,「Steelrising」の制作が発表
Steam「Steelrising」ストアページ
2019年に海外でリリースされた「Greedfall」が高い評価を得るなど,独自の世界観やグラフィックスにこだわるSpidersだが,同社の新作は,高度なロボット技術が発展していたという架空の18世紀頃が背景となる。恐怖政治を敷くルイ16世が,国民の弾圧を目的に出動させたロボット軍団の狂気を食い止めるため,主人公である護衛ロボットのイージスが,ロボット達の創造者を追跡し,やがてフランス革命を起こしていくという物語が展開する。
トレイラーを見る限り,王のロボット軍団がスチームパンク風のレトロな雰囲気である一方,イージスは,白い外皮に覆われた洗練されたデザインになっているのが確認できる。Spidersのジャン・ルーソー(Jehanne Rousseau)氏によれば,「イージスは,王妃マリーアントワネットを護衛するために作られた最新鋭のロボット」とのことだ。また,同社の過去作品に比べて,アクションにより力を入れたゲームシステムになる予定で,移動と戦闘がスムーズにつながるようなイメージで開発を進めているという。
イージスは,その体内にブレードやライフルなど7種類の武器を内蔵しており,ゲームを進めていく中で,アップグレードしたり新しい属性のものを装着したりできる。現存しないル・グラン・シャトレの要塞など,フランス革命時代のパリの姿を忠実に再現しつつ,路上の移動だけでなく,アパートの壁をよじ登ったり,隠し通路を見つけたりといった探索の面白さも重視しているとのことで,かなり盛りだくさんの内容の作品になりそうだ。
対応機種はPCと次世代コンシューマ機で,発売予定日は発表されていないが,ゲームの内容にこだわるメーカーだけに,プレイできるのはまだ,しばらく先のことになりそうだ。続報に期待したい。
- 関連タイトル:
Steelrising
- この記事のURL:
キーワード
(C)2020 Published by Nacon & developed by Spiders. All rights reserved.