イベント
「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン日本一は福岡ソフトバンクホークス! SMBC e日本シリーズの試合レポートとインタビューをお届け
eBASEBALL プロリーグは,セントラル・リーグとパシフィック・リーグの12球団が実際のプロ野球のようにペナントレースで競い合う,パワプロシリーズのプロリーグだ。PlayStation 4版「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」を競技タイトルに2020年12月5日に開幕した2020シーズンは,セ・リーグは横浜DeNAベイスターズ(以下,DeNA)が,パ・リーグは福岡ソフトバンクホークス(以下,ソフトバンク)が優勝。プレーオフとなる「コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」も両チームが制し,リーグ代表チームとして栄えあるe日本シリーズの舞台に駒を進めた。
実際のプロ野球の2020シーズンに続くようにソフトバンクが日本一となった,e日本シリーズの試合レポートと,試合終了後に行われたインタビューをお届けしよう。
eBASEBALL プロリーグ公式サイト
セ・パ両リーグの優勝チームが激突!
福岡ソフトバンクホークスが2連勝で日本一に
SMBC e日本シリーズは,1試合9イニング制で,両チームの代表選手が3イニングずつを担当するルールを採用。第1試合と第2試合のロースター(出場選手順)は事前に公開され,先に2勝したチームが日本一の栄光を手にする。DeNAはフルメンバーの4名,ソフトバンクの加賀谷選手は体調不良により欠場となり,3名の選手で日本一を決める一戦に挑んだ。
出場チーム
・セ・リーグ代表 横浜DeNAベイスターズ
前シーズンの覇者・巨人を破って日本シリーズへと駒を進めたDeNAは,実績十分の河合祐哉キャプテンと大茂英寿選手,プロ復帰を果たした山本遼太郎選手が手堅いプレイをみせ,スーパールーキーの呼び声高い辻 晴選手選手が新しい風をもたらした。2年前のe日本シリーズで敗れた悔しさを胸に,チーム一丸となって悲願の日本一を狙う。
・パ・リーグ代表 福岡ソフトバンクホークス
ソフトバンクは,圧倒的な打力でチームを引っ張るキャプテン・加賀谷選手の欠場でチーム力が試される。ムードメーカーの原 健四郎選手がチームを盛り上げ,最優秀防御率のタイトルを獲得した大上拓海選手の固い守りと,緻密な戦いが持ち味の平山大輝選手が試合を作る。実際のプロ野球ではソフトバンクが日本一になっているが,eBASEBALLでも頂点を目指す。
■第1試合
試合に先立って,DeNAには球団副社長・木村洋太氏と三浦大輔監督,ソフトバンクには球団取締役・吉武 隆氏とエース・千賀滉大選手から応援メッセージが届けられた。
注目の第1試合は,くじ引きにより先行DeNA,後攻ソフトバンク,DHなしとなり,第2試合以降は先攻後攻とDHありなしが交互に入れ替わる。
●第1試合ロースター
1〜3回 DeNA:辻選手 ソフトバンク:原選手(※)
4〜6回 DeNA:山本選手 ソフトバンク:大上選手
7〜9回 DeNA:河合選手 ソフトバンク:平山選手
※ソフトバンクの加賀谷選手の欠場により変更
第1試合の先発を任されたDeNAの辻選手は,ルーキーイヤーの今季,個人タイトル三冠を獲る大活躍をみせた大型ルーキーだ。クライマックスシリーズでも状態が良かったことから,先制して主導権を握るべくスターターの役目を任された。対するソフトバンク原選手は,加賀谷選出の代役という形ではあるが,気合十分で試合に臨んでいる様子がうかがえる。
オーダーは両チームとも2番に強打者を入れる攻撃型で,注目すべきはソフトバンクの先発投手に選ばれた千賀。調子が好調で,武器である落差の大きい変化球,いわゆる“お化けフォーク”の切れ味がより鋭くなっていることが予想される。
1回の表は,好調の千賀を操る原選手がストレートとフォークを主体に簡単に2アウトを取るも,3番オースティンがセンター前へクリーンヒット。続く4番佐野への6球目で,好調の千賀がまさかの失投でボールがド真ん中に入ってしまう。好球必打,辻選手はこの球を見逃さずにホームランとして2点を先制する。
それから試合が動いたのは,2回裏ソフトバンクの攻撃。2アウトながらランナーを2人を置いてバッターは9番ピッチャーの千賀。相手が投手ということで,辻選手は前進守備を敷くが,強く叩いた打球は外野の間を抜けていく。思わぬ展開で試合は2-2と振り出しに戻った。
3回は両チーム0点で終え,バトンは2番手のDeNA山本選手,ソフトバンク大上選手に渡される。投球術に定評のある2人はお互い譲らず投手戦の様相となるが,6回裏に試合が動いた。
ホークス先頭打者が内野安打で出塁し,続く4番グラシアルの場面でランエンドヒットの形で右方向へ打球を飛ばし,ノーアウト1・3塁のビッグチャンスを作る。山本選手はアウトを1つ取ったものの,次打者の内野ゴロの送球判断をミスしてしまいソフトバンクに1点を献上してしまう。
大上選手はさらに点数を重ね,2アウト2・3塁の場面でバッターはまたもや千賀。このまま千賀を投手として残す選択肢もあったが,攻めの気持ちを優先して代打バレンティンを投入,結果としてはこの作戦が功を奏して代打ホームランとなり,この回一挙5得点。小技と長短打を交えた波状攻撃で,2-7とソフトバンクが大きくリードした。
7回から登場したDeNA河合選手とソフトバンク平山選手のマッチアップは,気合あふれるキャプテン河合選手の猛攻から始まる。先頭打者がヒットで出塁すると,続く5番ロペスはレフトスタンドに突き刺さる2ランホームランを放つ。しかし,平山選手もゆずらずその裏すぐにタイムリーを打ち意地と意地のぶつかり合いに。そして8回表,河合選手の集中力は途切れずソロホームランでスコアを5-8とするも,反撃はここまで。上手い継投で終盤に逆転を許さなかったソフトバンクが勝利し,日本一へ王手を掛けた。
第1試合:ソフトバンク 8-5 DeNA(クラウン)
【バッテリー】
[DB]今永,伊勢(5回),平田(6回),坂本(6回途中),エスコバー(7回)−嶺井,伊藤光
[H]千賀,髙橋純(7回),杉山(7回途中),高橋礼(8回途中),甲斐野(9回)−甲斐
【本塁打】
[DB]佐野(1回2ラン,プレイヤー:辻),ロペス(7回2ラン,プレイヤー:河合),ソト(8回ソロ,プレイヤー:河合)
[H]バレンティン(6回3ラン,プレイヤー:大上)
■第2試合
先攻ソフトバンク,DH制ありで行われた第2試合は,ソフトバンクが第1試合と同じ原選手,DeNAは山本選手が出場した。両チームの先発投手は,ソフトバンクが椎野,DeNAが平良。椎野はシーズン中は中継ぎを任されることが多いが,短期決戦ということもあって小刻みな継投を意識しての起用だ。
●第2試合ロースター
1〜3回 DeNA:山本選手 ソフトバンク:原選手
4〜6回 DeNA:辻選手 ソフトバンク:平山選手
7〜9回 DeNA:大茂選手 ソフトバンク:大上選手(※)
※ソフトバンクの加賀谷選手の欠場により変更
試合は1回表,原選手は2番栗原であわやホームランというセンターオーバーの2塁打を放つと,続く上林でこのランナーを返して1点を先制。上林で盗塁を決めてチャンスを広げるが,後続を打ち取ち取られて追加点とはならなかった。反撃したいDeNAは,3回裏の攻撃でランナー2・3塁でバッターは強打者ソトという絶好機を迎えるも,原選手の巧みな投球術にソトとロペスが抑えられ無得点に終わった。
4回からはソフトバンクは平山選手,DeNAは辻選手が登場し,激しい打撃戦に。まずは辻選手が,4回裏の強打者佐野の場面で,ワンポイントで登板した左の嘉弥真からホームランを放ち1-1の同点にする。すぐさま好調の千賀に投手を代え,絶妙なコーナーへの出し入れを見せる平山選手を相手に,2アウトからの打線爆発でこの回3点を奪取した。
平山選手も負けてはいない。5回表,パットンでナイスピッチを連発してソフトバンク打線を力でねじ伏せに掛かる辻選手に対し真っ向勝負。2アウトから値千金の2ランホームランで同点とすると,グラシアルのホームランなどでさらに2点を追加。一度は逆転を許したソフトバンクだったが,すぐさまリードを奪うことに成功した。
2点のリードをもらって3番手を託されたソフトバンク大上選手は,7回を0点に抑えると,8回には前の試合と同じように代打バレンティンでホームランを放ってDeNAを突き放つ。対するDeNA大茂選手は,強い打球を外野に飛ばすなど見せ場を作るも,点を奪えずに7回,8回を終える。
9回の攻防は,ダメ押し点を取るべくプレッシャーを掛けてくるソフトバンク打線を大茂選手が退け,最後の攻撃に望みをつなぐ。9回裏,大茂選手は先頭打者をヒットで出塁させると,次のバッターも続いてノーアウト1,3塁として反撃の狼煙を上げる。
しかし反撃は叶わず。ソフトバンク大上選手は最後の抑えとしてモイネロをマウンドに送ると,立て続けに3つのアウトを取ってゲームセット。ソフトバンクが3年目にして初のeBASEBALL プロリーグ日本一の栄冠を手にした。
第2試合:DeNA 3-7 ソフトバンク(クラウン)
【バッテリー】
[H]椎野,嘉弥真(4回),千賀(4回途中),杉山(7回),甲斐野(8回途中),モイネロ(9回途中)−甲斐
[DB]平良,パットン(5回),武藤(5回途中),エスコバー(6回),三嶋(7回),三上(9回),坂本(9回途中)−嶺井
【本塁打】
[H]栗原(5回2ラン,プレイヤー:平山),グラシアル(5回2ラン,プレイヤー:平山),バレンティン(8回2ラン,プレイヤー:大上)
[DB]佐野(4回ソロ,プレイヤー:辻)
試合を終え,ソフトバンクの原選手は「(欠場した)加賀谷キャプテンに恩返ししたいとう想いで挑みました。今日の勝利は4人で勝ち取ったものだと思います」と,加賀谷選手のユニフォームを掲げて胸を張った。
2試合で7得点をあげて勝利に貢献した大上選手は「まだ優勝したという実感はないのですが,これから沸いてくるのかなと思います。本当は4人でやりたかったです」とコメント。キャプテン不在のなかチームを引っ張ってきた平山選手は「ソフトバンク代表として3年目の加賀谷キャプテンに恩返しするんだという気持ちで試合に挑み,優勝できました。ありがとうございました」と喜びを語った。
大会最後の表彰式では,2020シーズンの最優秀選手(MVP)の発表も行われ,ソフトバンクの大上選手が選出された。本人はびっくりした様子だったが,レギュラーシーズンと日本シリーズでしっかりと活躍していたことは,多くのファンの知るところだろう。
最優秀選手の選出を受けて,大上選手は「まさか,という感じです。48選手全員がここ(最優秀選手)を目標にしていると思うので,胸を張ってこれからも頑張っていきたいと思います」とコメントした。
個人成績
Best Proleague Player:加賀谷颯太(ソフトバンク)
最優秀選手(MVP):大上拓海(ソフトバンク)
セ・リーグ
首位打者:森 翔真(阪神)
最多本塁打:辻 晴(DeNA)
最多打点:辻 晴(DeNA)
最優秀防御率:辻 晴(DeNA)
最多奪三振:大茂英寿(DeNA)
パ・リーグ
首位打者:加賀谷颯太(ソフトバンク)
最多本塁打:加賀谷颯太(ソフトバンク),加藤誉士典(西武)
最多打点:加賀谷颯太(ソフトバンク)
最優秀防御率:大上拓海(ソフトバンク),高川 悠(オリックス)
最多奪三振:平山大輝(ソフトバンク)
e日本シリーズ出場チームとゲストインタビュー
■応援監督 真中 満氏,解説 森本稀哲氏
──今シーズンを振り返って,率直な感想をお願いします。
eBASEBALLプロリーグ 応援監督 真中 満氏(以下,真中氏):
コロナ禍にあって日程の調整が難しいこともありましたが,こうしてe日本シリーズまで終えられたことは良かったと思います。
プロ野球OB 森本稀哲氏(以下,森本氏):
大変な時期にリーグがスタートしましたが,まずは無事に最後まで終えられことは良かったのかなと思います。解説として1年関わってきて,eBASEBALLはリアルな野球に近いなと感じました。
焦りなどの感情が指に伝わってうまくいかないこともあれば,流れを変えるようなプレーもある。試合の流れから選手の心理が伝わってくるのは,どちらも同じなのかな,と。
──3年間のeBASEBALLにおける競技シーンにおいて,戦い方の変化など感じることがあれば教えてください。
真中氏:
最初から全体的なレベルは高いと思いますが,今年はとくにルーキー,プロに入って1年目の選手が活躍しました。これはまだプロに入っていないプレイヤーにもチャンスがあるのかなと,あらためて感じましたね。
──コロナ渦での開催ということで,大変なことも多かったのではないでしょうか。
森本氏:
会場の選手の雰囲気とかチーム内での声の掛け方など,画面を通してでは伝わりにくい部分を,ファンの方々に感じてもらえなかったのは残念でした。生で見られる感動といいますか。
真中氏:
シンプルに,スタジオにファンが観客としていなかったことに寂しさを感じました。プレイヤーのモチベーションを含めて,例年とは違った大会になったのは間違いないでしょう。
──今シーズンで印象に残った試合を教えてください。
真中氏:
辻 晴選手のデビュー戦ですね。いきなりの活躍を目の当たりにして,すごいルーキーが出てきたなと衝撃を受けました。
森本氏:
千葉ロッテマリーンズの柳 虎士郎選手もそうですが,若い選手がチームの主力選出のフォローに回っている姿が印象的でしたね。
■セ・リーグ代表 横浜DeNAベイスターズ
──本日の試合を振り返って,DeNAとしてはどんな感想を持ちましたか。
DeNA河合選手:
結論からいうと,今日はいつも通りのパフォーマンスができなかった選手の方が多かったです。ホークスの選手は,加賀谷の欠場で結束力が高まっていたとは思うのですが,DeNAとしてはそこはつけ込む隙であったはずです。しかし,終わってみれば2連敗となってしまったので,完敗だったのかなと。
──コロナ渦での大会進行やゲームシステムのバージョンアップもあって,大変なシーズンだったのではないでしょうか。
DeNA河合選手:
これまでは生配信をしながらも観客を入れてやってきましたが,今年は収録かつ無観客ということで,モチベーションを上げていくのが難しかったシーズンだったと思います。
ゲームの仕様については,ストライクからボールになる変化球に当たらないことと,ミート打ちがヒットになりやすくなったことで,ゲームに慣れることも必要不可欠でした。うちのチームではこの仕様にいち早く慣れたのが辻晴で,成績にも反映されましたね。
──ソフトバンク加賀谷選手の対策を練ってきたと思いますが,突然の欠場でそれがマイナスに働いてしまったということはありましたか。
DeNA辻選手:
実はがっつり組み合ってバチバチに戦っていこうと思っていたので,対策が裏目に出たという感じではなかったです。
DeNA大茂選手:
普段から対戦相手が誰かというのではなく,自分の100%のパフォーマンスを出すことを考えてプレイしているので,(加賀谷選手欠場による)マイナスはなかったです。
──真中さんが辻晴選手のデビュー戦が印象的だったと言われていました。辻選手自身,デビューから今日の日本シリーズまでどんなシーズンだったと感じていますか。また,来シーズンに向けた展望も教えてください。
DeNA辻選手:
今シーズンは,チームメイトが「自由にやっていい」と言ってくれて,やりやすい環境でプレイすることができ,それが結果につながったのかなと思っています。来シーズンのことは分かりませんがは,またDeNAの一員になれるとしたら,「日本シリーズは終わっていない」という気持ちで挑みたいと思います。
大茂選手 |
山本選手 |
■優勝チーム 福岡ソフトバンクホークス
──優勝おめでとうございます。まずは率直な感想をお願いします。
ソフトバンク大上選手:
レギュラーシーズンからチームとしては勝ち星を重ねてきましたが,決して楽なシーズンではありませんでした。それでもチームはずっと良い雰囲気で,その結果として今回の成績を残せたのかなと思います。
──楽でなないシーズンというのは?
ソフトバンク大上選手:
不運なエラーなどもあって波に乗り切れず,最後まで優勝争いがもつれてしまいました。そんな中でも大事なところで勝つことができたのは,良かったところです。
──今シーズンは,レギュラーシーズンからクライマックスシリーズまで期間が空いてしまいましたが,その間どんな気持ちでいたのか教えてください。
ソフトバンク原選手:
シーズンが詰まっていたこともあって,まずは休んでリフレッシュし,スケジュールが固まった時点で日本シリーズに向けてコンディションを上がていく形でした。単純に優勝したいと思っていたので,休みの間も高いモチベーションのまま自主練を行うことができました。
──ソフトバンクというチームでリーグを戦い抜いていくなかで,この選手がいて良かったなと感じた選手は誰でしょうか。
ソフトバンク原選手:
(3人で協議したうえで)優勝投手のモイネロ選手です。
ソフトバンク平山選手:
最後にモイネロ選手がいるだけで安心感が大きかったです。大事な場面を任せることもできましたし,仮に打たれたとしてもモイネロ選手が打たれたらならしょうがないと思える選手です。このカーブは簡単には打てないと思いますよ(笑)。
──オープニングでエースの千賀選手からのメッセージが届けられましたが,そのときはどんな気持ちでしたか。
ソフトバンク原選手:
メッセージを見て,気持ちが奮い立つ想いでしたが……ゲーム内でいきなり失投するとは思いませんでした(笑)。いきなりホームランを打たれてこれはまずいぞ,と思った矢先,チャンスで千賀選手が打席に立ち,ここで打って汚名を返上しようと気合を入れました。
──加賀谷選手の突然の欠場で,精神的にも辛いところもあったと思いますが,どんな心境でしたか。
ソフトバンク原選手:
大会の前日に加賀谷選手から体調が悪いという連絡を受けていて,3人ともキャプテンへの恩返しがしたいという気持ちを持っていました。これはまずいぞという方向ではなく,恩返しをする機会が来た,この逆境は自分たちが成長するチャンスだ,と鼓舞してきました。
戦術的には3人それぞれ好みの選手はいるものの,実際に起用する選手がバラけていたこともあってすんなりとまとまった感じですね。
──ソフトバンクという常勝のチームで戦ううえで,プレッシャーを感じることはありましたか。
ソフトバンク平山選手:
選手能力の高い選手が豊富なソフトバンクということで,プレッシャーを感じることはありましたが,そのプレッシャーをポジティブに受け止め,逆に力に変えることができたからこそ結果に結びついたのかなと思います。
──MVPを獲得した大上選手はどんな感想を持ちましたか。
ソフトバンク大上選手:
体調万全の加賀谷選手が出場していたら,MVPは間違いなく加賀谷選手だったと思います。実際,MVPとして自分の名前が告げられるまでまったく予想もしていませんでしたし。
MVPを獲って終わりではありません。これからも引き続き頑張らなければと気が引き締まりました。
──加賀谷選手は皆さんにとってどんな存在だったのでしょうか。
ソフトバンク大上選手:
プレイが素晴らしいだけでなく,キャプテンシーを持った頼れる存在です。
ソフトバンク平山選手:
プレイの面でもそうですが,私生活の面でも支えてもらいました。規則正しい生活の大切さは見習ってます。今日は3人で戦って勝つことができ,良い恩返しができたのかなと思っています。
ソフトバンク原選手:
加賀谷キャプテンは一言で言うと,上司にしたい男ランキング1位です。有言実行で,「何かあったら俺が責任を取るから大丈夫」と前面に出てくれるんですね。そんな上司がいたからこそ,勇気を持って踏み込むことができたし,今日のこの結果につながっていると思います。
オフィシャルスチール
eBASEBALL プロリーグ公式サイト
- 関連タイトル:
eBASEBALLパワフルプロ野球2020
- 関連タイトル:
eBASEBALLパワフルプロ野球2020
- この記事のURL:
キーワード
TM IOC/TOKYO2020/USOC 36USC220506. (C)2020 IOC. All Rights Reserved.
一般社団法人日本野球機構承認 (C)2019 SAMURAI JAPAN 日本プロ野球名球会公認
日本プロ野球OBクラブ公認 プロ野球フランチャイズ球場公認 データ提供:共同通信デジタル
(C)Konami Digital Entertainment
TM IOC/TOKYO2020/USOC 36USC220506. (C)2020 IOC. All Rights Reserved.
一般社団法人日本野球機構承認 (C)2019 SAMURAI JAPAN 日本プロ野球名球会公認
日本プロ野球OBクラブ公認 プロ野球フランチャイズ球場公認 データ提供:共同通信デジタル
(C)Konami Digital Entertainment